ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

「本業力」だけではなく、「それ以外力」の時代になってきている、という話。  #1280

time 2018/01/31


 

※ブログとメルマガ毎日更新チャレンジ中(メルマガは平日のみ)。

ブログ:日々の問題について、北斗剛掌派的見地から徒然なるままに綴ってます。

メルマガ:世紀末の覇者として会社の組織変革と人財育成について書いてます。

メルマガ希望の方はkusog.akaba(アットマーク)gmail.comまで身元、仕事内容や志、そして愛のあるメッセージ付きで申請お願いします。経営者、士業、事業主の登録が多いです。

「北斗剛掌派」:世紀末の日本を救わんとする立拳民主を標榜する一派。少子高齢化と人口減少のなかでも、日本人の生産性を1.5倍にすれば帳尻はギリで合うと固く信じている。モヒカン、ボーガン系ヒャハり気味DQN男子はお断り。明日への希望となる種もみが好き。尊敬する人はウイグル獄長とミストバーン。

***

言われてみればそりゃそうだよね、という話だけど、僕も含め意外とみなさん出来てないであろう話をします。

とある地域で3本の指に入るライターさんと、とある地域で3本の指に入るデザイナーさんと話した後に、全国で3本の指に入る介護医の先生が講演で全く同じことを言っていたので、たぶん原理原則として正しい話なんだと思う。

なんの話かというと、

今は本業力だけでは差がつかず、「それ以外力」で差がつく時代である

てやつです。

***

前述のとある地域で3本の指に入るデザイナーさんが、同じくその地域で3本の指に入るライターさんについて言及していた話が示唆深かったので、非常に印象に残っている。

なお、両者ともボキャブラリーに問題があるのか、「やばい」、「パない」とヤンキーのような言葉を連発しているように見えるが、そこはご愛嬌。

デ:「あの人(=とある地域で3本の指に入るライターさんのこと)はやばい。マジでやばいです。」

羅:「やばいって、やっぱりライティング能力がパないんですか?」

デ:「いや、そこはむしろちょっと他より上手いぐらいです。上手いっちゃ上手いけど。」

羅:「???でもライターですよね?職業?そこがちょっと他より上手いだけで、やばい場所まで行けるんですか?」

デ:「いや、行けません。でもあの人の場合、ライティング能力以外がやばいんです。」

羅:「と、おっしゃいますと?」

デ:「べしゃりと強気ですね。あと、人の動かし方もパない。

羅:「ライターさんて自分の書くものに自信持ってるわけですよね?てことはみんなそれぐらいできるんじゃないんですか?」

デ:「これができないんです、全然。モノを書くのはもちろんプロだけど、それしかできない人ばっかり。」

羅:「ちなみにデザイナーさんの世界は?」

デ:「全く一緒です。みんなデザインしかできません。」

どうやらこのとき話題に登っていたライターさんも、僕が話を聞いたデザイナーさんも、「本業力」は当然のごとくプロとしての水準にあるが、しかしそれ以上に「それ以外力」で他者との圧倒的な差をつけているらしかった。

この後に聞いた介護医の先生の話も、「今の時代は患者さんの気持ちが分からない医者はダメなんですよ!」と大声でおっしゃっていた。診療もできる、手術もできる、しかし、若い頃から先生と呼ばれて感覚が狂い、市井の患者さんの気持ちは分からない。

そういう医者はこれから滅びるであろうとの話だった。心から共感。

ライターやデザイナーの世界だけでなく、医者の世界も、

「本業力」よりも「それ以外力」が勝負を分ける時代

がきているようだ。

***

そういう話を聞いたりしているタイミングで、世にも役に立たないブログと評判のこちらから、こんなエントリが流れてきた。

◯ブン◯レブンの店員さんにどうしてもお願いしたいこと。 

話を要約すると、コンビニで1.5Lの飲み物数本とお菓子300g少々を買ったら、2つの袋に入れてくれたものの、

5kgの飲み物だけが入った袋と、300gのお菓子の袋に分かれて渡されて、めっちゃ左右バランスが悪かった

というしょうもない話。

 

しょうもない話ではあるが実は非常に示唆深い話で、一つ抽象度を上げると、このコンビニの店員さんは、

商品を袋に詰めるという「本業力」はあったが、

顧客がそれをどう運ぶかを想像するという「それ以外力」はまるでなかった、

のだと言える。

これは外国の店員さんにありがちで、まだまだ日本人の感覚とはズレがあるなと、僕自身もいつも思う次第である。それはこの件だけではなく、おつりの渡し方や、挨拶の仕方、自身が勤めるコンビニのトイレの使い方などにも現れている。

