ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

時には、自分がどんな泳ぎ方をしているかより、どんな川をどの方向に泳いでいるかを考えよう #905

time 2016/03/03


 

タイトルに川の字が書いてあるのに、いきなり海の話をしたい。

トライアスロンのスイムにおいては、時たま奇妙な現象に打ち当たる。トライアスロンのスイムでは1.5km〜4km程度を泳ぐのだけれど、折り返しを含むコースを行き来するその間に、潮の満ち引きが発生するということがよくある。

すると、トップ集団は行きは「順流」、帰りも潮の流れが良いタイミングで変わって「順流」の中を泳ぎ、とてつもなく速いタイムでスイムアップしたりする。行き帰りともに、水が自らのカラダを押してくれるからだ。

一方の(僕みたいな)遅い集団は、ダラダラ泳いでいるため、運悪く行きが「逆流」になったりする。そしてさらに運の悪いことに、折返すタイミングで潮の流れが変わり、帰りも「逆流」になったりする。はっきり言って、泳ぎの技術も稚拙だし体力もないので、水を掻いても掻いても全然進まない。

結果、トップ集団と遅い集団の実力差はそこまでないのに、タイム差は倍以上開く、なんてことがある。

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川に話を戻そう。

上流から下流に向かって泳ぐと、はっきり言えば誰でも速く泳ぐことができる。多少泳ぎがヘタでも、ぐんぐん進む。

一方で下流から上流に向かって泳ぐと、よほどの人じゃないと前に進むことはない。流れの緩やかな三角州あたりで上流に向かって泳ぐならまだしも、ラフティングをするような急流を逆流して泳ぐことは、ほぼ不可能だ。

僕がよくビジネスの現場で見るのは、「スゴい綺麗かつダイナミックな正しい泳ぎ方をしながら、下流から上流に向かって泳いでる人」だ。

本人はとても頑張っている。基本にも忠実だ。フォームもかっこいい。これがプールだったらスゴいスピードで泳げることだろう。

ところがここは川だ。申し訳ないけど岸から見ている僕からすると、彼は全く進んでいない。本人は大魔王に立ち向かう勇者のように血反吐を吐くがごとく努力をしているのだけれど、悲しいことに現在地からは1ミリぐらいしか動いていない。

遠くを見ると、ものすごくヘタな泳ぎ方なのに、UKC(薄い・軽い・チャラい)な未完成人間なのに、上流から下流に向かって泳いでるヤツがいる。岸から見ると、UKC氏はものすごいスピードで移動している。

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冗談でも何でもなく、僕はしょっちゅうこういう光景を目にする。

マイナスな空気を漂わせる顧客に、自ら突進していって自分もマイナスな空気を漂わせている人。

意味の無い上司の指示に忠実に従い、意味がないと理解しつつも意味が無い報告書の作成を続けてしまう人。

働いても働いても、いやその働きは素晴らしいんだけど、報われないボランティアのような仕事をしている人。

無精卵を命をかけて温めて孵そうとしている人。

 

もしかしたら自分自身もそういうことをしている可能性もあるけれど、とにかく泳いでいる本人は必死なのに、岸にいる人から見たらほとんど動いていない、ということがあまりにも多い。

なのにみんな、考えているのは「どうやって水を掻くか?」、「入水角度はどうするか?」、「キックは2ビートか6ビートか?」、「ヒジは立てるべきか否か?」なんていうスイムの技術についてだ。

一度振り返ってよく考えてみた方が良いと僕はいつも思っている。

この川は、自分が泳ぐべき川だろうか?泳ぐ方向は正しいだろうか?

もし違うなら、泳ぐ川、もしくは泳ぐ方向を変える努力をするべきだ。

1の実力で泳いでも進める川もあれば、10の努力で泳いでも押し戻される川も、世の中には沢山あるのだ。また、東京から大阪に向かいたいのに、北に向かっていては永久にたどり着けない。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。