ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

「俺たちずっと一緒だよな!」系の言葉は1学期の最初に言わない方がいい #926

time 2016/03/24


 

僕は、「俺たち、ずっと一緒だよな!」といった類いの言葉が大好きである。体育会系というか、むさくるしい系というか、今の日本にはそういう無意味なアツさが足りない。みんなどんどんアツく叫んでほしい。

んが、それはそれとして、その系の言葉を吐くのは、時期や段階を考えないといかんなと思う今日この頃なので触れておく。

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先日、長女が小学生になった。

それまでの幼稚園のお友達と別れるのはそれなりにツラかったようだけれど、エラいことに一生懸命乗り越えて新しい学校というコミュニティに溶け込もうとしている。

ただ、長女は卒園式や祝会で各お友達に、手紙を渡すことを忘れなかった。そこには、

「ずっといっしょのおともだちでいようね。」と書いてあった。

微笑ましく、また親として誇らしく思ったものだ。

そして不謹慎ながら、ちょっと思ってしもた。

「半年後には違うお友達とめっちゃ仲良くなって、幼稚園のお友達のこと忘れてるんじゃなかろうか。」と。

それが年齢ごとにコミュニティが変わる子どものある意味では必然的な宿命だとしても、親としては少し寂しい気持ちになる。

実際、登校数日にして、幼稚園のお友達の名前が会話に出ることはなくなった。代わりに、同じクラスの女の子たちの名前が沢山出てくる。また一から覚えにゃならんのか。大変だ。。。

***

僕は、今の会社に10年前に入社した。

当時25歳。シャワーを浴びれば、跳ね返った水滴が隣のビルを破壊するほどのピチピチボーイだった。

入社式を終えて、1週間の研修があった。当社には「社長杯」というものがあり、入賞すると会社がハワイやバリに連れていってくれる。畢竟、年齢もキャリアも異にする同期全員がこれを目標として目指すことになる。

「全員で、社長杯、達成するぞー!オーーーー!」

というちょっと古くさいビデオも撮った。そのときは感極まり、本当に全員が社長杯に行けるものだと思っていた。

3ヶ月後、いきなり同期が1人辞めた。

1年が経つ頃にはポロポロと辞め始めた。

2年が経つ頃には半分ぐらいになっていた。

10年経った今、20人以上いたはずの同期で残っているのはほんの数人だけである。ゆうても統計的には2年で9割が消えるシビアな業界。あのときの誓いは、実現することはなかった。

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聞いた話だけれど、ある会社は、同級生3人で始めた会社だった。マーケット調査は完璧。製品も市場ニーズを把握した上で作った。競合にはポイントを間違えさえしなければ絶対に勝てる。

そしてなにより、3人は固い絆で結ばれている。

「俺たちで世界を変えようぜ!やってやろうぜ!」と3人は常日頃から口にしていた。

起業直後、いきなり問題が発生した。3人のうちの一人が、営業をやりたくないと言い出したのだ。「起業」がしたいんであって「営業」がしたいわけではない。そういう言い分だった。

誰でも分かる通り、起業直後はよほど集客力のある製品を持ってない限り、ブツを売らないと入金が発生しない。入金が発生しないと会社は早期に潰れる。そして入金のためには営業が必須である。

しかし「起業」がしたい彼は、立ち上げ間もない会社を去ることになった。「起業」を求めて。

次に発生した問題は、1件目の問題が引き起こしたものだった。残った2人のうちの1人が、「3人で出来ないなら意味がない。」と言って抜けると言い出したのだ。

会社は、とくに共同創業であれば、「他の全員が働かなくても俺が奴らを食わせてやる!」という、自分の守備範囲を大きく超える日本代表FW岡崎ばりの貢献の覚悟を全員が持って、初めて成り立つ。

「3人いるから業務も3分割」みたいな会社は、早晩行き詰まる。目的が世界を変えることではなく、「3人で何かをやること」であるならばなおさらだ。人数前提が崩れたら会社も崩れるなんて、一体何をしたかったんだか。

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このように、「俺たち、ずっと一緒だよな!」系の言葉は、その言葉の崇高さとは裏腹に、ほんのちょっとしたことで崩れるリスクを伴っている。

そして、トラブルが起きた際には、実は何も約束しないよりもずっと悪い結果をもたらすことがある。

「『ずっと一緒だよな!』って言ったじゃないか!この裏切り者!」という具合に。

何も約束せずにローンチした場合と比べて、裏切り者感がハンパない。これなら、最初から言わなければ良かったんじゃなかろうかと思うぐらい。

ただ、何もコミットしないのはそれはそれでチームとして成り立たない。いつまでもアツくなれないチームというのは、僕にとって属するに値しない。

てことで折衷案。

あまり盛り上がり過ぎずに淡々とスタートし、1学期が終わり第1コーナーを回るとこまでいけたメンツを中心に「俺たち、ずっと一緒だよな!」を発動

これたぶん正解。

そういや師匠も、「盛り上がり過ぎるのが一番危険です。」と言っていた。4年前に聞いた言葉はそういう意味だっんだ。長女にも、1学期を過ぎたあたりで、それでも心から離れないお友達には手紙を書いてみたらと提案してみたい。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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