ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

6歳になる前日に長女が口にした悩み #771

time 2015/10/20


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生まれてきてくれてありがとう。

起きてから何度かこのセリフを口にした日、長女が6歳になった。生まれたときは他のどの赤ちゃんもそうであるように顔がぶちゃむくれで、ちょっと将来を心配してしまった6年前の秋。

あれから6年経ち、長女はどこに出しても恥ずかしくない良い娘に成長してくれた。ありがとう。本当にありがとう。うちを選んでくれてありがとう。

***

さて、それはそれとしてその前日。寝る前にちょっと爆笑してしまった話を一つ。ベッドに入って『明日に迫った誕生日』を楽しみに寝ようとしていた生後5年と364日の長女が、突如一つ大きなため息をついた。

『はぁ〜あ〜』

 

『・・・どうしたの?』僕は聞いた。

 

『ないよね〜』

長女は言った。

???

なんだか趣のある言葉の運びだ。5歳を最後にやるじゃないか。僕は興味津々になってさらに突っ込んで聞いた。

 

『何がないの?』

 

『ないよね〜。』

長女はもう一度言った。何がないのだろう。

 

『だから何がないのさ。』僕はもう一度聞いた。もうそろそろ聞きたくてたまらない。5歳364日の頭の中を知りたい。

 

長女はおもむろに答えた。

『このかお、6さいでこのかおってないよねー。』

予想外の答えを前に、僕は危なく笑いそうになったが、なんとか堪えた。子どもが言う突飛なことを笑うと、子どもは真剣なゆえにたまに怒ったりする。

『ど、どんな顔だったらいいの?』と僕は恐る恐る聞いた。

そしたら長女、答えた。

 

 

 

 

 

『だってさー、6さいになったらもうちょっとちゃんとしたかおになってるとおもってたのにー。』

 

 

 

 

 

僕は耐えきれず、ぶわははは!と爆笑した。ちゃんとした顔ってどんな顔やねん!

***

子どものなかでは大人以上に年齢に関するヒエラルキーがあるらしく、5歳と6歳とでは、そりゃもう天地ほどの開きがあるらしい。同様に5歳と4歳、4歳と3歳、3歳と2歳、以下同文・・・というように、1つ歳を経るごとに、ぐっと『お兄さん』、『お姉さん』に近づくことができるんだとか。

特に、年長さんという、ゆうても幼稚園という閉鎖空間に身を置く5歳と、小学生という新たな世界に踏み出す6歳とでは、子供たちのなかて大きな大きな差があるようだ。

にも関わらず、6歳を明日に控えて、未だ5歳の頃の自分と大して変わらない幼い顔の自分を振り返り、いい加減6歳になるのに、この顔では6歳として振る舞えない!と思ったらしい。面白過ぎる。

***

考えてみれば、『医学部に合格する』ということは、学部に入学した瞬間に医者なるということではなく、むしろ『これから医者目指して頑張りなさい』という通過儀礼である。

極真空手で『初段=黒帯』を獲得するということは、それは『初段の実力がある』ということではなく、どちらかというと『黒帯あげるから、初段としての力をつけるようにこれから頑張りなさい』という入り口の証明に他ならない。

公認会計士や税理士も資格取得以外に実務経験を要するし、教員免許を取ってもすぐに教壇に立つことは許されない。

みんなみんな、だんだんそれらしくなっていくのである。

6歳もそう。いきなり6歳の顔になるわけではない。6歳らしい顔になるわけではない。過去5年間の総量を上回るぐらいのカロリーを使いながら全力で遊び、学び、ケンカしたりしているうちに、だんだんと6歳児っぽい顔になっていくのだ。

だから僕は長女にいった。

『焦らなくていいんだよ。』

そのあと、やはり思い出し笑いをしてしまった。

長女は少し怒っていた。誕生日おめでとう。ちゃんとした顔じゃなくていいし、世界一可愛いよ。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。