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「北斗剛掌派」:世紀末の日本を救わんとする立拳民主を標榜する一派。少子高齢化と人口減少のなかでも、日本人の生産性を1.5倍にすれば帳尻はギリで合うと固く信じている。モヒカン、ボーガン系ヒャハり気味DQN男子はお断り。明日への希望となる種もみが好き。尊敬する人はウイグル獄長とミストバーン。
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大人になるといろんなことが分かってくるせいか、妙に物事を客観的に見るようになってしまったり、冷めた目で物事に相対してしまうことが多くなる。また、思考の射程距離も長くなり、今の僕は100年先まで考えていたりする。
そんなとき、ふと、「目の前」しか見ていなかった「あの頃」を懐かしく思う気持ちが、湧いてくることがある。
「あの頃」見ていたのは、「目の前の女の子」、「目の前のお◯ぱい」、「目の前のルーズソックス」、「目の前の生足」、「目の前の部活」、「目の前の期末試験」、「目の前のゲーム」、そして「目の前の漫画」だった。
それなりに忙しくしている今、どうしても「あの頃」に思考がフラッシュバックしてしまうのが、実家に帰ったとき。なんと、トイレに「スラムダンク」が全巻置いてあるのだ。
従い、年始に実家に帰った際には、必然的にトイレに1時間は篭ることになる。弟も同じ選択肢を採るため、実家に集まるのが大人5人、子供4人であるにも関わらず、トイレに1時間ずつ子供の心を持った大人が交代で居座ることになる。
今読んでも、そしてトイレで読んでいても泣けてくる。いや、今だからこそ泣けてくる。「目の前」に打ち込むことは、こんなにも美しいことなのかと、自分の人生の密度を見直したくなる。
あれほどの感動を生んだ赤木ゴリはたったの18歳、流川の絶対的ライバルとして君臨した仙道くんと沢北くんは17歳、主人公の桜木花道に至っては16歳。なんてこったい!
今の子は「スラムダンク」を読んだことがないという、人生損してるとしか言いようがない育ち方をしている場合も多いが、ぜひ騙されたと思って読んでみてほしい。
泣ける。
何歳になっても自宅に完備すべき。

 
で、本日はその「スラムダンク」すら凌ぐのではないかと思われる、涙ちょちょぎれ系青春スポーツ漫画を紹介したい。
その名を、「DAYS」という。
おそらく、これから「キングダム」を猛追するであろう、サッカー漫画。
こちらも自宅に完備を推奨。

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「DAYS」の設定はこんな感じ。
サッカーの強豪校にうっかり迷い込んで入学、入部してしまった主人公の柄本つくし。156cm、49kg、ただのもやしっ子で、完全なる運動音痴。
気弱、ひ弱、いじめられっ子の三拍子が揃っており、バスケ未経験でもなぜか運動神経が異常なレベルにあった「スラムダンク」の桜木花道や、運動音痴でも実家の釣り船屋で徹底的に鍛えられていた「はじめの一歩」の幕之内一歩とは、そこが決定的に違う。
しいて言えば、桜木花道のそれよりはるかにしっかりしていて、幕之内一歩のそれと同等クラスの「実直さ」のみ。要は、言われたことをそのままやる真面目さがある。
 
「キャプテン翼」と同じでキャラクターがみんな同じような顔をしているため、慣れるまで少し時間がかかるけれど、たぶん5巻までに1度は泣ける。心友の熊は2巻ぐらいで泣いていたはず。
(余談だけど、翼くんと日向くんはともかくとして、岬くんと三杉くんと松山くんを見分けられる人は、そう多くはないだろう。)
体力もない、スピードもない、初心者だからボールテクニックももちろんない、しかし真面目ではある、それでもサッカー強豪校なので立場があるはずもなく、結果が全く出ない。
そんな人間が「目の前」しか見ずに前進を続ける姿が、こんなにも人の心を打つのかと痛感させられる。「何も持ってない」ということは、伸び代しかないということだが、それが本当によくわかる。
「DAYS」の一節に、こういうセリフがある。

