(問題)

この写真に、人間と馬はそれぞれ何人、何頭ずつ写っているでしょうか?

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A)人間:3人、馬:2頭

B)人間:5人、馬:4頭


 
 
 
 
 
 
答えは、
 

B)人間:5人、馬:4頭

 
が正解。
 
 
 
 
少しこの写真の時計を進めたものがこちら。
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人があと2人、馬があと2頭がすぐ後ろに続いており、きちんと写っている。しかし、1枚目の写真においては、コードネーム「ベイマックス」と呼ばれる巨漢諜報員の漢の後ろに完全に隠れてしまっている。
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器の大きな人間にとっては、一見すると大きな問題が目の前に立ちはだかったとしても、それは一瞬で極小化される。大きく見えたその問題が、「大したことのない問題」になるか、あるいは、「問題?なにそれ?」と認識すらされなくなるのだ。
僕の席の後ろには業界の重鎮とも言える化け物が2人ほど座っていて、僕はたまに彼らに相談させてもらう。大体の話の流れはこうなる。
僕:「あの、◯◯なお客さんなんですけど、競合が激しくて困ってるんです。」
化物①:「競合?なにそれ?競合なんかしたことないよ、俺。」
よくよく事実関係を確認して詳細にヒアリングすると、その化物①はやはり僕らと同様に、競合からしっかりと攻撃されている。しかし不思議なことに、本人はそれを競合と全く思っておらず、道ばたの小石程度にしか考えていないのだ。
小石なので多少つまづいたとしても蹴飛ばすかつまんで投げれば良いだけの話のようで、競合を大岩や絶壁と考える僕たち平民とはエラい違いだ。
 
別の化物に相談した場合も、こんな感じ。
僕:「まだ自分には◯◯と◯◯と◯◯と◯◯が足りないと思うんですがどうでしょうか?」
化物②:「違うよ?か、く、ご。覚悟が全て。お前の言ってるのはオマケに過ぎない。か、く、ご。」
僕にとっては◯◯も◯◯も◯◯も大変に大きな問題に思える。だから悩んでいる。しかし、化物②にとっては僕が真剣に悩むどの問題も問題以下の存在にしか見えないらしい。
大きな人間の前では、どんな問題も小さくなる。
***
改めて1枚目の写真に戻ってほしい。
コードネーム「ベイマックス」の後ろには、確かに2人の人間と2頭の馬が、その存在が全く消えてしまったかのように隠れている。「ベイマックス」がいかに大きな漢かが、よく分かる写真だ。乗ってる馬も、心無しか疲労困憊に見えるし小さく見える。
一方、「ベイマックス」の斜め後ろに控えるモヤシ体型のカウボーイのカラダは、何も覆ってはいない。馬は当然のごとく巨大に見えるし、後ろの木の枝の1本1本まではっきり見て取れることができる。
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そういえばこんなことがあった。
3.11が起きた直後のこと、電車もバスも当然のことながらダイヤが乱れまくっていた。コンビニやスーパーでの買い物にしろ、電気の使用にしろ、皆が皆、自分に出来る少しずつの我慢をしていた頃だった。
ある日、電話口で怒鳴っているサラリーマンを見た。そのリーマンは、やたら怒っていた。
「ダイヤが変更になって、本数減らしたんだろ?でも乗ってる人数は減ってないよね?だったら電車賃もその分を按分して引き下げするのが当然でしょーが!!!」
その頃は、電車も節電を心がけている頃で、本数を減らして運行していた。確かに理屈通り、本数が減ったのであれば、初乗り運賃含め利便性の低下に合わせて運賃の引き下げがあっても良かったのかもしれない。理屈上は彼の言っていることは全くもって、正しかった。
でも僕は思った。
「今言う問題かいな?」
***
電車賃が引き下げになれば、確かに1回あたり数円ぐらい得するのかもしれない。そしてそれは理屈上は正しいことなのかもしれない。
しかし普通の人間の誰もが恐らくは分かっている通り、その指摘はその時にすべきではなかったし、する意味もほとんどないように思えた。もし引き下げが敢行されたとして、1回あたり数円を誰が喜ぶのだろう?(塵も積もるけどね。)
が、そのリーマンにとっては全力で鉄道会社を責め立てるほど大きな問題だったようだ。
僕には、というか周りの人間も含めて、「小さな人間が、本来は小さい問題を大きくしている」ようにしか見えなかった。
足を不注意でコツンと蹴られただけで人に絡むリーマンもそうだし、子どもの声がうるさいと怒る高齢者もそうだし、ちょっと子どもが小突かれたぐらいで学校に殴り込む親もそう。
小さい人間は、問題を必要以上に大きくする。
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ちなみに全然関係ないんだけど、
「ヘルメットは、頭にかぶるものではなく、頭の上に乗せるもの」という概念を体現している人間を初めて見た。
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また、昼間はフィジカルも器も小さい漢だと思われたもやし体型のカウボーイは、午後9時以降はとても大きい漢になっていた。
小さなペン先を無制限に受け入れるその器は、僕のスカウターが彼の戦闘力を全くもって正確に測りきれていないことを示唆していた。
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午後9時以降限定で器の大きな漢のアルカイックスマイルは、とても包容力に満ちあふれていた。
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※以上の写真はイメージ例であって、個人の名誉、尊厳その他を傷つけるものではありません。また、個人が特定されることがないよう、細心の注意を払って解像度を落とした写真を使用しております。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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