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ある同僚が、友人から力量不足を指摘されてついムカついて怒ってしまったてな話を報告してきた。
なるほどなるほどなるほどなるほど!わかるわかるわかるわかるぅぅぅぅ!!!と、ほとんど聞いないのに聞いてるフリをしながら頭をカクカクさせつつ、僕はその同僚にこのようにアドバイスした。

「貴様、それはむしろ喜べ!」

と。
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他人から何かを言われた、そしてそれにムカついた、というケースはよくあると思う。そんなこと今まで一度もないよ、という人は、あまりいない。ガンジーもマザーテレサも孫悟空もフリーザ様も、結構みんな若かりし頃は他人からボコボコにされてムカつきマンモスな時期を過ごしている。
で、そんなときに、「ムカついちゃったんだよね〜、あー腹立つ。」で終わらせるのは、まことに勿体無い。
それよりも、多少なりとも未来につなげる思考をするべきではないかと僕は思う。
***
他人から何かを言われてムカつくという現象には、2つの興味深いファクトが隠されている。すなわち、

①言われた内容はものの見事に当たっている。

そして、

②その言われた内容を克服すること/達成することに対して、まだあなたは諦めていない。

の2点だ。
 
 
昔はどうだか知らないけれど、今の時代、「やーいやーい、このオタンコナース!おまえのかーちゃんでーべそ!」と言われて怒る人はあまりいないと思う。言う人もほとんどいないだろうが。
このケースは、
①言われてることがそもそも当てはまってない。私はオタンコナスではなく人間であり、出産技術の進歩から、大体のかーちゃんはでべそではない。
のにくわえて、
②ゆえに問題解決しようという気もおきない。
からだ。
 
また別の話。
昔、上司からよく髪型をイジられている先輩がいた。
正直に言えば髪型が作れるほど髪が残ってなかったわけなのだけれど、その人はいじられるたびに、「眩しいですか?すみません。」とむしろネタにしていた。そんな指摘をする上司もどうかと思うが、先輩は特に悔しそうではなかった。
つまりその先輩は、
①言われたことは当たっていた
が、
②ものの見事に克服(植える、殖やす)することについては諦めていた
のである。
***
同僚が友人から力量不足を指摘されてムカついた、というのは、つまりは
①同僚が現時点で力量不足であることは残念ながら当たっている
ということであり、さらに
②しかしその力量不足に対して問題意識を同僚はきちんと持っており、これからそこを克服していく気が満々である
ということだ。
ならお前、あとは前に進むだけじゃねーか!ギャフンと言わせりゃいいだけだろ?よかったな、ムカついて。ムカついてなかったときの方が深刻だわ〜。ムカつくってことは、お前のなかにまだ可能性が残ってるってことだ。「プロ野球選手になれなかったの?だせー!」て言われてもムカつかないだろ?つまりムカつけないお前はプロ野球選手には絶対になれないってことだ。ムカついたの正解!
となったわけである。
お茶をかけられてまで前向きになろうとするのはちと頭がおかしいが、日々発生するそんじょそこらのくだらないことであれば、ある程度精神に折り合いをつけてメンタルを正常に保ったり、前に進む思考を組み立てることは、そんなに難しいことじゃない。
***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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