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退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

大坂なおみ選手のUSオープン初優勝に熱狂できるかどうか?それが日本のグローバル化度を測るリトマス試験紙 #1347

time 2018/09/09


 

ついに!ついに!ついにこの日がやってきた!

なんと、

日本人、USオープンテニス初優勝!!!

大坂なおみ選手、おめでとう!!!

 

過去の4大大会のシングルスの最高成績は、男女を通算しても2014年の錦織圭選手の準優勝。1995年にシングルス4位にまで登った伊達公子さんでも、シングルスの優勝はステフィ・グラフという絶対女王がいたおかげでついぞなしえなかった。

こちらがインタビュー映像。完全に「良い子」なのがインタビューだけでも分かる。

テニス界の誇るフィジカルモンスター、セリーナ・ウィリアムズを倒すのにはもっととんでもない殺気やオーラを身にまとってないとあかんのかと思ったら、あれ、めっちゃふつーじゃん。


テニスは一流だが、顔はまだ子供?と思ってしまうようなあどけなさ。でもやっぱり発言は強気らしい。

世界のメディアが恋してる!「大坂なおみの飾らない素顔」 | 大快挙のグランドスラム優勝のコメントは?

ともあれ、誰もなしえなかった4大大会優勝。サッカーで言えばW杯で日本が優勝した級のこの「事件」は、初めて人類が100m走で9秒台を出したその後の躍進のように、日本人が当たり前のように4大大会の表彰台に立つ未来を暗示するものだろう。

本当におめでとう!!!

***

さて、ということで本当におめでたいことがスポーツ界で起きたわけだけれど、正直に言えば、たとえば

錦織圭、USオープン初優勝!

や、

そだねージャパン(カーリング)、オリンピック金メダル!

といった「日本人の偉業」が成されたと仮定したときの盛り上がりと比べると、数段落ちる興奮しか国内にはないように思われる。

 

理由ははっきりしている。それは、大坂なおみ選手がハイチ人の父親とのハーフであるため見た目が「ザ・日本人」ではないこと、そして、何よりも日本語を話さないためである。(聞くのはOKらしい。)

つまり、日本人の中で「日本人の偉業」と認識されるためには、

・見た目が日本人であること

・日本語を話すこと

が絶対条件となっている。

 

ちなみに錦織選手はテニス選手としては完全に「外国産」である。小学校で頭角を表した錦織選手は、中学からはアメリカにテニス留学をしていて、あちらで教育をうけてあちらで生活をしていた。そういう意味で、まだ日本の男子テニス界は、世界にトップ選手を送り出せてはいない。

にも関わらず日本での錦織選手の人気は絶大なものがあり、CMにもたくさん登場している。2014年のUSオープン決勝進出の際は、日本中がテレビにかじりついた。それは、

錦織選手の見た目が日本人であり、日本語を完璧に話すから

であったと僕は思う。いまや国内純正のスポーツ選手なんて、一昔前に比べたら相当減っていると思うのだけれど、今も昔も僕たちのなかの「日本人」のイメージは、ほぼほぼ統一されている。

 

良い悪いではなく、日本人の中の「日本人」に対する認識はそうなっていて、だからこそUSオープンシングルス決勝進出なんていうとんでもない出来事も、さほどニュースにならなかったように思われる。

もちろん、西日本台風や北海道地震などの災害が頻発していた時期だったというのもあるけど、だからこそ明るいニュースで世の中を照らすべきタイミングであったと個人的には思う。

でもそれには、大阪なおみ選手では日本人としてのニュース性に欠けていた。そんな背景があるように思うのだ。

***

繰り返すけれど、良い悪いではない。

ちなみに僕は、いまだにフランス人と言えば白人碧眼を思い浮かべるし、アフリカ人と言えば肌の黒い人を思い浮かべるほど、世界の狭い人間である。日本人がターバンとか巻いて礼拝していたら、「いや、それ日本人らしさちゃうやろ」と言ってしまいそうになる。(僕は宗教全般が嫌い)

が、同時に、フランスにはアフリカ系の移民が文化を左右するレベルでいる事も知っているし、アフリカ人と言っても南アフリカには白人がたくさんいることも知っている。日本が日本としてやっていくためには、移民の流入を認めることが必要であることも、頭ではわかっている。

そして何より、大坂なおみ選手の偉業のことは、僕の中でちゃんと「日本人の偉業」として認識されている。

つまり、僕自身も揺れているのである。

 

良い悪いではない。だから正解もない。

んだけど、時代の変化についていくだの、世界の流れを意識するだの、グローバル化だのを論議するのであれば、ビジネスや言語の世界だけの理想論の話をするのではなくて、

大坂なおみ選手のUSオープン初優勝に熱狂できるか?

みたいな卑近な問題に対する僕たちの生理反応についても、議論してみると良いのではないだろうか。そこに、人の本音は現れるように思われる。少なくとも、これから日本が世界進む方向に同様に進んでいこうと思うのであれば、大坂なおみ選手を本気で応援できないようではダメだと思う。

グローバル化ってのはそういうこと。

だから大坂なおみ選手には、これからもガシガシ活躍してもらえたい。彼女が活躍すればするほど、日本人は自己の認識に対する理想と現実の誤謬を毎回突きつけられるような気がするからだ。

なお、ちょっと違う理由で日本人の顔をした中国人が増えるのは大反対です。ここははっきり言っておく。(大人数を送り込んで別の国の特定の場所を占領して実効支配するその手法はマジでやめてほしい。)

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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