ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ベッキー問題は別にどうでもいいが、SMAP問題に関しては一言言いたい #869

time 2016/01/27


 

by-wlodek-428549_1280

最近の芸能界を揺るがした「2大スキャンダル」について思うところを。

まず、ベッキーVSゲスの極み乙女。については、ゲスの極み乙女座。の僕から見た場合、どうでも良い話。ベッキーどんまい。恋愛を知らずに(?たぶん・・)芸能界で飼われてきたツケを、たまたま最低ゲス野郎な「相方」を媒介に払わされて「両成敗」になった。

ほんとどんまい。またテレビを明るくしてほしい。てかそんなに話題にするほど大した話に思えない。僕にとってはシリア情勢やIS絡みの話の方がずっと大事だ。こじはるがそういうことになったらテレビにかじりついてでも見るが、どうも彼女は純粋な小悪魔なので、そんなことはしないらしい。いい子だ。

***

んで、一方のSMAP問題。

SMAPの産みの親に等しいメリー喜多川副社長と、SMAPの育ての親である飯島マネージャーが対立し、その下で中居くんを始めとする離反派4人と、巨大芸能事務所の権力に屈したキムタクが対立したという、「SMAP」ということを除けば日本のどの組織にもありそうな問題。

「メリー氏はサイテーだ!」とか、「芸能界の闇!」とか、「キムタクの裏切り!」とか「やっぱりSMAP愛してる!」などといった怒号と悲鳴と哀願が飛び交っているが、僕は意外と「サイテー」と辛辣批評されている関係者の気持ちや行動原理がわからないでもない気がしている。

今回のキムタクの造反に対する造反は僕もサイテーだと思うが、嫁である工藤静香からのいわゆる「嫁ブロック」(=「ツマノミクス(※)」のなかのいち概念だと僕は定義している。)があったと思えば、仕方ないのかなとは思う。日本男児はすぐ嫁を言い訳に使うが、なんのことはない、キムタクもその端くれだったということだ。

※「ツマノミクス」=こづかい制、住宅ローン、イクメン要求などの各種制限状況下における日本男児の成長戦略を描くための考え方。

飯島マネージャーの行動原理は非常によく分かる。産んだ子どもの子育てを放棄したくせに、いつまでもいつまでも血縁ばかりにこだわって現実を見ようとしない経営陣に対する不信がもともとあっただろうし、あろうことか週刊誌に対して「不満があるならやめろ」とまで言うような上司には付いていけない。実績も十分あるし、やめることは至極必然だったろうと思う。

育ての親である飯島マネージャーに付いていこうとした中居くんたち4人の心情も、わかるわかるわかるわかるうぅぅぅぅ!!!産んだだけの親と、育ての親のどちらに恩義を感じるかといえば、そりゃ育ての親だろうに。土壇場で裏切ったキムタクは許せないに違いない。

最後に、「サイテー中のサイテー」なメリー氏。彼女は本当にサイテーだが、ただ、ちょっとだけ気持ちは分かる。

もし自分の子が僕とのケンカの後に、「羅王家にはおせわになりました。(ただの恫喝と挑発だったとはいえ)出てけと言われたので、これからは田中さんちの子どもとして生きていきます。さようなら。」なんてことを言い放ったら、僕だってキレるかもしれない。「育てたのは誰だと思ってる!」ぐらいのことは言うかもしれない。「二度と戻ってくるな!」とも言うかもしれない。

芸能界に限らず、山田さんちの子が加藤さんちに移籍するのも、ヤクザが組を移ることも、トヨタの人間がホンダに転職することも、メッシがバルサからレアルに移籍することも、簡単なことではない。

たぶん、日本中で今一番叩かれているのはこのメリー氏だろうと思う。ほとんどの人が、「あり得ない!」、「狂ってる!」、「シンジラレナ〜イ!」と叫んでいる。確かに行動原理として、理解しがたいことばかりしている。

僕もああいうのは老害だとしか思わない。さっさといなくなってほしい。

が、僕はここで言いたい。

老いとはある種、そういうものなのかもしれないよ。てことはみんなにああなる可能性があるのかもよ。全否定してる人たち、危ないよ。

***

先日乗ったタクシーでは、おじいちゃんに近い年齢の人が運転していた。そのおじいちゃん運転手さんは、乗った時からいまいち応対の反応が鈍かった。

で、なんと横断歩道を渡ってる人にぶつかった。時速1kmぐらいでぶつかったから何も起きなかったのだけれど、「あぁ、ぶつかっちゃった。。」と焦るでもなく、その後ぶつかられた人に平謝りしていた。危なかった。

