ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

既婚FPから見た、奥さん方へ3つのお願い(代読) #789

time 2015/11/08


 

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※旦那:サラリーマン 奥さん:専業主婦もしくはパートもしくは時短勤務 子ども:0〜3人程度 を想定したエントリです。

僕は仕事柄、年間数百の家庭や家計を診る立場にある。

普通のサラリーマンの人が何千万、何億、人によっては何百億という単位のビジネスを扱う一方で、僕は自分が使う数千円、数万円と同じ単位の額の話を、お客さんとしている。

このあたりの感覚は医師と同じなのだと思うけれど、累計数千にも及ぶ家庭、家計を見ていると、その一つ一つの個別具体の解決策とはまた別に、「良い匂い」、「悪い匂い」みたいなものを嗅ぎ取ることが出来るようになってきた。

「症例」がその「匂い」を嗅ぎ取れるほど積み上がってきた成果なのだと思う。その「匂い」について、少し触れてみたい。

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「匂いの善し悪し」とはすなわち、「このままだとこの家の家計はヤバそうだな。」とか、「この家はまぁ安泰だな。」といった感覚のことだ。たぶん、そう外れていないと思う。

で、それを踏まえた上で、今日は既婚FPの立場から見た、「奥さん方へのお願いしたいことシリーズ」について書いてみる。イクメンだ、ツマノミクスだと、最近の論説を見ていると、奥さん重視、奥さん優位、奥さん保護の視点の話がとても多い。

日本の経済界が男を中心に回ってきた過去を鑑みれば、それは一時期のムーブメントとしては仕方のないことなのかもしれない。でも僕は、カラダの機能が違う以上、対等ではあっても完全な平等などあり得ないと思う。男性に子どもは産めず、女性に男性ほどの筋力はない。

なので、陳腐な言葉で言えば適材適所が良い。引っ越し屋さんを女性がやっても、ちょっと荷が勝ち過ぎる気がするし、カウンセラーみたいな仕事は共感力の高い女性の方がはるかに優位だと思う。長時間労働は男の方が向いているし、同時多方面業務は女性の方が向いている。

というわけで、女性重視、女性優位、女性保護の視点の話はそれはそれとして、最近虐げられ気味な旦那諸氏のためにちょっとだけ勇気を出して、家計の処方箋となる(かもしれない)考え方について、奥様方にいくつかのお願いをしたい。

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奥さん方へのお願いその1:家における旦那の無能さに片目をつぶってやってほしい。

皆さんの旦那は、誤解を恐れずに言えば、「人材」ならぬ「人罪」ではないだろうか。

▼皿を洗ってとお願いしたら汚れがこびりついてる。もしくは家庭内平均事故率の10倍の確率で皿を割る。

▼子どもが寝るか寝ないかの瀬戸際にタイミング悪く帰ってくる。寝かけた子どもの目を全開にする。

▼「子どもを見てて」、とお願いしたら、テレビを見ている。

▼共感してほしい、会話のプロセスを楽しみたいのに、ロジックを基にコンクルージョンファーストを求めてくる。

▼無駄としか思えない趣味に意味の分からない巨額を投じる。

まさに「無能」の2文字で片付けられるほど、奥さん諸氏との能力差は激しいのではないだろうか。「あんた、そんんなんでよく外で仕事できるわね?」と思わざるを得ないほど、能力が低い。

でも、これについては、旦那、というより男の典型的な習性の一つを、是非知っておいてほしい。ヤツら(僕ら)は、家に帰ると自動的に「スイッチオフ」になるのだ。

見たことないだろうか?皿を洗っている旦那の目を。死んだ魚のような虚ろな目になってやしないだろうか。片付けを命じたときの旦那は、糸の切れたマリオネットのような緩慢な動きになってやしないだろうか。旦那の会社は1を聞いて10を知る人材を採用しようとしているのに、旦那そのものは10を聞いて1すら理解しないのではないだろうか。

それもこれも、ヤツらのスイッチがオフになっていることが原因だ。平たく言うと、スイッチオフによって能力の不足ではなく、やる気の不足が発生し、結果的に最悪のパフォーマンスを生み出している。心配せずとも、外ではそれなりに優秀な人間だから、今の生活を維持できているということを付け加えておきたい。しかし家では、カロリーではなくスイッチがオフになってしまっている。

スイッチがオフになっているテレビの音量をいじったり、チャンネルを回そうとしても、意味はない。まずはスイッチをオンにすることが求められる。同様に、旦那の家事育児スイッチをオンにするのが、取り急ぎ皆さんの役目となる。

