約20年ぶりに「高校サッカー部」が復活した話 その1 #1062


 

サッカーとかテニスをやってたようには見えない。どうせラグビーかアメフトでしょ。

 

このように言われなき人種差別を受ける機会の多い僕は、現在86kg。少しだけ日本人男子の平均体重を上回る。

そんな僕も、中学1年生時は153cm38kg、高校3年生で179cm63kgのスリムで可愛らしい少年だった。

ということで高校の現役時代は、ラグビーやアメフトよりははるかに爽やかなサッカーをやっていた。

今日は、ポルトガルのロナウドよりもブラジルのロナウドが神と崇められていたあの時代の高校サッカー部が、奇跡的に1日だけ復活した日の話をしたい。

***

ある日、facebookでメッセを確認すると、一通のお誘いが届いていた。

「久しぶり、今度バーベキューとフットサルやるんだけど、人数足りないから来ない?」

高校時代、まさに「司令塔」として大活躍していた、憧れのパイセンだ。

 

当時緻密なプレーとイケメン然とした爽やかな風貌で名を馳せていたその「司令塔」のパイセンは、しかし当時のプレーに反して極めてアバウトな指令を送ってきた。

まず、「久しぶり」というセリフ。

1年ぶり、3年ぶりぐらいなら分かるが、そもそも高校卒業以来約20年ぶり。もう少しなんかあっても良いのでわないだろうか?

facebookの友達にもなっていなかったので、第一声があまりにシンプルなことに驚いた。そういえばこのパイセンのプレーはいつもシンプルだった。

ファーストタッチはシンプルに。サッカーではとても大事なことだ。

 

続いて、「人数足りないから来ない?」

このあからさまなついで感。

僕自身、営業を10年以上やってる。相手が誰であれ、先方への配慮は絶対だ。特にバーチャルな文面では顔が見えないので平時よりも気を使う。

本来であれば、約20年ぶりにネット上とはいえ再会できたことを社交辞令含め喜び、そして突然の誘いなので相手の都合もあるであろうことを鑑みたメッセージを打つ。

そして言葉の端々に、「(ほんとは面子少ないから人数合わせなんだけど)あなたが必要だ」というニュアンスを含ませる。これが対人コミュニケーションの基本中の基本だ。

 

しかしまたまた僕は思い出した。

カステラ1番、電話が2番と同様、高校サッカー部では、

先輩が1番、後輩は10番目以降。

先輩が後輩を慮ることなど、よほど奇跡が起きなければない。そして、このメッセを見る限り奇跡は起きてないようだった。

 

他にも、手抜きは随所に見られた。

第一に、ほんの数日先の件にも関わらず日程が間違っていた。

場所もアバウトでよく分からなかった。地図の添付も何もない。

当然のことながらおよその金額も、誰が来るのかも記載されていなかった。

まぁいい、「司令塔」のパイセンは確かプライベートはそこまで緻密じゃなかった気がする。緻密さを求めるのはやめよう。

確か「いつも走ってたら大変だから手抜きが大事だ」と常々おっしゃっていた気がする。僕に対して手抜きをしているだけのようだった。

 

そしてfacebookからはただただ、「来い」というメッセージが読み取れた。

こんなとき、僕たちのサッカー部では、

 

シトゥッ!!!!!

 

と返事をする。

 

由来は定かではない。

「分かりました!」のラスト2文字「した!」が語源とも言われているし、誰かがしつこく言ってたら返事がそれで統一されたという噂もある。

うちの会社でも、「テステス」と「テス」を無意味に2つつなげるパイセンがいて、その人が毎日100回以上は連呼していたら、いつのまにか返事のデファクトをとっていた。

そんなものだろう。

僕は、「司令塔」のパイセンのメールに対し、心の中で

 

 

シトゥッ!!!!!

 

 

と返事をした。

またあのハートマン軍曹みたいなパイセンたちと会うのか。

FMJ1

 

少しでも筋トレをして、耐性を強化しておかねばならない。何を言われるか分からないからだ。

出逢って5秒後には走らされているかもしれないが、100kmまでならなんとかなりそうだ。

そんなことを考えながら、1割の楽しみさと9割の憂鬱を胸に隣を見ると、1歳になった2号機が口を開けてすやすやと寝ていた。

雲は少しずつ厚くなり始めているようだった。。。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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