イレギュラーがレギュラー化する社会 #865


 

お客さんと話していると、こういう展開になることがある。

「月の収支を見てみましょう。」

「かくかくしかじかで毎月◯万円貯められますね。

・・・

・・・

あ、でも先月は結婚式があったんだった。

その前は車が壊れたんだった。

その前はタバコをケースで買ったんだった。

その前は、その前は、その前は・・・。」

想像が付く通り、結局のところ「毎月なんか予想外の出費がある」のであり、それはもはや常態化していた。家計管理の上では、これらのイレギュラーはもはやレギュラーな出費として捉えた方が良さそうだという事例がよく発生する。

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他社に勤務する友人が雇っていたテレアポのおばちゃまが、初日から遅刻した。理由は、たまたま車に追突されたからだった。

次の日も遅刻し、それは息子さんがたまたま仮免中に事故を起こしたからだというものだった。

その次の日は欠勤となり、理由はたまたま電車の中で具合が悪くなったからというものだった。

その次の日はまた遅刻となり、理由はたまたまご両親の調子が悪いからということだった。

その次の日はまた欠勤となり、今後はたまたま親戚の調子が悪いからということだった。

本当に全部起きてしまってたとしたら、それは本当に御愁傷様ですとしか言い様が無い。しかし、雇う側として見た場合、これほどまでにイレギュラーがレギュラー化する人は、ちょっとキツい。

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「異常気象」という言葉は、それが本当にたまにしか起きないから異常と呼べる。

で、最近は異常気象がしょっちゅう起きている。それはもはや、異常気象ではなく、通常気象、当たり前の天候と捉えた方が良い。

やたら暑かったりやたら寒かったりするのが繰り返すのは、もう日本が気温や湿度の激しいアップダウンを伴う気候帯に突入したということの証だと思う。

中国が本当に上手いと思うのは、「異常」な軍備拡張や不法占拠を頻繁にしかけることで、異常な状態を正常にみせかける術に長けていること。

漁船(?)が海上自衛隊の船にぶつかった例の事件ではあんなに注目を浴びたのに、最近は「またか(ため息)」といった形で日本国民のほとんどがならされている。

 

 

という結論のない話。

人生はイレギュラーとレギュラーの繰り返しである。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!