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2003年3月にペルーはクスコ(マチュピチュへの玄関口)で出逢い、その圧倒的な視座で僕の人生観を変えてくれた人生の師匠こと、中国系オランダ人で数カ国後を話すスーパーガールCho-nin。その彼女が、なんと日本にファミリーで旅行に来ているということで、突撃。あれから15年、Cho-ninにいつか再会すると誓ったあのときの夢が、ついに叶ったという話。
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前回までの話はこちら。
15年越しの夢が叶った話①〜ペルーでおもひでぽろぽろ〜
(登場人物)
ケン:よくしゃべるジャパニーズ弁護士。
トミー:よくしゃべらないジャパニーズ結婚相談所er。
Cho-nin(ショニン):中国系オランダ人。7カ国語を話す。
Kobe(コウビー):ベルギー人。Cho-ninの旦那。
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会話を進めていくにつれ、僕はCho-ninとKobeが特に繰り返し使う「ある言葉」に気づいていた。
 
"Why"
 
だ。
 
トミーが消え入りそうな小声で言う。
「僕は結婚相談所をやっているんだ。」
Cho-ninが言う。
「なぜあなたは結婚相談所をやっているの?」
 
ケンが自身について誇り高く説明する。
「僕は弁護士をやっているんだ。なるまでにタイで沈没したりいろいろあって結構苦労したんだけどね。」
Kobeが問う。
「君はなぜその職業を選択したんだい?」
 
不思議なことに、トミーの結婚相談所業にしても、ケンの弁護士業にしても、僕の転職や起業にしても、彼らはほとんど
"What" 何をしているのか?
"How" どうやってやっているのか?
については聞いてこなかった。
 
代わりに聞いてきたのは、
"Why" なぜそれをやっているのか?
だった。
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ある程度の経験を積んできて、ある程度の修羅場をくぐってきて、ある程度の大人になって、気づいたことがあるとすれば、人の人生の成否を分けるもの、それは、
"Big Why" 私は私の全てを懸けてこれをやるという何か
を心の中に持てるかどうかだ。
"Big Why"があれば、他にやらない理由が1万個出てきたとしても、そいつらをなぎ倒して前に進むことが出来る。からして、それがスポーツであれ仕事であれ、結果が出やすい。
また、結果が出なくとも、自らが心の底から求めるものに向かって全力投球できる人生というのは、それそのものが素晴らしく光り輝く。
子どもはきっと、この"Big Why"を心の中に持ってる。もちろん、その精神は決して我々大人から見て崇高なものとは言い難く、単に我欲の塊でしかないけれど、しかし純粋に人生を生ききるための何かを持っている。
一方の大人はというと、小さい頃は持っていたその何かに蓋をしたまま、マズローの何段階目かぐらいまでの欲求を満たすために、"What "や"How"ばかりに囚われた人生を送っている。
やっていることをうまく説明することも、その進め方を他人に伝えることもできるが、しかし「なぜ」それをやっているのか?については、あまり考えが及ばない人は多い。
僕も人生のある期間では、そういう状態に陥っていたと思う。
Cho-ninとKobeのなぜ?なぜ?なぜ?という問いは、すなわち、
「君たちはなぜその仕事を、その生き方を選んだんだ?なぜ大切な命を使ってそれをやる意義があるんだ!?教えてくれ!君たちの心の叫びを、魂の言葉を聞かせてくれ!」とガチンコのぶつかり合いを臨むものだった。
その答えは、少し前の僕だったら詰まったかもしれない。しかし僕にしろトミーにしろケンにしろ、皆、この"Big Why"に関しては、腹に一物を抱えていた。足りないのは、英語力だけだった。というわけであまり上手に伝えられず。
そして僕たちは、彼らがなぜリスクを取って世界一周をしているのか、その"Why”を聞いてみた。
***
Cho-ninは言った。
「ケイタ、私たちの命は短いのよ。
命はいつ終わるか分からない。
数十年後かもしれないし、明日かもしれない。
だったら、自分たちが心の底から望む何かに時間を使うのって、普通のことじゃないのかな。
子どもたちだって、確かに1年間世界を回るのは、教育の面から何から、リスクと言えばリスク。
だけど、この経験が彼らの人生に及ぼす影響から考えたら、そんなのごくわずかなマイナスに過ぎない。
本当に大事なのは、彼らにどんな人生を送ってほしいか?なの。
だとしたら、今やるべきなのは何かなんて、自ずから答えが出るものよ。
Kobeは今40歳。これがあと10年経ったら、子どもたちももっと大きくなって、もっと私たちも稼げてて、もっとラクに旅が出来たと思う。
だけど、そしたらKobeは50歳のおじさんになっちゃうし、今この経験をした10年間を生きるのと、普通の10年間を過ごすのとでは、全然違うと思う。
世界をより良い場所にするためにも、そういうところに力を使える自分でいるためにも、世界を知ることはきちんとしないといけない。
過ぎ去りし時間は絶対に取戻せない。
だったら、私たちにだってリスクはあるし怖いって気持ちも勿論あるけど、でもだからこそ今飛び出すべきだって思ったの。
大事なのは、心がどう感じるか。頭じゃないの。心よ。」
 
驚いた。
15年前と、言ってることが全く一緒じゃないか。全くブレてないじゃないか。
僕たちはこの15年間で多くを得て、一方言うなれば捨て難い何かをすら、日本とベルギーで離れていながらも手に入れてしまった。
おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に出るがごとく、僕は日本で起業と転職をし、Cho-ninはベルギー&ニューヨークから家族で旅に出るという選択をした。
僕自身、結構大きなものを捨てて前職から卒業する決意をしたが、Cho-ninはもっともっと多くのものを、人生の目的目標から逆算すれば捨てて当然のものを捨て、そして何よりもかけがえのないものを手に入れていた。
カッコいい。
カッコよすぎやん、このファミリー。
なんなんだこいつら。
あまりにも自分に正直に話す彼らに、改めて人生の"Why"について考えさせられる時間となった。
終わりの時間は刻々と近づいていた。
最後にパシャリと写真を撮って、食事を終えることにした。最高の時間だった。SPEED風に言うと、Precious Time だった。
アストロンが解けて急に笑顔になったのが左のトミー。激しい攻撃と防御に粉骨砕身の活躍をし、疲労困憊のケンが右。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が生涯に一片の悔いなし!!!

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