ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ビリから2番目漢のバラモンキング2016完走記④ 〜眠る漢と眠れない漢〜 #1016

time 2016/06/22


 

バラモンキング2016(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km)を14時間57分46秒で制限時間2分前、ビリから2番目でゴールしました!

大会テーマ「進め 限界のその先へ」の如く、限界のその先へ進んだ話を赤裸々に語ります。

※老若男女問わず五島で応援してくれた地元の皆さん、五島で死闘を共にした皆さんからのFacebook申請お待ちしております。誰か分からないので一言あると嬉しいです。名前はゼッケンNoから探してちょんまげ。皆さん本当にありがとうございました!

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(登場人物)

元帥:ポセイ丼の創始者で絶対王。黒くて太い税理士で、パルテノン神殿とかにいそう。

仙人:ポセイ丼最速の漢。常に浮いている解脱系。

えぇ。。さん:ポセイ丼最細の漢。フリーザ様第3形態に体型が似ている。

みよっしー:ポセイ丼最高の成長株漢。弱点と欠点がないのが弱点であり欠点。

ザック:ポセイ丼ラン部門最速の漢。UKC(薄い・軽い・チャラい)が自慢。

熊:ポセイ丼最重の、厳密には別チームの生き物。まごつき癖あり。

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バラモンキングは、2011年に始まった。

日本各地から人が集まるイベントだからか、島全体で応援してくれる。

出場者は約1000人。それに対して、運営してくれるボランティアの方はなんと3000人を超える。

さらに数千人が総距離226kmのあちこちで応援してくれる。国内最高の大会であると同時に、最幸の大会の一つでもあると思う。

特に、「トライアスロン」という単語の意味すら知らないことが当たり前の子どもたちが、真剣に応援してくれるのがバラモンキング。

選手一人一人に、五島語で「頑張れ」を意味する「ギバレ」の言葉がイラストとともにプレゼントされる。この子たちのためにも、ベストを尽くそう。完走を誓って、食べたくもない甘いものを食べる。

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アイアンマンディスタンスのトライアスロン前日は忙しい。

・バイク預託

・ランバック預託

・コースの視察

・補給物資の確認と装填

・現地グルメの再確認

などをしていると、瞬く間の時間が過ぎていく。

 

昼食は地元の海鮮屋さんへ。CFO(Chief Food Officer)として食に関しては全権委任されているため、独自の嗅覚でこちらの心誠さんを選択。店名が既に良し。

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前菜として、刺盛りを頼む。グレートな味だ。

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皆すかさず撮りまくる。いつも荘厳な雰囲気の元帥は、写真を撮る時だけは無防備である。

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「びっくり弁当」は、びっくりするほど大きかった。ただ、太ももが太いのであまりそうは見えないかもしれない。

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弱点と欠点だらけのポセイ丼メンバーのなかで唯一、弱点と欠点のない漢、みよっしーが、意を決してネタを作りにいく。

これで頭の上に載せた蓋が落ちて元帥のびっくり弁当に当たってひっくり返り、飛び散った刺身が熊の鼻の穴に入る、とかならまだ面白かったのだろうが、

ここでもみよっしーは絶妙なバランス感覚を見せつけ、アフリカのサバンナの民族のように頭の上に載せた蓋を落とす気配を見せない。顔も可愛いからなおさらその盤石さに腹が立つ。

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ザックは前日から寝てばかりで、具合悪い、具合悪いと言ってるくせに、ここで巨大天丼を選択。これがザックにトドメを刺すこととなり、以後ザックは起き上がらなくなった。

 

食後は昨年も買った「完走パン」を買いに。といっても、去年買ったのはザックだけ。

そしてザックだけがDNF(Did Not Finish)となったいわくつきのパンである。

そのジンクスが怖かったのか、誰も手を出そうとしない。唯一、厳密には別チームの熊が完走パンを手にとった。

いかなる強敵が相手であっても、本番には斜め上から見下ろす余裕が欲しい。そのためのメンタルコントロールも含め、ナメた顔つきで完走パンを手に取る昨年DNFのザック選手と、厳密には別チームの熊選手。

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宿に着くと、視察組が出発。ザックは前日からの体調不良に天丼と完走パンの祟りがマリアージュし、完全に沈没。雲行きが少し怪しい程度だったのが、どうも警報レベルになってしまったようだった。

