ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

強みは尊敬を生み、弱みは愛を生む #944

time 2016/04/11


 

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強みは尊敬を生み、弱みは愛を生む

今日はタイトルが全てなので、もうこの一行で終わらせてもいいぐらい本質的なことを書けたと大満足しているところなのだけれど、それじゃつまんないので最近遭遇した具体例について書いてみる。

友人の名誉と尊厳のために、本日の登場人物の名前を仮にKFとしておく。そう、ケンタッキーフライドチキンみたいな旨味たっぷりの漢だと思ってもらえばいい。

友人の間で尊敬と愛を集めるKFの奇跡の軌跡について、少し振り返ってみよう。

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KFは、アラサーアラフォー婚活市場界隈で、僕が最も推す人財の一人である。

まず第一に、KFの経歴はとにかくピカピカである。

KFは海外MBAを持っている。「MBAを持ってるだけでもてはやされた時代は終わった!」とか、「どこもかしこもMBAで希少価値が薄れた!」といった声も聞こえるけれど、彼が持っているMBAは正真正銘、未だ競争力のある海外MBAである。

ちなみに僕の携帯アドレスは「◯◯◯.mba@ezweb.ne.jp」となっており、18歳当時からMBAに憧れていたことが伺える。

さらにKFは公認会計士の資格も持っている。MBAに加えて公認会計士だと?

悟空とベジータが「ベジット」になると何倍も強くなるのと同様、MBA単体ホルダーであるより、公認会計士単体ホルダーであるより、MBA×公認会計士のダブルコンボホルダーはビジネス界で極めて競争力が高い。

極めて優秀な人が生涯をかけてさえ、1つ取れるかどうかというタイトルを2つも持っているKFは、その強みを軸に仲間内の尊敬を集めていた。

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次に、KFは性格が極めて温和である。怒ってるのを見たことがない。

さらには人間として純粋そのもので、結婚した後にセンテンススプリングに引っかかるようなことになるとはとても思えない。一人の女性をずっと愛していくことが出来る漢だろうと思う。

朴訥そのものと言える話し口は、薄さや軽さやチャラさといったいわゆる「UKC」が競争力を持つ恋愛市場ではそう目立って見えるものではないかもしれない。しかしそれがひとたび婚活市場になると、途端に輝きを放ち始める。

きっとどの婚活パーティに行っても、その朴訥さから来るやや地味な第一印象で一番人気にはならないかもしれないが、最終的には女性が列を為す。そんな絵面が僕には見えるようだ。

この強みも、MBA×公認会計士というビジネス上の攻撃力に人格的な厚みを持たせ、KFをより際立った存在にしている。頭が良いだけの人間でもないし、計算が速いだけの人間でもない。僕は、素直にKFを尊敬していた。

KFの強みは、僕という凡人の尊敬を得るには十分過ぎるほどの強度を持っていた。

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ところがである。KFには重大な弱みがあった。

何を隠そう、対女性コミュニケーション分野における戦闘力が「5」なのである。ラディッツに瞬殺された農民と同じレベルだ。ウーロンやプーアルにすら及ばない。話題の「ゼロ秒思考」になぞらえて言うのなら、いわゆる「ゼロ・コンピタンス」。

 

こんなことがあった。

ある会合で、歳上のおねえさまから、「ねぇねぇ、もしKFくんに彼女出来てデートするとしたら、ディズニーランドとかどうなの?いくの?いくの?」と聞かれたKF。

MBA流のロジカルシンキングでゼロ秒思考したKFは、即座に答えた。

 

「高いからイヤです。」

 

デキる漢はコスパ意識がハンパない。

 

また、「じゃ、どこならいいの?」と聞かれたKFは、

「花屋敷がいいです。」

と答えた。

「え?なんでなんでなんで?なんか理由あるの?面白いアトラクションがあるとか。。」と理由に興味津々なおねえさまに対して、KFはこう答えた。

 

「近いから。」

 

流川楓が湘北高校に行く理由を決めたときばりのシンプルかつMECEな答え。おねえさまは豆が鳩鉄砲を食らったような顔をしていた。仙道、魚住、三井、宮城、流川のドリームチーム構想が崩れたときの田岡監督の心の叫びが聞こえるようだ。

***

その後も、KFは持論を展開していたが、とにかくゾマホンが日本語を話すより話がヘタだった。対僕などに対してはよどみなく言葉を紡ぐことができるのに、おねえさまの前ではとにかく失言が目立つ。

「ねぇねぇ、女性にはオゴるの?それとも割り勘にするの?まさか会計士だから1円単位で割り勘?」

と聞かれ、

鼻でフンと失笑しつつ、何にも分かっていないおねえさまを見下ろしながらKFは答えた。

 

「そんなわけないじゃないですか。100円単位ですよ。」

 

KFには、「少し考えてからしゃべる」という、大人になら誰にでも備わっているはずの能力が、対女性では完全に欠如しているようだった。

確かに、MBAの課程でも公認会計士試験でも、「割り勘は何円単位までにするのが適当か答えよ」という問題は出ない。鍛え抜かれたKFの頭脳は、こと女人対策という一分野においては、生まれたままの姿で成長が止まっているようだった。

***

そして結論から言うと、このやり取りを端から見ていた僕に、ある感情が芽生えた。

愛おしい。

そう、KFがとても愛おしく見えてきたのだ。愛らしく見えてきたのだ。

以前からKFのことは知っていて、もう知り合って3年近くになるが、はっきり言って近づきがたい人間だと思っていた。当たり前だ。僕が憧れているものをKFは2つも持っている。そしてこのままではどちらのタイトルも、僕の人生に加わる可能性はとても低い。

自分にとっての憧れを日常にしている人間というのはとても崇高な存在に見える。朝4時起きの軍人は崇高に見えるし、時速160kmの球を投げられる投手は崇高に見える。

KFも僕にとってそういう存在だった。仲良く話しはするものの、どこかで一歩踏み出せない自分がいた。

しかしこの日を境に、KFが一気に自分の近くに来てくれたような気がした。屈強なガードマンが立つ銀座ハリーウィンストンのように近付き難い存在から、一気に「俺たちマブダチ?」と言いたくなるような親近感が湧いてきた。

そこにはKFに対する愛が芽生えていた。

あんなにスゴい人なのに、女性に「花屋敷がいい。近いから」と言っちゃったり、「割り勘は100円単位」と言っちゃったり、もう致命的にダメダメなKFを見て、僕はKFと生まれたときからの親友のような感覚を抱いていた。

***

人が人から尊敬を得るのは、その強みによってである。強みの大切さについては、ドラッカーを始め、数多くの知の巨人たちが繰り返し触れている。

僕自身も強みを磨き、伸ばすことには大賛成だ。ビジネスにおいてもプライベートにおいても、他者と差別化し、価値を生むのは強みによってである。

しかし、弱みによって愛が生まれることは、強みによって尊敬を得ることと同じかそれ以上にフォーカスされるべき真実なのではないだろうかと今回感じた。

KFは、それまでは1人でも戦うことが出来た。それだけの強さをKFは持っていた。しかしこれからは彼を応援する者たちとともに戦うことができる。それは、KFが1人で築き上げてきた成果に何倍ものレバレッジをかけることにつながるはずだ。

KFはこの日、「スゴい人」から、「愛されるスゴい人」へと進化した。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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