ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

いわゆる辞書で言うところの「勝間和代」に逢ってきて色々話をした話 #906

time 2016/03/04


 

今日はあの超有名人であり、ある意味芸能人でもある、いわゆる辞書で言うところの「勝間和代」にうっかり出逢った話をしようと思う。そしてうっかり一緒に囲碁を打ってしまった話も付け足そう。

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※御本人掲載許可済み

***

囲碁の先生に呼ばれて踏み入れた地は、色々な分野の聖地、五反田。怪しい店や旨い店や、怪しい店が随所にある。

少し分かりにくい入り口を通り過ぎて8階に上がった。

「勝間さんに逢えるかもしれませんよー。」

という囲碁の師匠の軽口にノセられて来た感じだ。「勝間和代」がオープンしたサロンらしいが、んなわけあるまい。

どうせ、部下の人とかそっくりさんがいて終わりだろうと思いながら、僕はエレベーターのボタンを押した。オサレなサロンが、眼下に広がっていた。

会場には、立ち話をする男女と、囲碁を打つ男女。たった2組しかいない。1組は、囲碁の師匠のカップル。もう1組は、囲碁を打っていた。

左側の男性には見覚えがある。僕からの業務命令で頭が碁盤化した、もう1人の囲碁の師匠だ。

反対側の女性はというと、

 

まさか、

 

このシルエット。。。

 

まさかまさか。。。

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まさかまさか・・・

 

 

 

 

 

 

「勝間和代」や!!!

辞書に載ってるところの「勝間和代」や!!!

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スゴい、ほんとに実在したんだ、と思ってしもた。

パンピーの身からすると、有名人や芸能人というのは、あくまでテレビや本の中での存在であって、どこか遠くに感じるものである。なんなら、普通の日本人から見た普通のアメリカ人や普通のアジア人、普通のアラブ人より、「有名な日本人」の方が遠い。

EXILEのコンサートで、メンバーが顔の細かいところまで見えるほど近くまで来ても、なんだか見えない壁を1枚隔てているかのような感覚がある。

「勝間和代」についても、僕はそんなふうに考えていた。

したら奥さん、いたんですよ、あの「勝間和代」が。

 

僕の「人生初『勝間和代』」について、このときの正直な感想を言えば、

「勝間和代」って、ちゃんと人間だったんだ!

という、非常にMECEかつロジカルかつフレームワーキングなものだった。

宙に浮いてるわけでもないし、足もちゃんと生えてる。気に入らないヤツをポアするわけでもない。指先からビームを出すわけでもない。

ごく普通に話をし、ごく普通にリアクションし、ごく普通にそこの空間に存在していた。

加えて、自己紹介して名刺交換をしても全く威圧感を感じさせないぐらい、めちゃくちゃ良い人だった。いくつものベストセラーの著者でもあり、一時期は「アムラー」と並んで「カツマー」という信者が多数出現したほどの有名人。

「あなたなど、私がMAXパワーの15%の力でも出せば、宇宙のチリにできるのですよ?」と、フリーザ様のようなセリフでこの世から消されるかと思ったが、そんな危機感をつゆとも感じさせない包容力があった。

そしてここから、僕は少しずつ「勝間和代」の凄まじさを随所に垣間見ることになる。

***

「勝間和代」は、なんでか知らないけど囲碁に興味を持ったようだった。一通りルールを説明したあと、鼻息荒くなった囲碁の師匠たちは、「勝間和代」に「一色碁」を披露した。

「一色碁」とは、通常は黒白交互に打つ囲碁を、黒のみ、もしくは白のみで打つ対局のことだ。

素人からすると、ほんの数手でワケが分からなくなってしまうが、高段者(=師匠達ぐらい)になると、ご覧の小さい碁盤程度では手順を全て覚えていられる。

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師匠:「どうですか?ワケが分からなくなったでしょう?(フフン)」

「勝間和代」:「そうね。10手目ぐらいまでは分かったけど、その後は分からないわ。」

師匠:「・・・(3手目から分からない、とかじゃないんかい・・・)」

こんな会話が繰り広げられていて、少し面白かった。師匠たちは、囲碁の素晴らしさを伝えがてら、自分たちのスゴさも少しアピールしたいようだったが、通常の素人ならびっくりするはずの一色碁に、「勝間和代」は全然驚いていないようだった。

それどころか、ここからは「勝間和代」の独壇場だった。

 

「あーなるほど、全部ランダムに覚えるんじゃなくて、モジュール化して手順を覚えるのね?」

「結局これって、一手多い分、黒が有利なんですね。あ、白はハンデあるの?そうでしょうね。」

「地の概念は大体分かったけど、どこで戦いを展開するかがキモね。」

「麻雀はランダム性があるけど、囲碁はそれはないわね。一石何鳥を目指せるかってことね。」

「これ、ほとんどの場合は数目勝負になるでしょ。」

 

など、

それ、囲碁のルール知ってたった30分の人が言うセリフですか?

