ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

成功とは、バランスの傾斜である #1009 

time 2016/06/15


 

僕が所属する会社には、いわゆる「スゴい人」が多い。

話せば5分で人を魅了し、営業成績は僕の何倍もあり、何より顧客のために粉骨砕身、毎日長時間頑張っている。

業界では我々営業マンの品質向上の意味も含めて、”Whole Person”という概念、つまり「トータルな意味での人格者」を目指して励めというメッセージを日々発している。

営業マンではあるものの、営業マンだけになるな。全では顧客のために、という姿勢を忘れるな。それでなくてはお客様には貢献できない、それではなくては社会は変えられない。

そういうメッセージなんだと思う。

***

ところが、そういった「スゴい人」たちのうち、少なくない人たちは”Whole Person”どころか、

“Hole Person”

すなわち、

「穴だらけの人間」

だったりする。

たとえば、

▼顧客に対しては完璧な対応なのに、売れてない同僚に対しては、かなり冷たい対応をする。

▼営業のための商談はばっちりなのに、事務処理が全然ダメ。

▼何度注意しても、言われたことをすぐ忘れる。

▼そもそも会社に来ない。一応サラリーマンなので来ないといけないのに来ない。

▼沽却の家にポルシェで行っちゃったりする。

▼メールが出来ない。電話しか出来ない。

▼パソコンが使えない。人にやってもらわないと何も出来ない。

▼キャバクラに行かないと元気が出ない。

 

など、一般人からすると、え?マジですか?みたいな人が多い。

僕の後ろに座っているパイセンなどは、業界屈指の実力にも関わらず、あらゆる意味で守備力が低く、いつも上司に怒られまくっている。

以前は、うちの業界に限定した話なのだと思っていた。何かしら欠けた人が集まるのが、うちの業界だからだ。

***

が、あるとき、こんな言葉を知った。

 

成功とは、バランスの傾斜である。

 

「スゴい人」は全部があなたより優れているのではなくて、ある特定の部分の能力が発達した結果、それ以外の能力を犠牲にしているのですよ、と、そんな意味の言葉だったと思う。

つまりは能力の総量というのは普通の人も「スゴい人」もそう変わらず、ただし社会で評価される基準において、異様な頭角を表している部分で全体を判断してしまうから、あらぬ誤解を生むということのようだ。

図でいうとこんな感じ。

スクリーンショット 2016-08-25 16.25.59

 

純粋な高さだけで見れば、普通の人と「スゴい人」には、何倍もの差がある。これがビジネスの世界で言えば成果や経済力であったり、スポーツの世界で言えば走る速さや野球の上手さに該当する。

うちの会社で言えば、普通の人に比較し、「スゴい人」たちは何倍もの成績を挙げる。

ところがよく見ると、普通の人の四角形と、「スゴい人」の三角形の面積は、基本的には同じ。高さを稼いだ分、「スゴい人」の三角形は幅が狭い。

この横幅に欠ける部分が、まさに”Hole Person”が抱える穴になる。

そういえば、僕が尊敬するトライアスロンの師匠は、車の運転における左折と駐車が出来ない。そういえば、カラダが固すぎてしゃがむことも出来ない。

人間として、相当な穴ぼこが空いている。

いや、そこ普通に出来るでしょ、というところが全くできず、え、そこなんでそんなに出来んの?ってところで異常な力を発揮する。

***

「スゴい人」というのは、そういうものだということをまず知っておいたほうが良いと思ってこのエントリを書いた。

みんな、普通の人の横幅を保ったまま、高さをガーっと上げることを目指してしまう。そしてそれは大体うまくいかない。

あるいは、「スゴい人」は自分たちとは能力から才能から全然違うんだ、と諦めてしまう。

それも誤っていて、実は単に全体のバランスが異なっているだけということが、今回分かったと思う。

だから世の中一般の意識高い系の皆様におかれましては、もし「スゴい人」を目指すなら、それはそれで全然構わないのだけれど、ある程度色々なものを差し出し、犠牲にする覚悟を持たないといけないよってことは、知っておくべきかなと思う。

PCを捨てて電報を打てば「スゴい人」になれるのかといえば、勿論そうではないのだけれど。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。