70人規模の勉強会を企画して分かったこと #1050


 

先日、TED形式の勉強会を開催した。

なんと70人を超える人が集まってくれた。

感謝感激雨嵐。皆さん本当にありがとう。

 

そのなかで最も笑いを取っていたのは、最も中身のないプレゼンをした漢だった。

「いいか、絶対に中身を濃くするなよ。羽毛布団よりも軽くするんだ。つまりはお前のそのままを出せ。」

と大まかなシナリオと主旨を事前に厳命してあったが、予想を超える中身のなさに、会場は大爆笑だった。

DSC02392

***

さて、主催者である僕に気を使ったのか、勉強会が終わったあとに、幾人かの人にこんなことを言われた。

 

「いやー、こんなに集まるなんて、羅王さんの人徳ですね!!!」

 

僕は豆が鳩鉄砲を食らったような顔をしてそのコメントを聞いていた。

 

人徳とな?

 

・・・

・・・

・・・

 

ふむ、あの、すいませんが、一言言わせてもらいたい。

いや、決して反発するわけではないし、

言われて嬉しくないわけがない。

んが、正直な気持ちを言うと、

 

いやいやいや、ギリギリだったっちゅうねん!

 

といった感じ。

***

本当に人徳で70名も集まったならその言葉をまともに受けとるところなのだけれど、

実際は人徳どころか企画当初は全然人が集まらず、

イベント直前になっても全然目標人数に到達せず、

正直言えば、

 

「やべ、どうやって無かったことにしよう??」

 

とイベント自体を亡きものにしようと考えたことも、一度や二度ではない。

ただ、当然のことながら会場は押さえてしまっていたし、

今更キャンセルできる雰囲気でもないので決行するしかなかったのだけれど、

それにしてもあまりにも目標とほど遠い。

 

うーん、どうしよう???

と散々悩んだ結果、とにかくやるしかないということで、共同幹事の通称「オブリガードミノル」とともにとにかく量稽古をした。

すなわち、声をかけまくった。

「来そうな人」ではなく、「このイベントが役に立つであろう人」に声をかけまくった。

内容には自信があったので、予定があってもズラしてくれとか無茶苦茶なことを言いながら、声をかけまくった。

***

果たして、目標をはるかに超える人数が集まった。これには自分もびっくらこいた。

そして、それが当然であったかのように会場では振る舞った。

脇汗と尻汗をたっぷりかきながら。

内容に関してはプレゼンターの人たちの高度すぎるプレゼンのおかげもあって、個人的には大盛況に終わったと思っている。

運営(=僕)がマズかった点を除けば、ほぼ100点。

いや、事前の期待値からすると200点をあげても良いような素晴らしいイベントとなった。

 

「人徳ですね!」と言われるたんびに、

「いやいやいや、ギリギリだったっちゅーねん!」と心のなかで叫んではいたが、

それをおくびにも出さず仕切ることに徹した。

ああ、早く人徳のある漢になりたい。一声かければ100人集まる、みたいな漢になりたい。

***

さて、今回分かったことに関して書いておきたい。

自分自身が経験したことでもあるので今更ながらそりゃそうだなと思った次第なのだけれど、要するに、

1、世間でスゴいと言われている皆さんも、意外と「いやいやいや、ギリギリだっちゅーねん!」というなかで物事を成し遂げている可能性は極めて高い。

2、しかしながら、周りはそれを「平然とこなしている」というふうに見ている。

3、なぜなら、当の本人が「息も絶え絶えなくせに平然とこなしているように見せている」から。

という法則があるんじゃなかろうか。いや、あるね絶対に。

 

今回の僕にしたってそう。

イベントの司会挨拶でいきなり、

「いやー全然集まらなかったんで不安だったんですけど皆さん集まってくださってありがとうございます!危なくイベントやめるとこでした!」

などとは口が割けても言えない。イベントの格を下げることになる。

 

なんなら、

「いやー、素晴らしいイベントなので皆さん参加出来て良かったですね!ラッキーですね!選ばれし戦闘民族サイヤ人ですね!」

ぐらいのことを言わなければいけない。

脇汗をかこうが尻汗がべっとりしてようが、これぐらいの平然さは見せなければいけない。

 

機器トラブルだって沢山あった。

おいおいマジかよという感じで次々問題が起こる。

しかし時間は分刻みで詰まっていたので平然としたフリをしながら、高速で問題解決をしまくった。

色々とほんとギリギリだった。

***

人は、自分の努力に対しては過大評価を、他人の努力に対しては過小評価を与えがちだ。

自分はこんなに必死にやっても出来ないのに、「あの人」は平然とあんなにスゴいことが出来る。

きっとモノが違うんだ。

そんなふうに考える。

 

実際はそうではない。

恐らく、そうではない。

「あの人」はもしかしたら、というよりかなり高い確率で、あなたよりはるかに必死にやってるだけなのだ。

自分が「こんなに」と思ってるのが全力の70%で、「あの人」が出力150%でやってるのだとしたら、そりゃ差は付くわさ。

しかも「あの人」は必死で汗まみれ泥まみれでやってるのに、人前に出るときだけはその汗と泥をぬぐって呼吸を整えて現れる。なんならコロンもちょっと纏っている。

それを見て、「モノが違う」と判断してしまう。

何度も言うけど、それはきっとそうじゃない。

自戒を込めて何度も言うけど、違う、そうじゃない。

 

参考Youtube

https://youtu.be/iAccGIsG4Sg

 

ほんとギリギリだったっちゅーねん!

 

 

これからは年2回ぐらいやろうかな。皆さん予定空けてね。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

※羅王の個人コンサル、始めました。ご希望の方はメッセ下さい。

※Facebook友だち申請はお気軽にどうぞ。ただし最低限の自己紹介はお願いします。

※Twitter始めてみました。たまに暴言吐いてます。「羅王」で見つかるかなと。