ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

必殺ワザを出すタイミングの話 #795

time 2015/11/14


 

皆さんは、「必殺ワザ」というと、どんなイメージがあるだろうか?

僕は「必殺ワザ」が大好きだ。一撃で勝負が決まる「必殺ワザ」は、漫画でもゲームでも本当に気持ちいい。

ドラゴンボールで言えば「かめはめ波」、幽々白書で言えば「霊丸」、スラムダンクで言えば「スラムダンク」(?)、ダイの大冒険で言えば「アバンストラッシュ」、

キン肉マンで言えば「キン肉バスター」や「キン肉ドライバー」、聖闘士星矢で言えば「ペガサス流星拳」、ストⅡで言えば「波動拳」や「昇龍拳」など、漫画ゲーム少年だった僕は、他の多くの友人たちがそうであったように、必殺ワザにハマった。少しマニアックな友人は、「チャリオッツ!」とか「ザ・ワールド!」と叫んでいた。(ジョジョ参照)

そりゃもう風呂で何百回もかめはめ波の練習はしたし、弟に対してアバンストラッシュは何回も打ったし、友だちにキン肉バスターをカマそうとして何回も失敗していた。キン肉ドライバーは死人が出ると思ってさすがにやらなかった。

人間には本来、「必殺ワザ」なるものは打てない。気功波も打てないし空も飛べない。急に戦闘力が10倍になるわけでもない。日常の延長線上に、次なる日常が転がっている。だから、「必殺ワザ」への憧れは、子どもの頃は特に強いのではないだろうか。

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今、三段、そして五段を目指している囲碁に関して言うと、囲碁には厳密には「必殺ワザ」なるものが存在しない。お互いが何の変哲もない石を、交互に打ち合う、シンプルな競技だからだ。「必殺ワザ」を使うと持ち時間が倍に伸びたり、一度に打てる石が3つになったり、相手の思考が止まったり、ということはない。

けれど「必殺ワザ」好きな僕としては、自分のなかで囲碁に関しても「必殺ワザもどき」に認定している技がいくつかある。

 

先日、師匠に対してそれを放ったときのこと。案の定うまくいなされ、ボコボコにされてしまった。師匠からはこう言われた。

「良い手なんですけど、今じゃありません。戦い始めたばっかりでまだまだ万全な相手の「秘孔」をすぐに突こうとして突き指したケンシロウみたいなものです。」

謎が解けた金田一少年のように全てが「分かったぁ!」という感覚になったのを覚えている。確かに、ケンシロウは戦い始めてすぐに秘孔を突くようなことはしない。相手が強くなればなるほど地味な肉弾戦を最初に繰り広げ相手の体力を削り、中盤以降は興奮してきて「ほぁぁぁぁ!」とか叫び始め、終盤が差し迫ったところで秘孔を突く。

相手がまだ何のダメージも受けてないのに秘孔を突こうとしたら、ラオウクラスには余裕で防がれて、「お前は既に突き指している」とか言われちゃって、何とも締まりのない漫画になること請け合いだ。ケンシロウはそのへんをよく分かっているから、ザコキャラ相手以外では、絶対に最初から秘孔を突こうとしない。

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空手でも、「変化蹴り」なる、上段蹴りの変化バージョンがあって、これが決まるとチョー気持ちいい!のだけれど、これを序盤で繰り出しまくるヤツというのは、大体弱い。

序盤は下段や中段の蹴りを放ち、突きで相手を十分に牽制して、最後の勝負所で変化蹴りを放つとうまく決まるのが変化蹴りだ。

僕自身も覚えたての頃はもう一発目から変化蹴りを出しまくっていた。弱い相手だとそれでも当たるのだけれど、中上級者以上の相手になると、もう当たらない。変化蹴りはモーションが大きいがゆえにいきなり出すとカスリもしないし、体力の消耗も激しい。

ケンシロウは「必殺ワザ」の出しどころをよく分かっていて、僕はそれを全然分かっていなかった。

「必殺ワザ」とは、それ単体で「必殺」の威力はあるが当たらなければ全く意味はなく、「必殺」のタイミングで繰り出すから「必殺ワザ」になるのだ。

波動拳や昇龍拳のようなゲームでの「必殺ワザ」は出し放題だけれど、実際の世界ではよくよくタイミングを考える必要がある。

そういえば「キレる」というのは交渉事における「必殺ワザ」の一つと言えなくもないが、以前しょっぱなからキレてくる相手とぶち当たり、あーコイツは終わっとる、と思ったものだった。怖いからめっちゃ譲歩したけど。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

 

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。