ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

リーダーの条件(羅王版) #827

time 2015/12/16


 

昔、大学に入って「美容室」というものを覚えたての頃に、そこで髪を切ってくれてたお姉さんに、当時ピチピチの19歳だった僕は言ったことがあった。

「将来、リーダーになりたいんですよ。」

そのお姉さんは言った。

「・・・そう、リーダーになって何がしたいの?」

僕は答えた。

「なんかこう、バーってやりたいですよね。ビルの最上階の明かりの点いてない役員室から下界を見下ろしたりして、『始末しろ』とか言って気に食わないヤツを始末する命令したりして、カッコいいじゃないですか!」

お姉さんは鼻で笑いながら「わざわざ大変なことやりたいのね・・」と小声で言った。

僕は思った。

「リーダーって人に命令出来るんだからラクなんじゃないの?この人何言ってんだろ?」

そこから約15年経って、当時の僕が相当にトンチンカンなことを言っていたということと、当時のお姉さんのセリフが実に的を得ていたということに気づいた。

***

トンチンカンだった頃の僕は、リーダーたるものはこうである!という理想像を持っていた。それは、

・頭の回転が速い

・話すのが上手い

・知識が豊富

・ロジカルである

・コンサル経験がある

・学歴が高い

・MBAを持っている

・英語がしゃべれる

・戦略を持っている

・ビルの最上階の暗い役員会議室にいて、いつも「始末しろ」とか言ってる

 

でも、どうも最近「コイツはホンマモンのリーダーやな」と誰もが認める人にババババーっと会う機会が多くて、彼らの最大公約数を求めてみると、ちょいと違うのではないかと思うようになった。いや、違うというのはだいぶ前から分かっていたのだが、それをこうであるべき!と確信するに至ったというべきであろうか。

***

僕がたどり着いた結論はこうだ。

①「骨を拾う人」ではなく、「骨になる人」

仲間に命令して散らせる人がではなく、仲間のために散ることが出来る人がリーダーである、そう感じる出来事が、最近複数回あった。

勿論、組織を率いる以上本当に散ってしまってはマズいのだけれど、散る必要があれば散ることを厭わないというか、自分がいなくなった後を継ぐ者を信じられる潔さみたいなものがリーダーにはある。

吉田松陰も、高杉晋作も、西郷隆盛も、坂本龍馬も、みんなそうだった。

 

②火中の栗どころか、「渦中の栗」を拾う人

これ触ったらヤバいなぁ、と誰もが思うものは、誰も触らない。別にJALに稲盛さんが手を入れたとかそういうデカい話だけじゃない。例えば仲間が泥酔の末漏らしたう◯こを、他の人間が逡巡するなか、真っ先に片付けるヤツがいたとしたら、ソイツは間違いなくリーダーとして認められると思う。

 

③適度にバカで、頭自体はそれほど良くなく、結構テキトー、だがアツい

僕の友人の元上司は、上記の条件を100%満たす人だったらしい。実務能力はほぼゼロ。何度言っても事務作業が出来ない。しかし、いつも「お前何のために生きてんの?」、「お前は今死んで後悔ないの?」、「お前なんなの?それでいいの?」と、禅問答のような問いを投げかけてきて、追いつめてくる。

何度聞かれてもその質問に答えきれない友人は、自分の人生を本気で考えていないことに気づき、自ら変わる決意をしたってのが最近の話。

 

④メッシように守備をしないヤツではなく、滅私の気概で守備に奔走するヤツ

メッシは守備をしない。攻撃専門だからだ。しかし真のリーダーは、勿論攻撃をしないと勝てないのでそれを重大任務としつつ、必要とあればスタミナ全開で相手を追いかけ、自陣のゴール前まで戻って守備もする。その姿にメンバーは心を打たれる。

「疲れるから」とか「チカラの配分が」といった言い訳をリーダーはしない。昔、AKBの高橋みなみが「ステージ上で酸欠になって倒れるとか、『バカじゃないの?ペース配分したら?』と思う人もいるかもしれないけれど、ペース配分なんか考えずに全力疾走するのがAKBなんです!」と言っていて、超カッコいいと思った。同じAKBとして自分が恥ずかしくなった。

 

⑤敵が多い

リーダーになるには、敵が今の100倍から10000倍になることを覚悟しないといけないということが分かった。リーダーになるということは、主義主張信念を明確にするということ。そしてそれに反対する勢力が否が応にも浮かび上がってくる。

勿論、話し合いで解決したり相互理解が出来れば素晴らしい。でも、最終的にそこにたどり着くにしても、「敵をブッッ殺す!」という気合いがないと、その段階にすら行けない。その前に負けるからだ。

 

⑥いつもおんなじことばっかり言ってる

郷ひろみは「億千万、億千万」しか言わない。ソフトバンクの孫さんはしばらくは「アローラ、アローラ」しか言わないだろうし、ユニクロの柳井さんは「10兆円、10兆円」しか言わないだろう。

ウチの会社でも、この人ハンパないと思う人に限って、いつもおんなじことばっかり言ってる。一部の外資系企業では、候補者の言っていることが本当かどうか確かめるために、同じ答えを必要とする質問をあらゆる角度からするそうだ。

そうしたプロセスを経ても同じことを言い続けられる人間は、芯や信念があるということになる。

 

⑦戦略ではなく、「なんか分からんけど湧き出てくる志」を持っている

ロジカルシンキングは大事だと思う。トヨタ式に、「なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?」と5回繰り返しながら思考や現象の真因を突き止めていくことは、とても重要だ。しかし、目標や夢に関してリーダーに「なぜそう思うんですか?」と問うても、

「だって仕方ないだろ!そうしたいんだから!(or そうしなきゃヤバいんだから!)分かるだろ?な?な?」

という、小学生3年生がおもちゃ欲しがるレベルの答えが返ってくる。語彙力は無いに等しい。だが、伝わる。戦略もない、戦術もない。何にもない。しかし、その一言に全てがある。そんな言葉を、リーダーは発することができる。

 

以上が、僕が最近たどり着いた、リーダーの条件だ。

頭の回転も知識も英語もMBAも要らなかった。。。

意見とか心当たりある人挙手!

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。