ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

遠い憧れよりも近くのライバルを!!! #882

time 2016/02/09


 

本当に追い込まれると、遠くの北極星よりも近くの電柱を目指す方がパワーが出る。

初めての100kmマラソンで僕はそれを思い知った。

極限状態だけではなく、物事を始めるときも同じ。遠い憧れも良いが、近くのライバルの存在は非常に重要であると思い知った。

昨日、僕は最近のモットーは、「自分が最下級戦士のところに身を置く」というもの。自分が王様になれる場所にはあまり行かない。大学生が幼稚園に勉強に行っても、あまり学ぶものはない。自分がカカロット、周りはラディッツとかナッパとかベジータばかりの所に行くと、ボコられはするけど短期間で強くなれる。

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で、そのモットーの一環として、とある英語版ライザップに視察に行ってきた。

英語力的に言うと、講師の方が第四形態フリーザ様(戦闘力300万)、参加者はギニューさん(戦闘力120000)、ドドリアさん(戦闘力22000)やザーボンさん(戦闘力28000)、僕プーアル(戦闘力4)、みたいな感じ。(フリーザ様一味参照

ヘビに睨まれたミジンコ、ラオウに睨まれたミトコンドリア、藤田実氏(講師)に睨まれたあたくし。入室した瞬間、よく分からない英語が飛び交っている。間違って足を踏み入れた異国の地感満載で、僕は席に着くことになった。

講義の題材はThe Economist。知る人ぞ知る、世界最強の経済誌である。前に読もうと試みたけれど、1文の中に4つぐらい聞いたことのない単語があったり、それを日本語に訳しているサイトのページを読んでもその日本語の意味が(知識がなさすぎて)分からなかったりして挫折した。

「体験とはいえ、しっかり発言してもらいますからね!」とコーディネーターの方に脅されていたにも関わらず、着くなり発揮される沈黙のスキル。

震えながらふと横を見ると、なんとあの漢がいた。

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「マッチ!!!」

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※マッチ(右)とザック(左)@インドはムンバイにて@2014年9月にて。

どちらも盟友だが、ザックをUKC(薄い、軽い、チャラい)とすると、マッチは「HHS」

速すぎ、働きすぎ、スベリすぎ。

まず、動くのもしゃべるのも速い。ムンバイに一緒に行ったときは、あの早口のインド人が、会話開始2分で「静かにしてくれ」といったていで参っていた。インド人にほとんど日本語で話しかけていたマッチのハートに、僕は尊敬の念を抱いた。

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※懸命に話しかけるマッチと、うつむくインド人ガイド、クマール。

マッチは大体朝6時ぐらいから経営している会社にいる。そして飲み会の後には必ず会社に戻る。いつ寝てるのか僕は知らない。ワーキングアンドロイドのような体力をしている。

さらにシンジラレナイぐらいよくスベる。しかもスベったことを悟らせないために自分でフォローしてそれもスベるという瞬間芸。あっけに取られている間に一人でボブスレー状態になっていることが多い。

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マッチ紹介が長くなったが、とにかく僕は英語版ライザップの教室に入室して初めて、安堵の気持ちを覚えた。僕がプーアルならマッチはウーロン。目くそ鼻くそを笑うレベルの英語力しかない。

インド人ガイド、クマールを黙らせたときも、

「うんうん、クマール、それナイスね!ほんとほんと。ウィジャパニーズ、ベリーショート。アハン?アハン?」

と、しゃべるだけでは会話にならないということを象徴するような英語を連発していた。

 

しかしそのマッチが、なんとギニューさんやドドリアさん、ザーボンさんに混じって、フリーザ様からの厳し過ぎる質問に次々と英語で答えていた。拙いながらも、しっかり意思疎通出来ているようであった。なんという、なんということだ。あのマッチが、日本語を交えずに、英語でコミュニケーションを取っている。

僕が体験で来たこの英語版ライザップに、マッチは数ヶ月前から正式にjoinしていた。そして苛烈な勤務の合間に無理矢理時間を作って英語の予習復習を徹底し、常人なら数年はかかるであろう進化を、この3ヶ月で遂げていた。

僕はかなりびっくりした。素直に尊敬した。同時に、怒りにも似た感情が湧き上がってきた。途端に、英語に対する熱意がむくむくと湧き上がってきた。映画「Independence Day」の大統領のセリフをコピーしたり、オバマの2004年の演説を丸暗記していた頃の情熱が、少しだけ戻ってきた気がする。

講師のフリーザ様(=藤田実さん)は確かに素晴らしいクオリティの講義を提供してくださったが、それはそれとして、僕の心に(まだ消えそうではあるが)火を灯したのは、間違いなくマッチの拙い、しかし確実に進化している英語だった。

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遠い憧れは、中長期的に目標に向かう動力を提供してくれる。なので北極星でも南斗十字星でも、自分の目指す星を見つければ良い。

しかし、車が発信するときに一番パワーを使うように、ロケットが飛び立つときに一番燃料を消費するように、ゼロ→イチはもっとも難しい局面の一つだ。見えているのが北極星だけでは、目の前の小さな波すら超えられないこともある。

そんなときに、桜木にとっての流川、ベジータにとっての悟空、桑原にとっての幽助、ポップにとってのダイ、ポルナレフにとっての承太郎、岬くんにとっての翼くん、ヤン・ウェンリーにとってのラインハルト・フォン・ローエングラム、下町ロケットに対する半沢直樹みたいなライバルが身近にいれば、

間違いなく爆発的なスタートを切ることができる。

巡航速度に達するまでが物事の勝負の大半を占めるので、その間は強力かつ身近なライバルがいた方が、いない場合よりも目標達成の確率は数倍跳ね上がることになる。

マッチに負けるのだけはイヤだ。英語、出来るようになりたひ。

※マッチは大学の2個ぐらいパイセンです。そういえば。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。