子どもが2人いる家庭の場合は、カラダだけ大きい子どもがもう1人いるものだと思ってほしい。家族構成は「旦那、奥さん、子ども2人」ではなく、「奥さん、子ども3人」だ。デカい方の子どもは極めて無能だが、それはやる気の問題と捉え、片目をつぶってあげてほしい。

 

 

奥さん方へのお願いその2:子どもの教育費もいいが、旦那に教育費をかけてやってほしい。

多くの人が、「終身雇用と年功序列システムが崩壊した」ということについては知っている。しかしまた多くの人が、「終身雇用と年功序列システムが崩壊した結果、個々人がしなければならなくなったこと」についてはよく理解出来ていないし、アクションにも移せていないと感じている。

少し乱暴に使用前使用後を分けると、「採用した人材を育成する」というシステムから、「育成された人材を採用する」方向へチェンジしつつある、もしくはしたと見るのが妥当だ。他の会社へ行く可能性の高い人間に教育を施す必要性はないし、人材市場が流動化しつつあるので即戦力を雇う方が時間を買うことが出来る。

ということで、これからは企業風に言えば「セルフR&D(自分で研究開発投資)」が出来る、自分で自分を教育できる人間じゃないと厳しい時代になっていく。勿論、退職を余儀なくされるところまで追い込まれるかというと、それは分からない。しかし、競争相手が世界中の人間になっていくなかで、下りエスカレーターにそのまま立ってるだけの人は、いつか地下に引きずり込まれていく。

で、その「セルフR&D」に必要なのは時間とお金なの。R&Dをサボった企業が数年以内に朽ちていくように、セルフR&Dをサボった個人も、そこまで急激にではなくともだんだんと底なし沼に沈んでいく。

ぶっちゃけ、子どもの教育費を多少減らしたところで、大して未来に影響はない。4つやってる習い事を3つにしたとしても、野山を駆け巡って大きくなった子と学力は変わらなかったりする。また、子どもへの教育費が結果となって現れるのは、およそ30年後だ。投じた額の1割が結果につながっていれば良い方で、大半の塾も習い事も、終わってみれば無駄に終わる。

が、旦那に対して投じる教育費は、5年から10年以内に家族の生活を変える。なのに、セミナーや研修、本代まで小遣いから出していたのでは、投資と消費を混同しすぎだと指摘せざるを得ない。勿論、結果責任は問うてよし。

何も留学させろとか、起業させろというわけじゃない。資格取得とか、そんなのでもオーケー。旦那が勉強するクセをつければ、子どもは勝手に勉強するようになる。それだけでも、塾にいくつも通わせるほどの効果があると僕は思う。

子どもに投じる教育費は、いつくるか分からない遠い未来を変える。旦那に投じる教育費は、10年以内の近い未来を変える。繰り返すけれど、投資と消費を同じ土俵、同じ根拠、同じ額で考えてはいけない。ただし!教育費は現物支給とすること。酒タバコギャンブルに使うだけの旦那もいるので、おこづかい枠を増やすだけはとても危ない。

 

 

奥さん方へのお願いその3:夢に現実味を持たせてやってほしい。

ヤツらは、自分の思い入れがあることに関しては、夢を語るのが得意である。それはもう壮大で社会的正義も満たしており、素晴らしいアイデアであるように思える。

が、悲しいかな、ヤツらは実現可能性をほとんど考えていない。「俺、世界を平和にしたいんだよね。」とわりとマジな顔で言い出す。そして突然仕事を辞めたり、回収見込みの少ない巨額を、よく分からない分野に使ったりする。

身の丈に合わないマンションを買って「俺の城」と呼んでみたり、手の込んだ車をことあるごとに乗り換えてみたり、それらならまだしも全く実用性のないガンダムプラモデルやキン肉マンフィギュアに小遣いの何ヶ月分ものお金を投じたりする。

要するにカーナビで言えば、目的地の入力ボタンは目を血走らせながら必死に押すくせに、その所要時間やコース、料金などについては、前述の「秘技・スイッチオフ」が発動し、見事に思考停止に陥るのだ。目的地だけ入力してあとは気絶してるドライバーみたいなものである。ぶっ飛ばしたくなる気持ちはよく分かる。

夢見心地なナンバー1に対して、謹厳実直、ときに諌めるナンバー2が組織に必要なように、目標に対するバンザイアタックを防ぐためには、奥さんたちの協力、助言、管理、モチベーティングが不可欠である。

 

そこんとこよろしく頼んます。旦那代読。奥さん方、いつもありがとうございます。

書いててどんだけ旦那陣、無能なんだと思ったが、これがほぼ確信してる事実。僕だけ?

いいえ、誰でも。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。