ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

なっていい「いい人」と、なっちゃいけない「いい人」 #853

time 2016/01/11


 

先日の師匠のメルマガで、「『いい人』であることは信頼関係を築く上で大事だが、『都合のいい人』になるのはダメだ。」みたいな主旨のエントリがあった。

確かに我らが保険業界でも、お客様に対する仕事である以上、「いい人」であることは売れる人の絶対条件とされている。損得勘定が顔に出たり、志が微塵もないような人は、やはりやっていけない。

一方で、「都合のいい人」もまた、不思議なことに売れていない。お客さまに期待値以上のサービスをするのは営業パーソンとして大事なことではあるのだけれど、しかしお客さまに対してそのサービスの分を課金できず、ほんとにサービスを「サービス」としてゼロ円課金で売ってしまっている人が、結構いる。

「お客さま本位」を、「お客さまの都合のいい人になること」と同義として捉えてしまっている人も、少なからずいるように思う。そんなのはいずれこちらが耐えられなくなって破綻し、お客さま側にも「なんだよ、無料でやってくれるんじゃなかったのかよ。」と勘違いさせてしまう。双方にとって健全ではない。

ほんとにごくたまに、「羅王さんすごい人だから、設計してよ。それで地元の代理店で入るからさ。」みたいなことをさらりと人がいて、そういう人にはきちんと、「あなたの頭は腐ってますね。」と言ってあげなければいけない。「都合の良い人」を探している人で、信義なり志がきちっとしている人は見たことがない。

悪気がなくて社会常識がない人か、社会上常識はあるが悪気もあってそう言ってる人なのかは定かではないが、いずれにしても付き合う価値はない人だということだけは間違いない。

***

さて、話変わって思い出したことが一つ。

今は酒を飲まない僕だけれど(ドクターストップではない。)、学生時代の頃は周りの人間と同様、イッキのみやらビンダビンダをしていた。

ビンダビンダとは、ビール瓶をそのままイッキすること。通常は750mlの大瓶を1本イッキ、調子が良ければその後続けて2本目も。勿論その後すぐにリバース。

飲んだ量の8割を吐くとか、いかに吐けるかが男の器だとか、よく分からないことを金科玉条にしていた時代だった。

大学生なので、当然「コール」なるものを使って飲んでいた。今のようにしっぽりと、なんていう記憶は一度もない。コールのない飲み会なんて考えられなかった。

当時の名前でも、「アフリカイッキ」とか、「モンゴルイッキ」とか、「橋本聖子」だとか、よく分からない名前が通名として使われていて、それを皆がきちんとどういうものであるかを認識していたのは、今思えばとても不思議だった。

僕がターゲットと思われるコールをけしかけられて、それを「お前の方が飲んでないだろ。お前飲ませてるだけだろ。」と思わせるヤツに振るのは、実はそんなに難しいことではなかった。

営業にも反射神経は必要だが、飲み会にも反射神経は必要だ。僕は結構反射神経が良い方だった。勿論その前に沢山飲んでいた。

***

が、ボクサーが「見えないパンチ」を避けられないように、僕も「見えないコール」を避けることは出来なかった。

「コールを仕掛けるぞ、仕掛けるぞ」という雰囲気にはなんとか対応出来ても、全くそういう雰囲気のないところからいつの間にか外堀を埋められていたことが何度かあり、そういうときはアリ地獄にハマった。

「そういえば羅王さんて、良い男ですよね〜。テニスも上手いし、面倒見も良いし。」

ある後輩がしみじみと言った。

おお、やっと分かってきたか。とちょっと思った。

「ですよね。ほんと良い男ですよね〜。」

他の後輩も口々に口にした。やや不自然な展開ではあったものの、人は批判からは耳を閉じ、賞讃に対しては心開くもの。僕は、後輩達がやっと世の真実に気づいたかと、満足げな表情を浮かべていたと思う。

しかし、ここからは明らかに不自然さを増していった。

「いや〜!いい男ですわ!」

「ほんと!ほんと!いい男です!」

これは怪しいと思ったが、滅多に褒められない僕はもう少しだけ聞いていたいという願望に勝てなかった。そしてそのときには、もう逃げ道を失っていった。

 

突然コールに変化する。

 

「いい男!いい男!いいおとこ!

ほんとはどうでもいい男!

ブサイクゴーゴー、ゴー、ブサイク!ブサイクゴーゴー、ゴー、ブサイク!」

 

 

あまりの出来の良さ、下準備の素晴らしさに、飲みながら吐いてしまった。

そんなことを15年ぶりぐらいに思い出した師匠のメルマガ。

「いい人」にはなろう。しかし、「都合の良い人」、「どうでもいい人」にはならない。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。