僕はトイレにはうるさい。

***

他にも例を探してみると、これはタクシーでも顕著な話で、特に大手タクシー会社は、この「それ以外力」に力を入れていると感じる。

運転はできる、目的地にも連れて行ける。しかし臭かったり、ぶっきらぼうだったり、アクセル踏みすぎだったり。

そういう運転手さんが顧客の印象を下げるのだとようやく気づいたのか、最近の大手タクシー会社の「それ以外力」への傾倒は、ちょっと大げさと感じるほどだ。

 

まず乗車すると、「◯◯タクシー会社の△△です。よろしくお願いいたします。」と挨拶をしてくれる。

おお、普通のタクシーではそこまでしない。さすがだ。

そして、

「ご指定のコースはございますか?」

おお、聞いてくれるのか。しかし、とはいえ2メーター先まで一本道なのにこの質問を壊れたテープのように繰り返すのは、「それ以外力」がまだまだ低いことの証でもあると思われる。

このあたりの臨機応変さがつけば、タクシー業界はまだまだ変われると思うけれど、いかんせんサービスのレベルは依然として低いのが実情かなとも思う。

***

何年か前に、元リッツカールトン日本支社長である高野登さんの講演を聞いたときに、全く同じような話をされていたと記憶している。

“We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen”
(紳士淑女とおもてなしする私たちも紳士淑女です)

という伝説のモットーを掲げるリッツでは、「サービス」ではなく、「ホスピタリティ」を提供するのだと、口を酸っぱくして従業員たちに伝えているのだという。

「サービス」とは、上記の話で言えば「本業力」であり、ホテルで言えば、ベッドが綺麗、食事が美味しい、ロビーが豪華だとかの、高級ホテルとしては至極当たり前の要素であり、その部分ではコンラッドやハイアットと差をつけるのは難しいいう話であった。

 

では何がリッツの伝説とそれ以外のホテルを分けているかというと、「ホスピタリティ」、すなわち、「それ以外力」であるという話だった。

有名どころでは、顧客がロビーでチェックインしてエレベーターで上に上がると、なんと階のフロアマネージャーがエレベーターが開くと同時に自分の名前を呼んで出迎えてくれるとか、緊急の忘れ物をホテルマンが新幹線に乗って届けにきてくれるとか、そういう逸話がリッツにはいくつもある。

すべて、ホスピタリティ、もっと言えば、顧客を思う気持ちが成せる技である。 ちなみに僕が初めてリッツに泊まったときは、名前は呼んでくれたが、忘れ物をするのを忘れたので、新幹線で追っかけてもらうことはできなかった。

***

以上、いくつかの業界で「本業力」と「それ以外力」の事例を見てきたが、見ようによっては厳しい時代になってきた。

というのも、高度経済成長期やバブルの時代であれば、「本業力」だけでなんとかなった職種が、それだけでは生き残れない時代になってきたからだ。

僕のいる業界で典型的なのが税理士さんで、彼らは「税務のプロ」であるが、いかんせん、ビジネスパーソンとしてのレベルは低い。

なぜかというと、「それ以外力」の研鑽を怠ってきたからであり、顧客目線に立つと、使い物にならない税理士さんというのは、実は多い。

これは45歳を超える税理士さんに顕著で、医者や弁護士と同じ特権階級だった頃の名残なのか、横柄かつ顧客不満足の極みであり、一体なんのために存在してるのか甚だ疑問な人も多い。

反対に、20代30代の税理士さんは、そういう特権階級から良い意味で平民階級となった税理士界の風潮からなのか、努力家で、人当たりもよく、顧客のことをきちんと考えられる人も多い気がする。

いわんや自分の業界をや、ということで、他山の石としたい。

「自分の業界における『それ以外力』ってなんだろう?」

とは、常に自問自答していたい設問である。

***

※今日のトレーニング 腕立て100回、マウンテンクライマー&ツイストプランク3セット

世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!!

我が生涯に一片の悔いなし!!!

Facebook友だち申請はお気軽にお待ちしております。

組織の人財育成についてのメルマガ希望の方はkusog.akaba(アットマーク)gmail.comまで。

いずれも最低限の自己紹介と愛のある一言をお願いします。

家族とか教育とかの話

ラオウを目指す羅王のブログ

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

「ラオウを目指す羅王のブログ」にようこそ。修羅が蔓延る世紀末の日本を、「北斗剛掌派」という思想体系を以て変える活動をしています。我が生涯に一片の悔いなし!と言える人生を送るため、101回目のダイエットに励んでいます。