本日、「おかあさんといっしょ」のファミリーコンサートに行ってきますた。色々感心したのでアップしまつ。

(Source:おかあさんといっしょファミリーコンサートHP
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本日の主役は3才になった2号機。
おかあさんといっしょのファミリーコンサートに、おとうさんといっしょにいくという流れ。さいたまスーパーアリーナくんだりまで行ってきましたよ。

後から知ったんだけど、実際に「おとうさんといっしょ」という番組がNHK BSでやっているらしい。挨拶は「おはにゃちは」、合言葉は「いっしょパワー全開!」らしく、少しカルチャーショック。あつこおねえさんの前の国民的アイドル、たくみおねえさんにしか興味がないわたくしとしては、どうでもいい情報であります。
 
で、この「おかあさんといっしょファミリーコンサート」、運営に関して感心することがいくつかあったので、覚えている限り挙げてみる。
 
1、荷物チェックはなし!
EXILEのコンサートとかだとかなり厳しい荷物チェックがあるが、今回は完全スルー。平和な日本の子供向けコンサートだからできる所業とも言えるかもしれないけれど、アレはダメ、コレもダメ、と言わない懐の深さがある。
子連れだと機嫌悪化時用のアレやコレが必要だったりするので、荷物持ち込みにいちいち制限をかけない配慮は嬉しい。館内の飲食物しかダメとか言われた日には、アレルギーの関係とかもあるので親としてはだいぶ困るところだが、そういうことはしない。
 
2、語尾の伸ばし方、上げ方が半端ないって!
子どもたちは、ちょっとしたことで大人を怖がる。しかし、「おかあさんといっしょ」に出ている役者さんたちは、2つの方法で子どもたちに圧倒的な安心感を与えることに成功している。それが、語尾を伸ばすことそして語尾を上げることだ。
よしおにいさんが体操の声をかけるときも、「みんな!、いくよ!」ではなく、「みーんなー⤴️、いーくよー⤴️」となっている。これがあら不思議、35過ぎたおっさんであるはずのよしおにいさんの存在を、とっても親しみやすいものにしている。そんなわけで初対面で怖がられがちなあたくしも、これからは語尾を伸ばしつつ上げつつ話すようにしますので、皆さん親しみと安心感を持ってください。
 
3、競技時間が短い!
何日も前から「おかあさんといっしょのかいにいくの!」と口にし、当日も「たのちみだなー」とそわそわしながら本番を迎える子どもたち。しかしヤツらはすぐにグズる。そして寝たり泣いたりする。それが子どもである。
からして、さいたま新都心くんだりまでわざわざ行ったものの、わずか1時間で「競技」は終了。始まったと思ったら終わっていた。大人の感覚としては極めて短く、前菜が出ておしまい。
わざわざここまで来たのに・・・とか思わないでもないけれど、誰が何を思っても「チルドレンファースト」の姿勢が貫かれているのは素晴らしい。主役は、親ではない。
 
4、アフターサービスも完璧!
完璧な運営がなされていたファミリーコンサートにも、1つ穴があった。それは、万を超える人がスーパーアリーナに集ったため、遠くに見えるおにいさんやおねえさん、また絶大な人気を誇る「ガラピコぷー」を身近に感じる機会に欠ける。一緒に写真を撮って思い出にしたいけれど、そんなことは不可能だ。
が、そこはパーフェクトなイベント。しっかりとアフターサービスの体制も整っていた。ディズニーだと、生のミッキーやミニーと写真を撮るために、下手をすると数十分単位で並ばねばならない。しかし、子どもたちにそんな忍耐はない。
どうしたか?そう、機械的に並べられまくったガラピコぷーのぬいぐるみたちと、めちゃくちゃ機械的に写真を撮りまくる仕組みが整えられていた。写真の配置のセットが10以上あり、空いたところの番号が次々と提示され、流れ作業で写真が撮られていく。
なんたる無機質!!!

動くガラピコぷーたちに用があるのではない。ただ、写真が撮れれば子どもは満足する。「あれ?声が聞こえるよ?」とか言っておけば、ハテナを浮かべながら満足する。そういう親の創意工夫の余地を残しつつ、圧倒的にベルトコンベア化された仕組みを活用することで、これまた「チルドレンファースト」の姿勢が貫かれている。
親から見れば圧倒的無機質ながら、極めて洗練されたプロセスを回していた。長蛇の列が形成されるものの、その消化スピードは異様に早い。
 
何も考えずに参戦したが、以上のように、「真の顧客は誰か」ということがきちんと考え抜かれた設計で、感心したのでありますた。
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翻って東京オリンピック。競技場の施工費が当初言っていた額の何倍にも跳ね上がったり、殺人的暑さの対策がトンデモだったり、無能の誉れ高き組織員会のみなさまにおかれましては、このファミリーコンサートを見習ってほしいのであります。
オリンピックの主役、つまり真の顧客は、「アスリート」であり、「観客」である。組織委員会ではないし、政治家でもない。なのに杓子定規なルールかトンデモな対策しか出てこない背景としては、顧客でない人たちの思惑やメンツが絡んでいるからではないだろうか。
よく言われて通り、マラソンは開始時間を朝4時とか5時にすればよく、応援がなんだというならその時間にバスを走らるなりタクシーを時間で借り上げて開放すれば良い。なんのイノベーションも要らない。なのに、道路の舗装を100億かけて加熱しにくいものに変えようとするなど、ハテナしか浮かばない方法が採られようとしている。
サマータイムの導入なんぞは愚の骨頂で、国のITシステムが狂って終わるだけなのが目に見えてる。もう1回聞くけど主役は、真の顧客は誰でしょうか?政治利用するんじゃないよ、しかも意味ないのに。
森喜朗の親分におかれましては、ぜひ単体でおかあさんといっしょファミリーコンサートに行って色々とハートフルと合理的のマリアージュを勉強してきてほしい今日この頃。
どうせ数週間で終わるイベントなんだから、全部完璧にするなんて無理。
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