「昔は良かった・・・」という人に一言言いたい #825


 

人間、ちょっと気を抜くと、「昔は良かった・・・」と言いがち。

僕級に弱い人間になると、よくそんなことを考えてしまったりする。時間は不可逆なものなので、失ったものは確かに取戻せない。青春も二度と来ないし、子ども時代に戻ることも出来ない。出た腹はなかなか元に戻らない。先日

そういえば僕の黄金期は、あまりに早く来すぎた。

「ドッジボールの神様」と小学校2〜4年生の間だけ言われていた。他の子の運動能力が僕に追いついてからは、二度と神と呼ばれることはなかった。以来、凡人路線をひた走ったまま、35歳の今に至る。

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過ぎてしまった過去に拘泥する気持ちは、誰にでもある。

が、最近気づいた。

 

いやいやいや、ほとんどあるやん!

ちょこっと動けば取戻せるやん!

結構すぐそこにあるやん!

 

過去ってものは、大体が過度に美化されている傾向にある。そして、昔存在しなかったものは、今は結構ある。

昔はなかったインターネットがある。科学技術も20年前とじゃ比べ物にならないし、交通手段は発達してる。

旅先で出逢った人には、「さようなら。恐らく二度と会えないね。」と言って別れるしかなかったのに、今や「Hey!man!」とか言ってSNSでつながれば、以後切れない関係が創れる。

昔よりははるかに今の方が起業もしやすいし稼ぎやすい。昔の起業家は、「起業するかしないか」ではなく、「起業するしかなかった」という人が結構多い。

ごはんははるかに旨い。僕の記憶だとファストフートはマックしかなくて、バーガーキングやモスが出来たときは衝撃だった。ディズニーランドは昔は特別なものだったけれど、今はすぐに行ける。

おふくろの味が恋しいなら実家に帰れば良い。海外も国内も、旅行に関しては僕が子どもの頃の何倍も行きやすくなっている。

家族の絆?近所の人とのコミュニティ?そんなの恋しがるだけクソッタレで、いつでも構築する環境がある。そうしたいと言ってるだけで、大体の人は具体的な行動に出ていないだけだ。

昔は貴重だったものが今は溢れているせいでありがたみが分からないというのであれば、ディズニーであれば回数を制限すればいいし、ごはんであればたまに断食すればいい。

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本当の本当に昔はあったのに今はなくなってしまったものと言えば、

▼髪の毛

▼若さ、肌の張り

▼ガチの氷屋さん、街の駄菓子屋さん

▼じいちゃんばあちゃん(人によっては両親)

▼ファミコンとスーパーファミコンの新作

▼面白い少年ジャンプ(今はくだらない)

▼百済、新羅、高句麗(略して「百済ない」)

ぐらいしかない。(実際は髪は植えればいいし、若さや張りはマイケルジャクソンを見習えばなんとかなる。)

取り返しがつかないものは、意外なほど少ない。そして大抵のことは、昔より今の方が手に入りやすい。

だったら、じいちゃんばあちゃんや百済は諦める必要があるけど、その他に関しては何とかすればいいじゃんね。

過去への憧れって、正直なんなんだろうか。過去の失ったものを思い浮かべて満たされるよりも、未来に手に入るものを思い浮かべて満たされた方が、明らかに健康な気がする。

「昔」は、実はたぶんそんなに良くない。

たぶん、「今」の方が良い。

「未来」は、たぶん今よりずっと良い。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!