マッチョの祭典に行ってきた #807


 

トライアスロン仲間が1人とパパ友が1人、ベストボディジャパン(通称BBJ)なる大会に出ている。そのパパ友はなんとBBJで5位になったこともあるらしく、今期の締めの大会があるというので応援にいってきた。

今回はNPCJという大会で、最後まで何の略か分からなかった。

有楽町の会場入り口には、マチョメンが好きそうなプロテインがズラリ。

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今までこの手の会場に足を運んだことがなかったが、一歩足を踏み入れた瞬間、異様な空気が漂っているのを感じた。「筋肉至上主義」、「マッスル原理主義」とも呼ぶべきこの空気感。

普段僕は、「色白かつ細身かつネガティブかつ体重58kg未満の男」はこの世から消し去るべきだと信じて疑わない人間なのだけれど、この会場の空気は「体脂肪10%以上、ベンチプレス100kg以下、腹筋がシックスパック以外の人間お断り」といった感じだった。僕自身がこの会場内の生物の最下層に位置していたことは間違いない。

会場に入ると、早速パパ友が出場していた。どの人って言うと後で怒られるのでここでは言わない。どの人も恐ろしいほどに鍛え上げたボディをしていて、おもわず自分自身に嫌悪感を抱くほどだった。

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子どもたちが「70ばんがんばれー!!!」と黄色い声援を送るなか、僕から見ても素敵なボリュームの筋肉で会場を圧倒している。間違いなく並んでいる中では一番だと思った。

が、なんとパパ友は決勝にすら残ることが出来なかった。BBJにおける全国5位がである。「仕上がりが甘い」と事前に聞いてはいたけれど、素人目には全くそのようには見えなかった。

でも決勝に残れなかったところを見ると、その仕上がりの甘さというのは、プロの目から見て落選させるに十分な程度だったのだろうと思う。

どの分野においても、素人の視点とプロの視点とは、全くもって異なる。

間違いなく優勝じゃね?と思っていた我々素人陣の目利きは、全然ピントがズレていたようだ。

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「胸板が厚い人は信用できる。」と言ったのは、武田真治さんだっただろうか。

確かに、どの人も例外なく、自分と向き合い、苛烈な食事コントロールを行い、煩悩を断ち、不断の努力を貫いてカラダを仕上げてきていたであろうことが想像できた。

どんなに素晴らしいノウハウや技術を持っていたとしても、カラダづくりだけは一朝一夕にはいかない。何年も継続してきた途方もない努力だけが、彼らのカラダを支えている。

採用するならマチョメンを。そう断言しても無問題と思えるほどに、彼らのセルフマネジメント能力が高いことは各自が証明していた。

帰り際、奥さんに、「ああいうのやめてね。家にいたら気持ち悪いから。」と機先を制されたが、あれから僕は毎日筋トレしている。やはりこのカラダではダメだ。囲碁五段になる前に、腹が五段になってしまう。

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人は、誰かものすごい遠くのものすごい人との出逢いで、「この人みたいになりたい!」とやる気を出すことがある。しかし僕の経験上、それは「夢」や「憧れ」として目指すだけであって、現実的な目標足り得ない。どれだけ離れているかもよく分からないし、どうやったらそこにたどり着けるかもイマイチピンとこないからだ。

一方、自分的に「近い」と思ってる人が、何やらスゴいことを成し遂げると、焦る。本気で焦る。「夢」とか「憧れ」といったポジティブな感情というよりは、本当にそのまんまの言葉だけど、「焦る」。

「なんで同期のアイツが・・・」、「俺より後にテニス始めたのに・・・」、「こないだまでイマイチだと思ってたのに・・・」。

こういうときに、人は「夢」や「憧れ」を持つ以上のスイッチが入ることが多い。このスイッチは現実的な努力を本人に強いる点で、夢想的なモチベーションよりもはるかに優れていると僕は思っている。

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てなわけで、パパ友を見習って痩せることにしました。何回も言ってるけど今度こそ。パパ友があのカラダで、僕がこのカラダでは、早晩、僕の家族の女どもは全員、あちら側に抱きつきにいくことになる。それは嫌だ。

直近にとあるプレゼンの機会があるので、それまでに痩せることにする。

目標82kg。体脂肪18%。(今86kg、21%ぐらい。結構あるの。)

2ヶ月で4kg太ってしまったので、それを戻すことにする。

詳細な戦略はこれから立てる。けど、僕は大体やる気になったことは完遂してきたので、今回も問題ないと踏んでいる。

痩せたら褒めてください。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!