なぜ坊主の男性は信頼できるように見えるのか? #1107


 

僕の所属するランチーム、トライアスロンチームには、3人の坊主がいる。

常に坊主にしているのが2名。

思い出したようにたまに坊主になるのが1名。

あと残りは決して坊主にしようとしないのが十数名。

今日は坊主について考えてみたい。

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既に述べたように、我がチームは常坊主が2名と稀坊主が1名と無坊主が十数名という布陣。

なのだけれど、前から不思議なのは、僕はこの常坊主2人のことを無条件に信頼してしまっているフシがある。彼らが話すことはいつも本当に聞こえ、彼らが選んだ行動は常に正しいように見える。

もちろん、他の面子が信用できないというわけではない。皆それぞれ、自分の持ち場において一線級の猛者たちであるし、有言実行の漢たちである。

そして一方の常坊主二人が、特に優れて信用に値する漢であるというわけでもまたない。

左の坊主はわりとよく言ったことをやらない癖があるし、一緒に申し込んだウルトラマラソンからは3回中2回ほど逃亡した。

右の坊主は僕が一番困っているときに、わりとすぐに席を外す人間だ。※

(※補足:2014年のアイアンマンのときに、僕は前日に朝シャンをしていたらなぜか肩に肉離れを起こした。シャンプーが流せないほどの激痛で、バイクはもちろん歩くこともほとんど出来ず、翌日に控えたアイアンマンのリタイヤを本気で考えるぐらいだった。「朝シャンで肩の肉離れ」というウソのようなホントの悲劇を報告しに部屋に戻って僕が右往左往していると、右の坊主は「またですか・・」と狼少年を見るような目でため息をつきながら、スルスルと部屋を出て行ってしまった。献身的な別のアニキに救われたものの、寂しい気持ちになったことは確かだった。。詳しくはコチラ

だが、不思議なことも僕は彼らのことをほとんど無条件で受け入れている。

 

もう一人の稀坊主に関しても同様。

普段はどことなく信用できない雰囲気満載のロンゲ手前の髪型。

これで指を折ると、元カノの数を数えているチャラい漢にしか見えない。

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しかし、ひとたび彼が坊主になると、俄然信頼が増してくる。薄くてチャラくて軽いしゃべり方は微塵も変わっていないのに、どうしたことだろう、神々しいまでに

「コイツは本当のことを言ってる感」

が出てくる。

そう、

バットが急にケンシロウのような重みを帯びてくるがごとく、

ポルナレフが急に承太郎のような重みを帯びてくるがごとく、

三井寿が急に神宗一郎のような重みを帯びてくるがごとく、

クリリンが急にナメック星のネイルのような重みを帯びてくるがごとく、

桑原が急に仙水忍のような重みを帯びてくるがごとく、

キン肉マンが急にキン肉マンフェニックスのような重みを帯びてくるがごとく、

尾平が急に李牧や龐煖のような重みを帯びてくるがごとく、

(以下略)

信頼残高が急激に増すのである。ちなみにこの稀坊主が再びロンゲ手前の髪型に戻ったとき、その髪の伸びとは反比例して信頼残高もものすごい勢いで減っていったことは言うまでもない。

***

こちらの写真を見てもそうである。

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何かを一生懸命説明する常坊主。そしてその内容が不満なのか、どこかぶすっとした色黒の無坊主。何がそんなに気に食わないのか、晴れの日のはずなのに表情は黒い。

「ブロッコリー」という美容室で3時間もかけてカットしてもらっているというその自慢の髪型は、しかし常坊主と同等の信頼を得るには至らない。

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なぜだろう???

僕は考えてみた。

何度も繰り返してきた通り、人格面だけを抜き出した場合、常坊主が無坊主より優れているというわけではない。皆一様に素晴らしい漢たちである。

しかし僕は、そして周りの皆も恐らくは常坊主たちを信用信頼してしまっている。

 

僕の現時点での仮説は、坊主にすることによって、

 

髪という大事なものを犠牲にしてまで何かを達成しようとしてる感

 

すなわち

 

とてつもない滅私感

 

 

が坊主という髪型から湧いて出て来ているからではないだろうか、と思うのである。

 

右側の色黒無坊主の男性は、実際は毎日毎日信じられないほど自分を律している、すごい漢である。しかし、一回のカットに3時間も使って、人生の貴重な時間をある意味で無駄にしている。

一方の常坊主は、そのカットの時間とお金すら惜しんで何かに没頭している印象を与える。

あくまで印象値なのだけれど、普通の人がそれなりにこだわる髪型という部分の選択肢を一切排除し、そこにかかる時間やお金などの原資をすら、自分の人生の目的目標のために振り向けているという姿勢は、やはり凄みを感じさせる。

奉私ではなく滅私。自分という存在を可愛く感じてしまうのが人間であるけれど、その姿勢が最も簡単に、そして顕著に現れてしまっている髪型を捨て去っている彼らに、尊敬の念が湧いてこないはずがない。信頼残高がほんの一見で増加しないはずがない。

人間は、何かを捨て去っている人間に対して、無形の畏敬の念を抱く習性がある。坊主は、その最たるものなのだ。

彼らは、息をしているだけで信頼される存在なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というどうでも良い話をしてみたかった。

少し気分が暗くなってたここ数日なので。

信頼が全ての営業マンには坊主がオススメです。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が人生に一片の悔いなし!!!

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