この2週間ほど、実は経営している会社の雰囲気が最悪だったことをここで暴露する。
桜咲き心踊る季節ということで「新入社員の皆さんに告ぐ」のエントリでも書いた内容だけれど、大事な話なので今一度念を押しておきたい。
2週間に渡り、会社の雰囲気がどんよりしていた理由、それは、

入社8ヶ月になる新入社員が尻を負傷していたから

だ。
原因はどうやら僕にあるらしい。
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ある夜、新入社員があまりに寝ないので、僕が寝かしつけ担当になった。抱っこ紐に括り付けて戦うこと1時間、うまく寝かせることが出来たので、あとは姿勢をキープすれば大丈夫なように思えた。
とは言っても、立ったままというのはキツい。僕だって寝たい。明日は会社だ。
僕は閃いた。
抱っこ紐にくくりつけたまま、そのままソファに仰向けに寝てみた。新入社員は、ちょうど僕のお腹の上にうつ伏せになる形になっている。呼吸も出来ているようだし、大丈夫だろうと思えた。これなら僕も厳しいなりに寝られる。
そのまま4時間寝かしつけることができ、僕は勿論、奥さんも久々に睡眠を謳歌することが出来たようだった。
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その日を境に、新入社員の機嫌が悪くなった。
どうやら、4時間もの間、抱っこ紐に入れておむつ交換をしないままでいたことにより、蒸れた尻がカブレてしまったようだった。帰って見たら股全体が真っ赤だった。
8ヶ月でしゃべることもままならないのに、おむつ交換のたびに「イテー!イテー!」と叫ぶようになったらしい。おしっこも染みる、う◯こもまともに拭けない。お風呂は痛い。
いままでおむつ交換を喜んでいたのに、おむつを交換するそぶりを見せると怒る、という感じになってしまった。ちょっとしたことでも情緒不安定になり、すぐに泣き出すようになってしまった。
そしてあろうことか、唯一できる「笑顔をふりまく」という仕事すら、怠るようになってしまった。
先輩社員と戯れていても、笑顔のような笑顔じゃないような顔しか出来ない。これが精一杯のようだった。
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あの手この手で笑わせようと部長が頑張っても、新入社員はずっと真顔のままである。
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社長、部長、先輩社員が5分間に渡り、新入社員を笑わせようと大声を出したり拍手をしたり変顔をしてみたりしたが、一向に笑う気配はなかった。
そしてその状態が2週間続き、ついには会社全体から笑顔がなくなった。
僕は改めて思い知った。
新入社員の、唯一にして最大の仕事は、

「笑顔でいること」

なのだということを。
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ほんの一部の即戦力級の人材を除いて、新入社員は仕事が出来ない。しゃべることも、歩くことも、トイレを自分ですることもままならない。
しかし不思議なことに、新入社員が期待にも応えられないし、出来ないし役に立たないのはストレスフルであることを社員全員が分かっているにも関わらず、その新入社員が笑顔だと、周りの人間も笑顔になってしまう。
その逆も然りで、今回のように新入社員が沈んだ顔をしていると、会社全体の雰囲気も沈んでしまう。
新入社員とは、その生産性の低さやスキルの不足度合いとは全く別の次元で、何も出来ないのに最強の存在であるということを経営者として強く感じる出来事だった。
ちなみに2週間を経て腫れが引いたのか、少し引きつりながらも新入社員には笑顔が戻ってきた模様である。良かった。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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