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少し僕の状況を説明しておこう。

昨年のロングレースは全部で3本。

1、野辺山ウルトラマラソン2015

2、バラモンキング2015

3、アストロマン(佐渡国際トライアスロン)2015

どれもキツいレースであったが、1と3は制限時間数分前完走、2は30分前完走と、まずまず納得できる出来映えだった。

2014年に初心者から半年でアイアンマンになり、その貯金もあって2015年も色々あったものの大過なくレースを完走できていた。

実力がギリギリなのでタイムもギリギリ、でもなんとなくいつも完走。

これが僕がこの数年培ってきた実績であり、自他ともに認める評価だった。

タイムを求めるレースよりも、完走することが勝者と讃えられるレースにばかり参加していたことが、この傾向に拍車をかけたと思う。

 

事実、2014年4月を最後にフルマラソンサブ4とは縁遠くなっているし、そもそもトレーニングでタイムを意識することが少なくなった。アスリートとしてはちょっと危ない状態になっていたかもしれない。

それでも完走という一点だけは外していなかったので、僕の相対的な努力値はどんどん下がっていった。平たく言うと、マラソンデビューした2014年にはやっていたことを、2016年はほとんどやっていなかった。

加えて、自分のなかで「これは時間が解決するだろう」と思って放置しておいた問題が、結局は時間をトリガーとしていないことが判明し、長らく苦しんだ後に、それは結果として

アストロマン2015以来、9ヶ月間ほぼトレーニングゼロ

というまことに不名誉な自己(事故?)新記録樹立へとつながってしまった。

体重はいつのまにか88kgになり、太い元帥にいつも「太い、太い」と太い声でバカにされるまでに至った。

表面上は大きめの果実がいくつも生っている一方で、地中では根の収縮と崩壊が始まっていたのである。

「なんで?練習すれば良かったじゃん。」と思うかもしれない。確かにその通りだ。けど、それが出来ない事情があったのだ。誰しも、語りたくない事情を抱えているが、僕もその口だと思っていただいて間違いない。

やりたくてもできなかったのである。

 

そしてその悪い意味での成果が、直近の野辺山ウルトラマラソン2016の無惨な敗戦であった。

100kmのマラソンが、なんと42kmで終わってしまった。

「悔し涙」を流す資格は僕にはなかった。悔しいと思うような努力すらしていなかった。

代わりに、「情けなすぎ涙」が出た。本当に情けなかった。チームメイトのゴールを泣きながら迎えたが、そのうちの半分は純粋なお祝いの気持ちから、もう半分は自らの情けなすぎる状態への恥ずかしい気持ちから出てきた。

 

そんな状態で迎えたのが、今回のバラモンキング2016。野辺山での敗戦から、1ヶ月も経っていない。

風邪と思われる症状に苦しむザックを横目に見ながら、出場だけは出来そうな自分がたまらなく不安になった。

途中でリタイヤしても問題なさそうな理由が1つでも見つかれば、安心できたと思う。しかしそのときに限って僕は満身創痍の逆で、健康上はどこもおかしくなかった。

数週間前に結膜炎でしばらくの間視力を失っていたが、今はそれもほぼ完治して問題ない。

アイアンマン2014では、前日の朝シャンで肩の肉離れを起こし、あわやDNS(Did Not Start)となるほど追いつめられた。

バラモンキング2015では、前日まで続いた腰痛から、やはり当日は苦戦することになった。

ところが今回に限って、どこも悪いところはなかったし、鬼門の前日も難なくクリアすることができた。

つまり、明日は純粋に自分の実力が試されることになる。

肉体的には健康で、しかし精神的には極めて不健康な状態で、極限に挑むレース当日を迎えることとなった。

そしてその心配が原因で、この日はほとんど寝られなかった。

レース中の眠気(主にバイク)がレースパフォーマンスを大きく左右するこの距離のレースにおいて、寝不足は一番やってはいけないことだった。

しかし、考えれば考えるほど寝付けなくなり、エイヤと適当になるにはあまりにこの1年のトレーニングの蓄積が足りないことに対する不安が大きすぎ、それがためにどんどん眠れなくなるのだった。

気づいた頃には、起床時間の3時を迎えていた。

最悪の目覚めだった。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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