ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

紙は神だったという話 #1167

time 2017/10/10


 

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皆さんご存知、「ゼロ秒思考」が、いまだに売れ続けているらしい。

著者である赤羽雄二さんは、家ではゼロ秒思考どころか、結構5秒ぐらい言葉に詰まることが多かった。元プロテニスプレーヤーの弟に、「なんでそんなに練習してんのに(当時、父は毎週テニスのレッスンに通っていたが、すべて元々やっていたアメフト打ちで相手めがけて水平に飛んでいくため、全くコートに入らなかった。)ショートテニスもできないんだよ?」と言われて、ぐふっとダメージを受けて何も言い返せない場面が度々あった。

とはいえ、発売から4年を経て、まだ売れているのは有り難い限りであります。

さて、この「ゼロ秒思考」、マッキンゼー出身の人間が書いたものだから、難しいフレームワークとか概念とかMECEとかロジカルシンキングとか、色々しちめんどくさい考え方が出てくるのかと思いきや、

ただただ思いついたことを紙に書きまくる

という行為を通じて、頭の回転を良くし、問題解決能力を上げる、という、めちゃくちゃシンプルな手法を紹介している。

具体的には

▼A4用紙を横に使って、あるタイトルに関して3−5行書く。

▼1行あたり20−30文字書く。

▼とにかく量を書く。1分以内に書く。

という、これ以上ないぐらいシンプルな方法。

正直に言えば、マッキンゼーに14年も勤めたのだから、もうちょっと高尚に見えて、もうちょっと格好良い概念でも出してくるのかと期待していたのだけれど、当初はあまりの簡単さに、拍子抜けしたものだった。

これは、息子バイアスもあるのかもしれない。なんせ、家ではパンツ一丁の姿しか見てなかったのだから。

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ところが、やってみるとこれがなかなか効果がある。

書き終えてみると、明らかに知的格闘をした疲労感が残る。

書けた項目は普段から考えている一方で、書けなかった項目は考えてない、ということがバレる。

ソッチ側に解決策がありましたか!と自分でも意外な回答が見つかるようなこともよくある。

考えていることを書いているだけなのに、明らかに脳の馬力が上がる感覚がある。

そうか、父が著書で言いたかったのは、こういうことだったのか、と実感した次第。

確かにこれなら誰でも出来るし、いつでも出来るし、いつからでも出来るし、どこでも出来る。脳は本来膨大な能力を持っており、北斗神拳の逸話のごとくわずかな部分しか普段から使っていないというのはどうやら本当で、これを続ければ今とは違うレベルの脳みそを手に入れることが出来るようになる気がする。

そして、僕は後にこの手法から、

紙は神である

と悟るに至った。

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昨年の今頃、保険代理店への転職とコンサル起業を真剣に悩んでいたときの話。

いくら考えても、踏み出すべきか、踏み出さざるベキか、結論は出なかった。

何せ、大したものじゃないとはいえ、僕が前の会社を辞めることによって失うものは、自分にとっては決して小さくなかった。信じて契約いただいたお客様を置いていかないといけないという一番大事かつそもそもの話に加え、

某最大手保険会社というブランド。

10年連続社長杯達成という実績。

エグゼクティブ(社内最高位のランク名)就任が目の前にあったこと。

あと、下世話だけど、もし辞めた場合はその後年収が一時的にダダ下がりすることが確実で、毎日暴れている珍獣2匹を扶養する身としては、決して簡単に決断を下せるようなものではなかった。

社内でそういうそぶりを出すわけにはいかないし、誰にも相談出来ない中で、頭を抱える日々だった。

一方で、自分が本当にやりたいことに踏み出さないまま死を迎えたら、どれほど後悔するだろうと悩むこと数百回。

もっと人や社会の役に立てる技術も経験も知識もあるのに、「某最大手会社の保険パーソン」という限られた場で立場を守りながら悶々とすることが、果たして娘たちに誇れる生き方なのかと、家に帰って寝顔を見るたびに自問自答した。

世の中が変わりつつあるなかで、自分がいつのまにか守りに入って身動き出来なくなりつつあるストレスは、尋常なものではなかった。

どうする?俺どうする?

オダギリジョーがトランプのカードで悩むがごとく、ずーーーーーーと考えていた。

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そんなある日、ひょんなことから、そのまま東京海上に残り続けるのと、転職&起業をするメリットデメリットを洗い出してみた。

天秤の左側には残った場合のメリットとデメリットを、右側には転職&起業をした場合のメリットとデメリットを。

頭のなかでは整理できてるつもりで、それらが完全にイーブンなバランスだったので、踏み出した方が良いのが分かっていたのに、いつまでも踏み出せずにいた。失うものが大きすぎると思い込んでいたのだ。

で、結論から言うと、書きだして見てびっくりした。

なんと、

某保険会社に残るメリットは、ゼロ。

デメリットは、何もしないことによる膨大な機会損失。

転職&起業するメリットは、無限大。

デメリットは、ほぼなし。

お金は半年だけ我慢すればなんとかなりそうだった。逆に言えば、この半年程度のお金の目処さえつけば、転職&起業をしない理由は一つもないということに気づいてしまった。

そこからの僕は動きが速く、年明け早々に退職を決断し、3月に辞めた。有給はほとんど使えないまま、次の仕事を始めた。

最も意外だったのは、僕の頭のなかでは某保険会社に残るのと転職&起業がイーブンだったのに、実際に書き出してみたら、転職&起業の圧勝だったという点。

特に転職&起業に関するデメリットは、既得権を捨てるわけだから相当デカいと思っていたら、全くそんなことはなく、すべて僕の腕力の範疇でマネージできるレベルのものだった。

なんてこったい!と頭を抱えた日々を後悔した。

***

紙に書き出すことによって、面白いことが分かった。

 

自分の頭の中で考えてることは、100の痛みも1の痛みも区別できないほどアホなんだということが分かった。ただ「痛い=デメリットがある」ということのみがクローズアップされ、それが背負えるリスクなのか、手にあまるリスクなのかは脳内では判断できない。

名著「筋トレが最強のソリューションである」によると、お前の悩みの99%は思い過ごしだ、筋トレをすれば、そのほとんどは消える、筋トレが終わっても消えない悩みこそが、お前が本当に解決すべき悩みだ、と教えてくれるが、まさにその通り。

自分の頭のなかで、チャレンジにまつわる副作用を過分に見積もってしまっていたことが、よく分かった。お化けは見えないから怖いのであって、紙に書いて具現化してみたら大したことはなかった、という感覚。

紙はまさに神であった。

あの悩んだ日々はなんだったんだろう。

 

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が生涯に一片の悔いなし!!!

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。