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退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

チャレンジ富士五湖71km完走記 その③〜あれ?おかしいな?と思ったときの大半は、お前がおかしい〜 #959

time 2016/04/26


 

チームメイトでもあり心友である「熊」と「第26回チャレンジ富士五湖71km」に出場し、制限時間11時間のところを10時間32分で完走!少しだけ振り返ります。(厳密には熊とは別チーム)

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ついにスタートの時間となった。

まずは熊と恒例の写真撮影。

自信に満ちあふれた表情をしているのは、自己不信の裏返しである。ウインドブレイカーがブレイクしそうなほど、パツパツなカラダつきである。この時点で88kg。過去最重。

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ゴールゲート前で完走を誓い、天に向かって吼える。

弱い犬ほどよく吠えるのである。本当に実力のある人は、気合いなど公には入れずにそっと自分の中で誓いを立てるのみである。

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少しでも元気をもらうために、トランスフォーマーとともに撮影。こうした本業(=この場合はマラソン)と関係ない出場者に目が向くのは、自身の意識が本業から離れているときである。

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かくして、賽は投げられた。ルビコン川を渡る時だ。

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「あれ、おかしいな??」

出だしからそう思わざるを得ないほど、順調とはほど遠い滑り出しだった。

開始5km。下り基調の序盤でスピードを出しすぎたせいか、既に足が重い。

こんなはずじゃなかったのに。

 

開始10km。もう帰りたい。

もっと走れるはずなのに。しかし・・・

10kmを経てもういいやと思うほど、疲れてしまっていた。

 

そういえば、うちの会社の創業時のメッセージに、こんなのがあった。

「おかしいな、人間が生命保険にあわせている」

 

「おかしいな?」と人が感じるとき、2つの側面が考えられる。

一つは、上記の会社のメッセージのような場合。

世の中で常識と考えられていることが、実はよくよく現実に照らし合わせてみると、何かがおかしいということはよくある。

生命保険業界の例で言えば、どこか顧客が生命保険や営業の人間の提示するパターンに合わせて選択をせざるを得ないような、変としか言い様のない営業手法がまかり通っていた時期があり、それに異を唱えて世直しを志して創業されたのが当社だった。

こちらは健全な方の「おかしいな?」だ。「おかしいな?」が増えれば増えるほど、世の中は良くなっていく。

 

もう一つは何も生まない「おかしいな?」だ。

これは、「おかしいな?」と感じる自分の感覚そのものがイカれているときに生じる。

小学生時代に成績が良かっただけのヤツが、高校生になって遊びすぎて全く勉強しなくなり、数学で赤点を取ったときに出てくる「おかしいな?」がそれであり、

昔運動が出来た人間が、年齢を経ていい歳のおじさんになって、子どもの運動会で足がもつれて「おかしいな?」と感じるのがそれである。

「おかしいな?」ではない。お前がおかしいのである。

そして僕がこの日感じていた「おかしいな?」も、残念ながらこちらの「おかしいな?」であった。

要するに、練習不足で足が初心者レベルまで堕ちていたにも関わらず、気分は3回ウルトラマラソンを完走し、3回アイアンマンディスタンスを制覇しているアスリートのそれであったのである。

果たして、レースはとても残念な結果となった。

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第3関門、27.5km地点。

まだかろうじて生きていたぐらい。

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第5関門、43.3km地点。

来月出場する予定の100kmの半分以下の距離であるにも関わらず、この時点で相当に涙目。

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途中のエイドで熊と気合い写真を撮るも、首とアゴの境目がないことに愕然とする。

 

kuma

 

富士五湖のうちのどれか。もはやどうでも良くなる。

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ラストの関門。

もはや死亡。こ、こんなにツラかったっけ???

この頃には、「おかしいな?」という「俺、もっとできるはず感」はとうに失せ、しっかりと自分の実力不足を思い知るに至った。

人は、自分の現在地を自分で確認することでしか、前に進むことはできない。

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そして念願のゴール。

ラスト10kmは娘たちの嫁入り時のバージンロードの情景を思い浮かべていたら、泣けてきて泣けてきて、惨敗のレースに関する感動はなかったのに、ゴール後に涙が溢れて止まらなくなった、

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繰り返すが、「おかしいな?」と思っているその疑問が、世の中のアンタッチャブルな非常識に対して発せられたものであれば、僕はそれを応援したい。

そうやって世の中の理不尽や不便を解決したいと願う人々がいたからこそ、今日の社会の繁栄がある。

 

しかし自分の実力不足、能力不足やそこから生まれる不都合な結果に関して「おかしいな?」と思うのであれば、即刻認識を改めていただきたい。

ほぼ95%ぐらいの確率で、それはあなたの練習不足、努力不足、器の不足が原因である。

そして前者の「おかしいな?」は多ければ多いほど世の中が良くなるのに対して、後者の「おかしいな?」が多ければ多いほどあなたの人生は狂っていく。

穴の空いたマンホールの上を、下も確認せずにまっすぐ視線を前に向けて歩くようなことがあってはいけない。姿勢は素晴らしいが、普通に下水に落ちて大けがをするだけである。

かくして惨敗としか言えないレースは、心友の熊とともに、制限時間のユルさに支えられて無事ゴールとなったのであった。

来月の野辺山ウルトラが悲劇的な結末になるとは、このときは思ってもいなかった。

おしまい。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。