人は練習すればうまくなる。努力すれば必ず強くなる。
1ミリでも、0.01ミリでも前へ進めば、昨日より下手になっていることはない。
感度の問題だ。
結局0.01ミリの成長に幸せを感じられるかどうかだよ。
上に行けるかどうかってのはそこにかかってる。

僕はそれ以来、自分の「0.01ミリの成長」に幸せを感じるように心がけている。
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初心者で下手くそなのでとにかく走ることしかできず、それでも遅いは体力切れするわでしばらく何の役にも立たないつくし。
しかし、ただひたすら走り続けることで、そのうち圧倒的な走力を身につけて競争力を持ち始めて強みにフォーカスしてポジションを得・・・たりしないところがこの漫画の面白いところ。現実と強豪校はそんなに甘くない。
それでも、点も取れないしドリブルもできないしキープもできないつくしが、唯一まともにできるのが「ボールを持っている相手を追い回す」という行為で、これが「セカンドボールの奪取(こぼれたボールを拾って仲間に渡す)」という特殊能力の開花に、少しずつつ少しずつ、つながっていく。
これは「スラムダンク」でいうところのリバウンドで、要はセカンドボールの奪取をすることにより、相手の攻撃回数を減らし、味方の攻撃回数を増やすことができる。桜木花道のセリフを借りれば、「敵のチャンスを半分にして、味方のチャンスを倍にする。てことは4倍の働きってことか!」となる。
ドリブルをかっこよくしたい、点をバシっと獲りたいというサッカー選手なら誰でも持つエゴを一切捨てた、完全なる無私なつくしだからこそできる献身で、それがゆえ、強豪チームの中でも異彩を放ち始める。
つくしの唯一のエゴは、「誰かの役に立ちたい」である。
誰の役にも立ってこなかった(と思い込んでいる)過去が、このささやかなエゴを生み出している。そして、人の目を常に気にしながら生きてきたその観察眼が、「味方がどうプレーしようとしてるか」を把握し、畢竟、「どこにボールがこぼれるか」を誰よりも早く察知する能力につながっていく。(スピードは遅いが、把握が早い。)
で、なんだかんだあってレギュラーとは言わずとも強豪チームのなかで特殊能力を持ったスーパーサブ的なポジションを獲得することになり、「スラムダンク」よろしく全国大会に出場していく。
ちなみにわたくし、先週のマガジンの最新号で最新の「DAYS」を読んだところ、不覚にもわずか1話で泣いてしまいました。
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追記しておくと、実はこの漫画は、
弱者のリーダーシップ
の本でもある。
経営者各位、幹部各位に至っては必ず読んでほしい名著。
「人を動かし、組織を鼓舞し、目標を達成する」ことがリーダーの本懐であるならば、柄本つくしは実は十分にその役割を果たしている。
何も持たない人間がどのように周りの人間に認められ、強みを磨き、影響力を発揮していくべきか。
簡単に箇条書きしておくと、弱者のリーダーシップの発揮に必要な要素は、
▼徹底的な無能(自分はできない)の自覚
▼一点突破の強みの育成
▼無私の心と組織への貢献の意識
▼0.01ミリの成長へのフォーカスと、常に動き続けること
あたりが挙げられる。まぁ読んでくれ。読めばわかる。
圧倒的な強者の視点から語られがちなリーダーシップが、実は弱者からも生み出せるという視点を提供した意味で、本作の意義は非常に大きい。
単なるスポ根青春漫画としてだけではなく、これからのリーダーシップ業界を揺るがすかもしれない教養本として読むと、また違った味わいになると思う。
ということで、2018年にオススメする第1作は、なんと漫画でありました。
読んだ方、感想ください。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が生涯に一片の悔いなし!!!

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