ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

「喰うか喰われるか」、の勝負はまだいい。本当に恐ろしいのは、気づいたら試合が終わっていることである。 #1340

time 2018/09/02


 

(群馬サファリパークにて)

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信玄餅の工場見学で感じたこと

上の写真とは関係ないのだけれど、昨日、はとバスツアーに行った。

季節のマスカット食べ放題ツアーなる企画で、1号機、2号機ともに参戦。途中、山梨県が当該地ということで、信玄餅の製造工場を見学できる場所があったので、お邪魔させてもらった。

お土産でもよく食べる機械のある信玄餅ではあるが、子供のために公開してくれている工場の様子がこちら。1号機は好奇心旺盛なので喜んでいたが、僕は正直寒気がした。

 

「これ、全部機械でよくね?」

と思ってしまったのである。働いている人たちに失礼な話なのは重々承知している。伝統的な和菓子に人の手が介在することで価値が生まれるということも知っている。雇用の重要性?もちろんわかっている。

しかし、どう見てもここにいる数十人の方々は、「人間にしかできない仕事」をしているようには見えなかった、というのが正直な感想。たぶん、経営者が本気になれば、全員を機械に置き換えてしまうのは、そう難しいことではない。

 

ちなみにこの写真の人たちがやっているのは、信玄餅を食べたことのある人なら分かると思うけれど、「あの結び目」を作っている。いつも外したくて外せなくてふるえながら力任せに開けて信玄餅が吹っ飛ぶ、ということを僕が繰り返しているアレだ。

果たして、本当に人手でなければ無理なのだろうか。ちょっと簡略化すれば、機械でいいのじゃないかと思う。工場見学に来ておいて身もふたもない話を考えてしまったが、経営者としての立場で見ると固定費の最小化はどの事業においても至上命題。畢竟、結び目の価値と人件費を天秤にかけてしまう。僕には結び目の価値があまり分からなかったけども。。。

結論としては、やはりいずれ、この従業員の方々は機械に置き換えられるだろうと思われる。そして、一度失われた仕事が戻ることはそこから先二度とない。そうしたとき、本人は、ご家族はどうやって暮らしていくのだろう?と少し憂鬱になってしまった工場見学の巻。

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本当に怖いものは、脅威に見えない

工場の機械化というのは、ある日突然やってくる。そして、大量の雇用をなかったことにしてしまう。従業員の雇用は守りたいが、しかしこれ以上機械化を遅らせれば、母屋が潰れてしまう。

そんな状況になれば、経営者にとって機械化は避けて通れない選択肢になる。一旦決まれば、あとは早い。本当は兆候としてはずいぶん前からあるものなのだけれど、置き換えられる側からしてみれば、それは常に「突然」やってくるものである。

 

これが、例えばよりコストの安い外国人労働者に置き換わるという話であれば、従業員の側から見てもまだわかりやすい。

「あれ?ガイジンの子入ったんだ?」から始まり、「最近、ガイジンの子増えてきたね。」に至り、「てかこれって全部ガイジンに置き換わる流れじゃね?」とだんだん危機感が醸成されていく。目の前でわかりやすく試合が行わ、だんだんと劣勢になっていくため、喰うか喰われるかの流れを見ながら、最悪の場合は他を探すという選択肢をとることもできる。

しかし現実世界においては、多くの場合、大きな変化は「青天の霹靂」として認識される。どれだけ普段から危機感を抱くことの重要性を話していても、受け取る側にとっては「寝耳に水」になる。

 

ライバルをライバルとして、脅威を脅威として認識できれば、自分の付加価値を上げるなり、コストを進んで下げるなり、違う土俵に移動するなり、戦い方はいろいろある。

しかし実際は、気づいたら上空に無人爆撃機が到来していて、パーティの最中に爆弾を落とされる。もちろん、多くの人は逃げ遅れる。機械化に限らず、本当に怖い変化というのは、こういうふうにして起こる。

 

歴史を振り返れば、故障ばかりして非効率な自動車をバカにしていた馬車乗りの人たちは、ほんの十数年のちに全員職を失った。

機能を追加することに悦を感じていた日本の携帯メーカーは、機能を削減していくアップルを冷めた目で見ていたが、数年後に逆立ちしても朝勃ちしても勝てない現実と向き合わざるを得なくなった。

JTBの真の敵は、阪急交通でもなくHISでもなく、アマゾンなんじゃないかと個人的には思っている。証明されるのは何年先になるだろうか。

 

かように、真の敵、真の脅威というのは、目に見えないことが多い。それと感じることができない場合も多い。そして歴史が証明している通り、多くの新旧の勝負は、喰うか喰われるかの血みどろの戦いというよりは、

あ、試合ですか?さっき終わりましたけど・・・?

いった感じで、いつの間にか終わっている。これは本当に怖い。

今の自分が敵と思っているもの、脅威を感じているものとの戦いは、粛々と進めていけばいい。しかしもしかしたら今この瞬間も、見えないパンチが僕のアゴを捉えにきているのかもしれないと、

信玄餅の横に置いてあったゼリーを食べながら

考えた週末ですた。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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