ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

インパクトのある数字「3倍」について #1117

time 2016/10/01


 

人は誰しも、今より良くなりたいと思っている。

昨日より今日、今日より明日。

去年より今年、今年より来年。

人間というのは、本質的に自身の成長に喜びを感じる生き物なのだ。

では、その「良くなった」、あるいは「成長した」というのを、どの程度のレベルで目指すのが正しいのだろうか?

個人の話なのでもちろん何でも良いのだけれど、ひとつの基準として僕は最近、それは「3倍」という数値なのではないかと考えている。

***

「3倍」というのは、非常にインパクトがある。

ビジネスパーソンにイメージしやすい喩えで言うと、

「来年は今年の3倍稼ぐ」

と宣言したとしたら、そのインパクトはどのように感じられるだろう?

おお、なんかスゲー!、と思える。めっちゃ厳しいけどなしではなくない?と思える。

5倍だとウソくさいし、10倍だとただの妄想っぽいし、2倍だと現実の延長戦上に過ぎない。

出来るか出来ないか非常に微妙、というかかなり難しいけれど、もし達成できたらマジカッコいいじゃん俺!!!と有森さん並みに自分で自分を褒めてあげることができるのが、「3倍」という基準である。

これはサラリーマンには想像もできないことかもしれない。固定給のサラリーマンにははっきり言って不可能な話ではあるが、個人歩合のセールスや経営者であれば、わりと普通にアリな話である。

 

ちなみに、年収=売り上げの一部とすると、基本的には単価(顧客層)×件数(行動量)×成約率(スキル)で売り上げは決まり、ゆえに年収も決まる。

3倍稼ごうと思ったら、どれかを3倍にするでもいいし、それぞれを1.45倍ずつにしても良い。現状の稼ぎが大したことない場合は大抵件数に問題があるので、件数を2倍にするとすれば、あとは単価と成約率を25%増しにすれば、3倍の稼ぎは達成できる。

なんとなく、アリかなしかと言われれば、アリに見えてこないだろうか。非常に厳しいストレッチであることは間違いないけれど、考えに考え抜けばなんだかいけそうな気がしないでもない。

「3倍」というのは、そういう理想と現実の間の数字なのである。冷静と情熱の間の数字と言っても良いかもしれない。

***

他の例も見て見よう。

「3倍」というのはどの業界でもインパクトがある。

「3倍界王拳」を使った悟空は、サイヤ人最強のベジータが見せていた圧倒的な実力を、一気に凌駕することとなった。

普通の界王拳でも歯が立たない、2倍界王拳でも勝てない・・・そんなものか貴様は、と蔑むベジータをガチで驚かせたことは、当時のジャンプファンの心を掴んだシーンだった。

 

「三倍満」という上がりの際の点数が麻雀には存在する。

見るからに大きそうな手で、子だと24000点、親だと36000点が計上される。

ドラゴンボールの戦闘力で言えば、それぞれキュイを倒したときのベジータ(24000)とリクームに倒されたときのベジータ(36000)であると言える。

とにかくスゴそうな点数なのである。ちなみに戦闘力1200なのはサイバイマンなのでそこは間違えないでほしい。

 

「彼のプレイをよく見て、

盗めるだけ盗みなさい

そして彼の『3倍』練習する

そうしないと、高校生のうちには到底彼に追いつけないよ」

そう、流川楓を異様にライバル視する「スラムダンク」の主人公、桜木花道が、安西先生に言われた一言だ。1980年代生まれの諸君には、サインコサインウソクサインよりずっと優しい問題だ。

初心者の桜木花道には、流川くんが自分より上手いのはなんとなく分かるが、一体どれだけ差があるのかが分からない。

その花道に安西先生が放ったこの言葉は、どれだけの距離が二人の間に横たわっているかを如実に表すものであり、ある種残酷な宣告でもあった。なぜなら、当時の流川くんは既に常人の倍ほども練習していたからだ。

ここでも「3倍」という数字が、彼我の距離に現実味とインパクトを与えていた。

***

そんなふうに「3倍」という数字はとてもインパクトのある数字であり、ストレッチングな数字であり、挑み甲斐のある数字であるのだけれど、

なぜ僕がこの数字に着目するようになったかというと、ある出来事がきっかけだった。

 

その日、その漢は「自分には自信がないんです。」と言った。

とある勉強会で出逢ったその漢は、一流企業の若き管理職であり、傍目にはとても色々うまくいっているように見えた。最先端の仕事に携わり、人生は充実しているようだった。

しかし彼は言う、「自信がないんです。」と。

そう言われてみれば、確かに自信がないように見える。カツアゲしたとしても、なんとなくお財布を召し上げることすら可能に思える。(ただし彼は武道の達人なので、ほとんどの人間は返り討ちに遭うのが実際のところ)

 

「そうか、自信がないのか・・・」

僕は、とりあえず先を促すことにした。「自信がない」と言う相手に「自信を持て」というのは、「頭が痛い」という相手に「頭痛を治せ」と言っているようなものだ。意味がない。

髪がないのに「フサフサしろ」、紙がないのに「尻を拭け」というのと同様に、相手に対する配慮をあまりに欠いている。

同席していた他の参加者も、一様にその漢の持っているものと自信とのギャップに驚いているようだったが、自信がなさそうに「自信がない」というその漢を、そっと見守ることしか出来なかった。

 

「でもさ、どれか誇れるものがあるんじゃないの?仕事もバリバリやってるし、武道も長い時間やってきてるし、そういえばバンドもやってたっていうし、色々あるじゃんね?」

僕は「頭痛を治せ」に若干近い問答をしているとは思いながらも、その漢が自身のもつ宝物に気づいてないだけなんじゃないかと思い、問うてみた。

「そういわれてみれば・・」

漢は自らの人生を振り返っているようだった。

 

数瞬後、その漢はおもむろに口にした。

 

「そういわれてみれば思い出しました。

ああ、そうですね、たしかにこれは誇れるかもしれませんね。

なんて言ったら良いのかな。。。

うーんと。

えーと。

 

実は僕・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

精子が人の3倍あるんです。

 

 

 

 

 

自信のないというその漢を、その場にいた全員が心の底から尊敬した瞬間だった。

「3倍」というのは、かくもインパクトのある数字なのである。

 

その日から彼は、

 

 

 

サンバイマン

 

と呼ばれるようになった。

***

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。