ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

初心者の言うことは1ミリもアテにならない #770

time 2015/10/19


 

長女の6歳記念に、恒例のディズニーランドに連れていってあげた。生後3ヶ月頃から通っていたディズニー経験は、既に15回を超えるため、既にベテランの風格が漂っている。

今回も実に楽しそうだった。去年が『エルサ』だったので、今年は『アナ』仕様。性格的にはアナに似ている。大雑把で明るく、裏表がない。寝相もひどい。

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今回、年長になり身長が伸びたことで、少し乗れるアトラクションも増えたのが嬉しかった。コーヒーカップやメリーゴーランドは勿論のこと、スターウォーズを模した『スターツアーズ』など、ちょっと上級者向けの乗り物にも身長制限に引っかからずに乗ることが出来た。

そしてなんと、あのスプラッシュマウンテンの身長制限すらqualifyしたのだ。さすがにスペースマウンテンやビッグサンダーマウンテンは無理だったが、ちょっと穏やかなスプラッシュマウンテンなら年長さんの身長で行けるとのこと。これは行くしかない。

先に長女のお友達とそのお父さんが並んでいてくれていたので、途中から合流しようと思ってスプラッシュマウンテンの入り口まで到着したときに、長女の脚が止まった。

『これ、むりだよ。やだ。』

どうやら、入り口から見えるスプラッシュマウンテンのハイライト、フォールの瞬間が目に入ったご様子。急にチキり始めた。それまで『のるー!のるー!』と言っていたくせに、ぐずぐずし始め、動きも鈍くなり、顔は澱み始めた。

『おちたらこわい。』

『濡れたらやだ。』

『のりたいっていったけど、ほんとはのりたくない。』

など、言い訳がどんどん出てくる。

お友達のお父さんに並んでもらっていた手前もあり、引き返すわけにはいかない。僕は『あの落ちるやつは大人だけ!子どもは関係ないよ!』とか、『途中から大人用と子ども用に分かれて、子ども用はまっすぐどんぶらこっこするだけだよ!』とか、『これ乗れたらまたおねえちゃんになれるから!』とか、『これ乗ったらアイス買ってあげるから!』とか、『これ乗れたらお菓子もつけてあげるから!』とか、とにかくあの手この手で優しいウソを含めつつ長女を説得した。

『ほ、ほんと?』と聞き返す長女の目には、猜疑の光が宿っていた。全く信用されていないようであった。アナのはずなのに、エルサを騙したハンス王子のような目になっていた。

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悪戦苦闘、所要20分の説得が功を奏し、アイスとお菓子と『絶対に乗り物は下に落ちないし濡れない』ということを約束させられた末、長女をスプラッシュマウンテンの列に並ばせることに成功した。

と思ったら並んでる間に真っ暗な洞窟内でギャン泣きし、そこからさらに30分ほどはお友達の前で泣き続ける地獄の時間を過ごすハメになった。

ともあれ、近くに並んでいた女子校生の協力もあり、なんとか長女をスプラッシュマウンテンに乗せることに成功した。僕は首が座ったばかりの次女を抱えていたため、いざ乗る段になって、リタイヤせざるを得なかった。

『だましやがったなー!』と顔に書いてあった長女の目を見ないように、僕はそそくさと出口まで逃げていった。

 

15分ほど待つと、お友達とそのお父さん、そして一人ぼっちで乗せられて憤怒やる方ないはずの長女が、乗り物に乗って戻ってきた。

長女は僕の姿を発見すると、開口一番こう言った。

『ぜんぜんこわくなかったー!!!』

僕は思った。『ほらな。』と。

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スプラッシュマウンテンから戻り、ママと合流したあとの長女は、それはそれはドヤ顔で武勇伝を語っていた。いかに自分がブレイブハートな持ち主なのか。いかにスプラッシュマウンテンが恐るるに足らない存在なのか。いかに元々怖がっておらず、今も怖さなど全く感じていないか。

あれだけぐずぐず言っていたのもどこ吹く風。完全にドヤりまくっていた。顔も完全にそのモード。

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僕は再度思った。

『ほらな。』と。

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あなたがもし何らかの分野で中級者、上級者以上の地位にいるならば、『初心者の言うことは1ミリもアテにならない。』という不文律が存在することは、なんとなく想像がつくことと思う。

そう、初心者が何を言おうと、基本的には信用することは全くしなくて良い。

なぜならば、彼らは何も分かっていないからだ。

自分がどこにいるかも、どこを目指すべきかも、今どれぐらい出来るのかも、これからどれぐらい出来るようになるのかも、初心者というのは厄介なほど何も知らない。5歳児の世界は、35歳児の世界の1/10にも満たない。完全な人生の初心者であり(当たり前か。)、ゆえに何を言ったとしても、大体の場合は中上級者であるこちらが正しい。

僕は今回、長女の言うことを全く信用しなかった。怖い怖い言っててもどうせ怖くないって最終的には言うだろうし、泣いてたくせに笑顔で出てくるだろうし、楽しかったー!と言うのは目に見えている。

だから無理矢理、ウソをついてまで乗せた。結果は思っていた通りだった。あんな楽勝なことは他にない、と言わんばかりの長女を見て、人の可能性というのはつくづく面白いと感じた。

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ちなみに、逆もまた然りとなっているので要注意。あなたがその道の初心者の場合、あなたが思っていること、やっていること、考えていることは大体間違っている。それは大いに矯正の余地のあるものだ。

だから、中上級者から言われたことと自分の意見がバッティングした場合は、前者を迷わず取ろう。初心者である自分の意見の正しさなんて、ヤムチャが天下一武道会で優勝する確率と同じぐらい頼りない。

自分がその道において中上級者なのか、はたまた初心者なのか。そういうことをきちんと分けて考え、それぞれに適した態度で臨める人は、成長が早いと個人的には思う。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。