ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ラーメン二郎にもダイバーシティの波が来ている。 #1222

time 2017/12/04


 

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先日、10年ぶりぐらいにラーメン二郎にいってきた。

加齢に伴い規模も消化機能も縮小した自らの胃を鑑み、小のぶた入り。

ラーメン二郎初心者のために少しだけ解説すると、二郎のメニューは以下に分けられる。わかりやすく、「キングダム」的に表現した際の階級を添えておく。呼び方は店舗によって少々違いがある。

(ラーメン二郎ヒエラルキー)

ラーメン:通称「小」。千人将級。これだけで通常のラーメン店の2倍ほどある。慶應生は基本的に頼まない。

ぶた入りラーメン:通称「小ぶた」。二千人将級。巨大ぶたが2枚追加され、「小」に比べると少し食べやすくなる。

ぶたW(ダブル)ラーメン:通称「小ダブ」。五千人将級。巨大ぶたが4枚追加され、一気に難易度が高くなる。

大ラーメン:通称「大」。将軍級。完食すれば一気に将軍格だが、逆に言えばそれぐらいの難敵。胃の大きさだけではなく、「食べる順番」なども戦略的に進められないと無理。

ぶた入り大ラーメン:通称「大ぶた」。大将軍級。「大ぶた」を食べられたら、たぶんどこの大学、会社でもレギュラーが取れる。

ぶた入り大W(ダブル)ラーメン:通称「大ダブ」:六大将軍級。「大ダブ」を完食出来たら中華統一も可能。完食できるやつは日本人の100人に1人もいない。二郎好きだと20人に1人ぐらい。

僕の大学時代の全盛期で、確か「大ぶた」まで制覇したと記憶しているが、「大ダブ」までは手が届かなかった。

ここに、「ヤサイオオメ」、「アブラオオメ」、「カラメ」、「ニンニクマシマシ」などの呪文を付け加えて完成するのが、あなただけのオリジナル二郎。

インドと同じで、二度と食べたくならないほど敗北するか、逆に食べずにいられない中毒状態になるかのいずれかがラーメン二郎の醍醐味である。

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そのラーメン二郎。場所は新宿。10年ぶりの訪問。

入ってみて驚いた。

「いらっしゃいませ〜!」と言われた。

今で言うところの「塩対応」が当時からラーメン二郎のウリであり、店員さんが挨拶することなど、僕の現役時代にはついぞなかった。むしろ、客がクソ忙しい店に申し訳なさそうに入店させてもらう、というのが、二郎の流儀だった。

さらに、

「野菜、油、ニンニクはどうしますか?」と愛想よく聞かれた。

当時は何百人分もの二郎ラーメンを捌く大将が一瞥をくれた瞬間に、空気をフル読みして「ヤサイオオメ!アブラスクナメ!ニンニクマシマシ!」と大声でコールするのが、ラーメン二郎初心者まで含めた者の礼儀とされた。その「一瞥」を逃した者に、注文をつける資格はない。

大抵は大学入学とともに新入生の自信を打ち砕く目的で先輩に連れていってもらうのがラーメン二郎なのだが、初訪のときですら、「いいか、気をつけろ、ここのルールはだな・・」と先輩から強烈に指導される。

それぐらい、客が空気や店の流儀を読み取ることを求められるのが、ラーメン二郎だった。

のに、なんとこちらの要望を聞いてくれるではないか。

僕は開いた口がふさがらなかった。

***

さらにいくつかの点が、僕を驚かせる。

まず、「小ぶた」が運ばれてくるその様子を見ていると、なんと器に大将の親指が入っていない。

「ラーメン二郎の旨さの秘訣は、大将の親指である。」と言われるほど、大将の指はいつもスープに浸された状態で提供される。

そもそもがスープがヒタヒタの状態になっているため、器を運ぼうとすると必然的に親指が犠牲になる。

それを防ぐために、普通のラーメン店ではスープを器のフチから1−2cmほどのところまでしか入れないのだが、ラーメン二郎ではそんなこと御構い無しにフルに入れてくる。

結果、常に大将のダシを味わうハメになるのだが、今回はそれがなかった。

さらに!

なんとチケット売り場を見ると、メニューに「煮卵」、「つけ麺」があるではないか。

「メニューはラーメンオンリー。あとはデカイか超デカイかだけ。」、これがラーメン二郎の流儀であるはずだった。

これも時代の流れなのだろうか。

 

結局僕は、「小ぶた」すら完食できずに2/5ほどを残し、ラーメン二郎を後にした。

一抹の寂しさとともに。

店内に小型テラフォーマーも鳩もいないラーメン二郎は、僕が青春を共に過ごした「あの」ラーメン二郎であるとは思えなかった。

***

現代は、「ダイバーシティ」の時代と言われている。

昔のソニーのように、「俺たちは創りたいものを創る!」といった覇気溢れるプロダクトアウトの精神はそれはそれで大事とされているが、一方で、市場に受け入れられるマーケットインの発想がなければ、ビジネスが成り立たなくなってきているのは確かだ。

そしてその「市場」は単一のものではなく、年齢、性別、人種、宗教、生活様式など、様々な切り口によって、多様化されている。

多くの会社に「ダイバーシティ委員会」なるものが設立され、対市場だけではなく会社で働く人たちに関しても、会社がダイバーシティを推進しようとする動きが増えている。

多様な人たちの多様な欲求に対応することができなければ、企業が生き残っていけない。それがダイバーシティな時代を生きる僕たちの課された鉄則である。

 

「ラーメン二郎を大好きな人以外は、皆ラーメン二郎を大嫌いである」とすら言われたほど、極端な戦略と極端な味、極端な接客、極端な店構え、極端な商品ラインナップで攻めてニッチな市場を開拓していたラーメン二郎。

押し付けがましいまでの「ラーメン二郎イズム」が、多くの信者を産んでいたのは、誰にも否定できない事実だ。

そのラーメン二郎が、なんと客に積極的な声がけを始め、メニューに煮卵やつけ麺などのラインナップを増設し、そして店内を綺麗にし始めた。

店のルールに客を縛り付け、従わせていたラーメン二郎が、ついに、思ってはいたけど口にも態度にも出せなかった客の要望に応え始めた。

ラーメン二郎ですら、ダイバーシティの波には勝てないということだろうか。

ビジネス的には成功するだろうが、少し郷愁の念を感じる、元ジロリアンであった。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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