先日レストランでミーティングをしていたら、となりのおじいさんが食べ終わった後にものすごいぴちゃぴちゃ音をさせながら爪楊枝を口に入れてお掃除していた。

極めて不愉快な音をずっとさせてるおじいさんを横目に見ながら、なぜこうまで周りに配慮がないんだろうとムカムカしたが、絡まれても困るのでほっといた。

そういえばうちの亡くなったじいちゃんは、よく飲食店の店員さんに怒りながら絡んでいた。孫としてはとても恥ずかしかったが、本人は至って正論を吐いているというていで店員さんを詰めていた。なんどやめてくれと思ったかは分からない。

別に高齢者を蔑んでいるわけではない。でも間違いなく一定確率で一定程度身体能力が低下したり、集中力が散漫になったり、感情のコントロールが利かなくなったり、反射神経は鈍るのが老い。これは避けられるものではない。つまり、これらの症状は今の僕たちには理解しづらくとも、極めて一般的な自然現象なんだという捉え方が必要だ。

メリー氏の場合、89歳という年齢から来るこれらの能力の低下に加えて、「権力」を持っていた。老いと権力は最狂のマリアージュ。過去多くの偉人たちがどハマりしてきた人生の陥穽に、見事に堕ちたということだろうと思う。

老いるのは仕方ないとしても、権力は手放さなきゃいかんよ。老いると人間としての深みは出るが、反面で人の意見は聞かなくなるし感情的になりやすくなるし振り上げた拳を下ろす術が分からなくなる。そんな状態で権力を持ってたら大変なことになるってことを、僕たちは老いる前に知らなければならない。

筋力の低下した者が権力という巨大な斧を振り回すと、斧そのものに振り回されてぶつけたり落としたり筋肉を傷めたり、怪我をすることになるし周りに怪我をさせることになる。

***

繰り返すが、人間というのは、老いるとこういう習性が出てくる。いかんともしがたい衰退が、どの生物にもあるのだ。メリー喜多川てなわけで、誰にでも起こることだと認識しよう。

しかし今回、どうもいろんな記事を見る限り、「メリー氏の異常な思考や行動」を非難するものが多く、そしてそれらの多くから「自分は絶対そうならない自信があるけど、とにかくメリー氏は異常なの!!!」という、「対岸の異常者扱い」の臭いを感じる。

僕は、今回の問題で一番危ないのはまさにこの点だと考えている。

モラル的、レベル的に、とあるしょーもない事故や事件が起きたときに、「私はそんな低レベルな問題からは一番遠いところにいますよアピール」の強いヤツほど、いざ当人がそういう立場、シチュエーションになったときに、同じような狂乱を引き起こす。

例えば戦争に関しても、普段の思考や行動から戦争という項目を辞書レベルで完全にシャットアウトしている一般人、つまりは2015年に猛威を振るったあの人たちみたいに、「戦争になったって話し合えば分かるもん!」というヤツほど、いざ本当に戦争になると想定外だ想定外だと騒ぎ、容易に理性が壊れて人を殺しまくったりする。

「せ、戦争になったらお、俺も人を殺さないと自分が殺されちゃうのかな??」と普段から想像しているヤツの方が、はるかに安心。そういう人間は本当にそういうシチュエーションになったときの自分の抑制方法を普段から考えているから、案外歯止めが利く。

犯罪とか、虐待もそう。確かにやるかやらないかで言えばやらないが、もしかしたら一歩間違ってなんかの拍子に自分がそういうことの加害者になっててもおかしくないなと思ったことは、僕はある。でもだからこそ、抑制が利く。ママさん方の大半は、「子を虐待する親の気持ち」が、少なからず分かるのではないだろうか。

メリー氏の発した言動、起こした行動は確かに異常だと僕も思うが、それでも「全然自分と関係ない話ではない話」や、「自分ももしかしたらそうなるかもしれないからそうならないためにどうしたらいいか学ばないといけない話」として捉えた方が、はるかに未来に活きる。

「メリー氏は異常だけど私とは全く関係ない!」という人は、その思考自体が異常への近道だと思った方が良い。

以上がSMAP問題について言いたい話。伝わった人、挙手とかコメントとかお願いします。

一言で言えなかった。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

 

家族とか教育とかの話

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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