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「北斗剛掌派」:世紀末の日本を救わんとする一派。少子高齢化と人口減少のなかでも、日本人の生産性を1.5倍にすれば帳尻はギリで合うと固く信じている。モヒカン、ボーガン系ヒャハり気味DQN男子はお断り。明日への希望となる種もみが好き。尊敬する人はウイグル獄長とミストバーン。
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僕はあまり知られていないが、もともとサッカー部の人間である。
小学校から高校までは、がっつりサッカー部に所属していた。
今は「アメフトですか?」、「総合格闘技?」、「ネアンデルタール?」、「バナナ好き?」と言われることも多いけれど、高校生サッカー部全盛期の頃は、170cm63kgの細身なシティボーイだった。(今は88kgで「パパ」)
んで、当時からほとんど日本のサッカーには興味がなかったけれど、欧州サッカーには結構興味があり、今もそれは続いている。
当時と今の違いで言うと、欧州サッカーに日本人の名前を見つけることが格段に多くなった点。僕も日本人だから、欧州サッカーとはいえ日本人の名前が出てくると嬉しくなってネットで記事を読んでしまう。
そんななかで飛び込んできたのが、ブンデスリーガはドルトムントの香川選手と、セリエAはインテルの長友選手の記事だった。
僕にとっては、いずれも日本人×ヨーロッパサッカーということで、メッシやクリスティアーノ・ロナウド、大好きなイニエスタの次ぐらいにチェックしたくなる。
いくつかの記事を読んでいくと、タイトルの通り、マジで
どんなに元々スゴい人でも、評論家は評論家に過ぎないし全くアテにならない
と痛感したのでめもめも。
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香川選手も長友選手も、称賛と批判を交互に、どちらかというと批判をだいぶ多めに受けながら、ここまで世界のトップリーグである欧州でキャリアを積み上げてきた。
香川選手は2010年に加入したドルトムントでフィーバーして、2012年には世界トップのクラブのひとつ、マンチェスター・ユナイテッドに移籍。日本人がついに世界トップのチームに!ということで大興奮したが、現実はそう甘くはなく、2014年に古巣であるドルトムントに帰還した。
第1次ドルトムント時代は大活躍しており、空気やフィーリング、チームメイトとのバランスも良かったため、第2次もうまくいくかと思われたが、そうは問屋が下ろさず。マンチェスター時代にあまり出場機会の得られなかった香川選手は大きく調子を落としてしまっており、「あの頃のカガワはどこへ行ったんだ!」と批判を浴びるに至った。
今回はなんと日本代表からも漏れてしまった。
 
一方の長友選手。
2010年にイタリア・チェゼーナへ渡り、翌年にはこれまた世界トップクラスのクラブであるインテル・ミラノへ移籍。
これまたついにこの日が来たかと興奮したが、上背がなく、幾ら速く動けるとはロベルト・カルロスみたいな化物はそうそういないため、移籍しただけでそんなに出番はないかもと勝手に思っていた。が、蓋を開けてみれば早々にレギュラーに定着。2014年には副主将に選出されることとなった。
がしかし、ポジション争いが過酷な欧州サッカーは甘くなく、なんと翌年にはポジションを失い、2019年まで契約を延長したものの、出番がなさすぎて放出対象でしかないと噂されるまでになってしまった。
 
