失った過去のカバー方法 #805


 

「我が社の選考基準には、学歴は関係ありません。」と言っている企業が最近増えている。

皆さんは、この戯れ言をどれだけ信じているのだろうか?僕は全く信じていない。未だに学歴社会だろうと思っている。

勿論、少なくない例外はある。良い大学を出たからといって優秀とは限らないし、微妙な大学出身だったり高卒だからといって優秀ではないとは限らない。

しかし、膨大な学生のなかから選ぶ人事の人間の身になってみれば分かる通り、ある程度の確率で優秀な人間を採る、となると、やはりそこは何かしらの基準で線引きをしなければならず、畢竟一番お手軽な手段として、学歴でその線引きがなされることは、なんら不思議ではない。

しかも、いまだに医者や一部の企業のように、学閥のようなくだらないものが跋扈している世界もある。学歴は学歴。ある人は少なからず得するし、ない人は少なからず損する。

僕は親の方針で、恥ずかしくない学歴だけは得ることが出来た。こんなアホなのに。親には本当に感謝している。あって困らないものは、やはりあった方がよい。

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昔、友人が言っていてなるほどな、と思ったことがある。

その友人は、端から見れば十分な学歴を持っているのだけれど、彼の望むレベルの学歴だったかというと、そうではなかった。受験に少し失敗し、セカンドチョイスを選んだ結果、一選抜級の学歴ではなくなった。

そして彼の世界では、その学歴の欠落(と言っても、十分に十分なのだけれど)が、その後のキャリアに大きな影響を及ぼす可能性もあるということだった。

彼は言った。

「えるしってるか。失った学歴を覆す方法を知ってるか?」

僕は当然、「知らない。」と答えた。彼は続けて言った。

「東大大学院に入ることだよ。」

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それまで全然知らなかったのだけれど、「東大に入る」より、「東大大学院に入る」ことの方が、はるかに簡単なのだそうだ。どっちも入ったことないから知らないけど、経験者によるとそういうことらしい。しかし世間は、「東大ですらヤバいのに、東大の大学院か。超やべぇな。」という目で見てくれる。

これは大きなアドバンテージのようだ。友人は、「正直、誰でも入れる。」と言っていた。本当なら目指してみようかしら。

海外に目を向けてみると、スタンフォードやハーバードでは、1週間程度で取得できる、NSC(たぶんNo Such Curriculumの略)だったかみたいな名前のプログラムがあるらしい。

これはハーバードに行って1週間ぐらい意味の分からない英語を浴びてれば良いらしく、これを以て履歴書には「Harvard NSC取得」とか書けるんだって。それまでの学歴が中卒や高卒であっても、それを補ってあまりあるブランディングが出来る。

学歴の穴埋め方法には、どうやら色々あるようだ。

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このブログも、「800日以上毎日更新してます。」と言っている。はてさて、800日本当に毎日更新しているかというと、うっかりしている日もある。1週間ぐらいうっかりしている日もある。全くやる気が出ない日は結構ある。

それでも、後から穴埋めをすることによって、結果的に800日以上の毎日更新「風」に仕上がっている。通ってきた道に開いてしまった穴は、後からいくらでもふさぐことができる。

振り返って後から語るときには完璧な舗装道路に見えた道も、実際はよく見てみると穴ボコだらけだったりするのが人生。しかし学歴もブログも、恐らくは人生において経験するどんなことも、ダメならダメでそのときは放置したり諦めたりしても、きっと大丈夫。

後からいくらでも、埋めてごまかすことは出来る。過度な完璧主義は疲れるだけ。

だったら、とりあえず先に進んじゃってから、後で見えないように穴埋めしちゃえばオーケー。

ちなみにこのエントリも、穴埋めのためのエントリです。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!