と言いたくなるほど的確なコメントがバシバシ飛んでいた。恐ろしい理解力とスペック。囲碁の師匠たちは、ノックダウン寸前まで追い込まれていた。

豆が鳩鉄砲を食らったがごとく師匠たちは硬直し、茶がヘソを沸かすごとく「勝間和代」は笑っていた。

***

その後も、「いや実はたった3ヶ月で初段になれるプロジェクトがありまして、内容は◯×△◯×△・・・」

と説明しようとしたら、言い終わる前に、

 

 

「ん?なにそれ?おもしろそー!やるやるー!はーいやるやるー!初段取るー!」

 

 

と、与沢翼並みの秒速で意思決定。

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「いつやるの?」、「場所は?」、「金額は?」、「教科書は?」と、スマホのスケジュールを片手に秒速で全てが決まっていく。囲碁の師匠2人の思考は全く追いつけていないようだった。

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かくして、なんだか分からないうちにそういうことになってしまった。与沢翼以外にも秒速の人間がココにもいたようだ。

***

以下、ほんの短時間ではあったけれど、会話をするなかで僕がメモメモした「勝間和代」語録を紹介しておく。

「ビジネスは手数が多くて撤退の早い人が成功するのよ。」

「一流企業の社長でも、言っちゃなんだけど平凡な人は多い。常務とか専務クラスにはスゴい人がいることもあるけど、そういう人は大体社長になれない。だって平凡な人たちは、特殊な人を上にこさせたくないもの。」

「でもオーナー経営者は別。孫さんとかはやっぱりスゴい。でもすごくシンプルな人。」

「ほんとに優秀な人は、大企業にはいられない。我慢できなくなっちゃうから。中小企業のオーナーとか自営業の方がよっぽど立派!」

「せいぜいビジネスの成功率なんて1−2割。孫さんでも2ー3割じゃない?そんなもんよ。だから撤退が大事。」

「麻雀始めて1年でプロになったんだけど、プロでもホンモノのプロとエセプロでは、やってる競技は別ゲー。」

「出版者は週に何冊も出す。編集者は何冊も担当抱えてる。だったらリソースが一番ある著者が営業すればいいのよ。それが一番合理的。営業しないなんてあり得ない。」

僕からしたらこれだけでも1000万ぐらいの価値のある話だった。よし、手数を増やして撤退を早くしようと改めて心に誓った。

相変わらず、囲碁の師匠たちは豆が鳩鉄砲食らったかのごとく、硬直していた。

***

上記の語録もスゴいと思ったのだけれど、僕が「『勝間和代』ってスゲー!!!」とゾクっとした場面について触れておく。

たぶん、他の人はなんてことないやり取りだと思っていただろうけれど、僕からすると「勝間和代」の凄みを感じるには十分な出来事だった。

今回お邪魔したサロンでは、各種ボードゲームを扱っていた。

訪れた人がゲームを通じて交流できるようにとの意図からだ。んで、一緒にいった囲碁の師匠の彼女さんが、たまたま「ワールドピースゲーム」なる子ども向けの新手のゲームを、日本に輸入した張本人だった。

「勝間和代」は、常設するゲームの種類を増やしたかったらしい。「えー?どんなゲーム?セットはいくら?」と、相変わらずコンクルージョンファーストで彼女さんに質問を浴びせていた。

金額は、25万だった。ちょっと高い。がしかし、ゲームは子ども教育向けなのでそれぐらいしてもおかしくはない。僕は、「勝間和代」の反応を待った。「勝間和代」は、僕の予想と真逆の答えを口にした。

 

「た、高い、無理だわ。買えないですぅ。」

と、「勝間和代」は答えた。

 

25万という金額は、正直に言えば「勝間和代」からしたら僕の5円ぐらいの感覚だと思う。

しかし「勝間和代」は、それを「高い」と表現した。「勝間和代」本人にとっての25万は安いかもしれないが、「勝間和代」が新しくオープンしたサロンの収益でやっていくには、高いということだ。

あのクラスになると、確実にお金には困っていない。もし僕だったら、サロンをオープンして舞い上がってるときだし、新しい渦を巻いて事業を立ち上げるときだし、「25万?うーん、まいっか!」と言ってしまいそうな場面である。

にも関わらずのこの言葉。あくまで、サロンの収益の視点から見た「25万円」だということだ。「勝間和代」の事業分野のほんの一部に過ぎないこのサロンの損益分岐にすら、目を光らせてるという証拠だった。「まぁうまくいかなくても、私財で埋めればいいや。」なんて、微塵も思っていない人間の発言だった。

この一言で、「『勝間和代』、ヤバい!」と僕は思った。リバウンドに全力でジャンプしたあとに速攻の先頭を駆け抜ける脚力を持った桜木花道を、後ろから観察する河田兄のような心境だった。「勝間和代」は、圧倒的にホンモノだった。

きっとこのサロンも、万一軌道に乗らなければ手早く撤退することだろう。そういう匂いを感じた。

***

結局、なんだかんだで1時間半ほど話をしていた。

その1時間半を振り返って思うのは、僕の偏見にまみれたメガネに、とある変化があったということ。

「勝間和代」は、確かにスゴい人でヤバい人でぶっとんだ人だったが、同時に、確かに人間でもあった。人当たりよく、楽しければ笑い、分からなければ分からないと素直に聞ける人だった。ロジックで全てを判断する人かと思ったら、「楽しそう」、「面白そう」で意思決定をする人でもあった。異星に住む異星人ではなく、地球に住む日本人だった。

僕の中で、「勝間和代」という正体不明かつ高貴かつ遠い存在の生物が、「勝間和代さん」になった日だった。

いや、勝間和代さん、になった日だった。

カッコが取れて、なんだか嬉しかった。そして後日、なぜか一緒にカラオケに行くことになった。

唯一不満があったとすれば、僕が、

「そういえば僕の母方の旧性、カツマタなんですよ〜。同じですね。」と言ったら、

 

「ふ〜ん。」

 

 

の一言で終わったことだった。

 

勝間さん、一碁一会の碁縁をありがとうございました!

※各種ゲーム常設の会場はコチラ。麻雀も出来るらしい。

 

オススメ書籍はコチラ。

 

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

Twitter: @raoukeita

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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