そんな厳しい状況で「構想外」とまでメディアや監督に言われながらも、香川選手、長友選手はともにこの数ヶ月は好調をキープし、なんと戦線に復帰して定着しつつある。
ほんとあっぱれ。
そんななかで、元ドイツ代表でドリブラーと言えばこの人とも言える、ピエール・リトバルスキー氏(通称:リッティ)が香川選手についてコメントしている記事が流れてきた。リッティは晩年にはジェフ・ユナイテッド市原でも活躍していて、日本のJリーグ黎明期を支えた貴重な外国人選手の一人だった。
適当な外国人メディアではなく、日本のサッカーをよく分かっている人物なので、コメントはとても的確で参考になる・・・と思っていた。
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2017年3月、香川選手が全く出場機会も与えられず超絶苦しんでいるときには、リッティはインタビューにこう答えていた。(意訳)
インタビュアー(以下イ):「最近の香川をどう思いますか?出場機会もなく厳しいようですが。」
リッティ(以下リ):「以前に比べて何かを恐れている感じがある。それも当然で、以前にいたクラブに帰ってきたからといって、同じ調子に戻すのは簡単ではない。」
イ:「香川はどうすべきでしょうか?」
リ:「純粋な両利きでもないのだから、左足を使おうとしないで得意な右足を使うべきだ。彼は純粋な右利きだ。あと、ドルトムントではもはや厳しいのではないか。他に移籍して出場機会を求めるべきだろう。最近のカガワは、ファーストタッチからして怖い選手ではなくなっている。」
イ:「ズバリ、香川選手の不調の原因、復調の作戦は何でしょうか?」
リ:「一概には言えない。彼自身の問題とも言えるし、監督やチーム事情の問題とも言える。ひとつ言えることは、原点に帰ることが大事ということだ。しかし同じことを続けていてもダメだし、変化しようとしたとて副作用が発生する、正直、このままでは出場機会は望めないだろう。欧州には彼を欲しがるチームは沢山ある。しかし、ドルトムントでは厳しい。」
何度読んでも、何かを言っているようで何も言っていないように見えてしまうリッティ(リトバルスキーの愛称)のコメント。
 
続いて、2ヶ月後2017年5月のインタビューではこう答えている。
このたった2ヶ月の間で環境は激変しており、偶然もあったものの、香川選手は監督の信頼を勝ち取り、出番が全くないに等しい状況から、レギュラー定着に近いところまで来ていた。
そんななかでのリッティのインタビュー。
イ:「香川復活の原因はなんでしょうか?」
リ:「私は兼ねてから言っている通り、カガワの可能性を信じていた。今の結果は当然だ。」
イ:「具体的にはどんな点が、香川の復活を後押ししたと思いますか?」
リ:「カガワは監督にとって計算しやすい選手だ。だから傑物だらけだがまとまりのないこのチームに、唯一と言っていいほど読めるカガワがいることの価値に、監督がようやく気づいたと言っていい。もちろんカガワは才能のある選手だが、それだけでは厳しい状態だったが、しかし私が睨んだ通り、自分を信じていればいつか結果が出ると思っていた。」
 
ちょ、まーてーよ!!!
 
たった2ヶ月でこの意見が真逆に。
僕のなかのキムタクが出てきてしまうのもうなづける。
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結局のところ、こうなのだ。
評論家というやつはいつだってこうなのだ。
どんなに昔スゴかった人でも、ひとたびピッチを離れて人を評価する立場になると、株式アナリストと同じで、どちらに転んでも「ほら言ったでしょ」的な匂いをプンプンさせながら発言を二転三転させる。
もちろんそれが彼ら評論家の職業であるわけだし、1つの意見に偏ってそれが外れたときにはおまんま食い上げになるわけだから、生存本能としては理解できる。
しかし、プレイヤーの側からすると、それがサッカーであれ、ビジネスであれ、その人間の能力を既定するのは結果でしかなく、そしてそれは自らが叩き出すしかないものである。断じて、評論家がこう言ったから、といった類いのものではない。
世の中、あまりにいろんな人があまりにいろんなことを言う。
カガワはもうダメだ。ナガトモはもう終わった。
何度聞いただろう。
評論家は、確率で物事を語る。多くのサンプルを見て話すので、必然的にそういう話し方になる。
プレイヤーには、確率は関係ない。0か100かだ。「試合に出られる確率」なんてものはなく、「試合に出られる」か、「試合に出られない」かのどちらかだ。
確率なんてくそくらえ。
ダメだと言われるその度に不死鳥のごとく甦ってきた彼らは、自らがやるべきことを情熱を持って淡々とやり続けてきた結果、栄光を掴んだ。
100人が失敗を確信しても、たった1人、自分だけは成功を信じる。
文字にすれば簡単な話ではあるが、とてつもなく難しいことをずっと続けてきた香川選手と、長友選手に、改めてリスペクトを感じた、そんな決戦の金曜日。
 
ちなみに僕の場合、いろんな人から「大成功間違いなしだね!」と有り難い言葉を頂戴するのだけれど、当の自分自身が不安で不安で仕方が無い、という困った状態にある。
誰か、香川選手や長友選手のような、受け入れられないものを変える力をちょうだいよ。宇多田ヒカル的に。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が生涯に一片の悔いなし!!!

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