ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

家系図をつくることにしました #830

time 2015/12/19


 

先日、母方の祖母の17回忌があった。

生き方に幸不幸があるとするならば、死に方にも幸不幸が間違いなくあると僕は思っていて、祖母のそれは、とても幸せなものだったのだろうと勝手に想像している。

祖母は、僕が大学1年生の時に亡くなった。その1週間前まで、祖母は娘2人(僕のおかんと叔母さん)とパリに旅行に行っていた。多少の疲れはあったものの元気にパリで暴れていたらしく、帰ってきて「あら、ちょっと体調悪いわ。」と行って病院に行ったら、そのまま昏睡になり目が覚めなかった。

死期というものは、もしかしたら結構な確率で決まっているのかもしれない。だけど、娘2人と念願のパリ旅行に行って、母娘3人で楽しい旅行をした後に、病気だの介護だのに苦しむことなく、また誰かを苦しませることなく去っていった祖母は、きっと幸せな死に方をしたのではないかと思う。

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その祖母の17回忌。いつも通りのメンツと、いつも通りじゃないメンツが一堂に会した。僕が会うのすら初めてな方が数人いて、いわゆる「何をしゃべって良いか分からない。」という状態になったことは、皆さんが経験してるの同じだ。

法事の間は、皆静かにしていた。しかし大淑女たち(おかん、叔母、おかんのいとこetc.平均年齢60歳以上)は、会食になった途端、爆裂トークを炸裂させていた。グータンヌーボのメンツが30ほど歳を取っただけで、ずーっとしゃべりまくっていた。

いや、それはたぶん正しい表現ではない。グータンヌーボでは、女優さんたちはきちんと相手の話を聞き、それに対して適切な返答をしている。相手の言ったことにかぶせず、一つ一つの発言が視聴者にちゃんと届くようにしている。さすがだ。

しかし大淑女たちは、全員が同時にしゃべっている。端から見ると異様な光景なのだが、しかし全員が全員、きちんと全員の発言を聞いている。しかしそれにまともに答えず、自分の好きなことをまたしゃべる。

ゴールデングラブ賞級の守備範囲がないと拾えないほどのマシンガントークノック。大淑女たちは、肺で呼吸することなく、おそらくはエラ呼吸をしながら、息継ぐ暇もないほどしゃべりまっている。

僕は早々に耳を閉じた。よくそんなに意味のないことをしゃべりまくれるなと思うほど、中身のない話がほとんどだった。大半は、最低100回は聞いている、僕らが子どもの頃にいかに手のかかる子どもだったかって話だった。

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がしかし、「あの人は中将でね。」という言葉が聞こえてきた瞬間、僕の耳はバっと開いた。

ランチームのトップが「元帥」というコードネームで、僕の階級が「中佐」である。軍の階級には普通の人より詳しい自信がある。

話を聞くところによると、どうやら、身内に海軍中将がいたらしい。数世代前に、確かに存在したらしい。

ネットで検索したら「少将」として出てきた。なぜ一階級インフレしていたのかはさておき、確かにあの時代に将官だった人が先祖にいてもおかしくない。

俄然興味の出た僕は、大淑女たちに系譜を聞いて回った。これまた全員が同時にしゃべるので大変だったが、どうやらどの世代のどの人の関係性を見ても、奇跡としか思えないような軌跡が、これまた奇跡的なタイミングを以てつながっていた。

そしてその系譜の一番最後に、うちの娘2人と、いとこの子ども2人がいた。この4人が存在することすら奇跡なのに、その上の世代にもさらに奇跡が重なっていた。

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よく言われる通り、10代前には、1024人の先祖がいる。その10代前となると、100万を超える。そのそれぞれがほんの1日、いや1時間、おそらく1分でもズレた行動をしていたら、僕はこの世にいないし、奥さんにも出逢ってないし、娘たちも当然いない。

奇跡。まさに奇跡。奇跡を何乗しても奇跡としか呼べないが。奇跡的なほどの奇跡の連続。

つかの間、「永遠のゼロ」のように過去に幽体離脱していた僕は、なぜか家系図をつくることに決めた。創らなきゃ!突然そう思った。

あと何年、この大淑女たちがこの世にいてくれるか分からない。過去に何人もがそうであったように、少しずつ少しずつ、過去を知る人が、系譜を語れる人が、この世からいなくなってしまう。そしてネットがいくら発達しても、過去を生きた情報とともに振り返ることは出来ない。

奇跡の奇跡たる所以のほんの一部でも、残しておかねばならない。

今まで家系というものに、恥ずかしながら興味を持てなかった自分ではあるけれども、系譜の終着点にいる娘2人乃人生を預かる責任者として、今年の年末年始でそのへんをまとめてみたいと思う。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。