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「みんなで筋肉体操」と「スラムダンク」と「チームラボ」は似ているという話。「儚さマーケティング」について③ #1359

time 2018/09/21


 

 

掲題の通り、

「みんなで筋肉体操」と「スラムダンク」と「チームラボ」は似ている

という話をしようと思ったら、「みんなで筋肉体操」と「スラムダンク」がいかに素晴らしいかという話だけで二話を要してしまった。

ようやく結論について述べたい。

「みんなで筋肉体操」と「スラムダンク」と「チームラボ」は似ているという話。「儚さマーケティング」について① #1357

「みんなで筋肉体操」と「スラムダンク」と「チームラボ」は似ているという話。「儚さマーケティング」について② #1358

 

大事なことなので再度述べておくと、

「みんなで筋肉体操」と「スラムダンク」と「チームラボ」は似ている

が本三部作の結論である。(※チームラボってのは会社そのものじゃなくコレのこと言ってます。)

 

筋肉番組とバスケ漫画と遊興施設に何の共通点があるのか?前回少し触れた、

「儚さ」

という切り口から考えれば、全く同じものに僕の目からは見える。

***

「みんなで筋肉体操」は、わずか一週間限定の放送だったにも関わらず、全国のお茶の間に激震をもたらせた。突然始まってカオスな5分間を筋肉で包んでお茶の間に届け、そして突然終わった。

その「儚さ」こそが、のちに多くの人が再放送を望んだ理由でもあった。(そして実際、あまりの人気にどうやら再放送が決定したようだ。)

 

「スラムダンク」が名作たり得たのは、そのストーリーの素晴らしさとはまた別に、終わり方があまりに特異で潔かったからだと個人的には思う。

絶頂期での現役引退はその後様々な再開の要望に晒されたが、結局続編が作られなかったことも伝説に拍車をかけた。このあたりが、着地を明らかにミスった「ドラゴンボール」や「HUNTER×HUNTER」との違いであった。

バスケットに全てを捧げる高校生が命を燃やした4ヶ月間は、その儚さによって何倍も価値のあるドラマとなって、今も僕たちの心を揺さぶっている。(大人になっても泣ける漫画はそう多くはない)

 

そして実は「チームラボ」も同じ類の「儚さ」を含んでいる。

2年間限定という時間的制約が、中身の幻想的な雰囲気とあいまって、来場者数を押し上げている側面は確実にあると思う。

あの手のアミューズメントは、一時期に強烈な集客力を誇り、そしてある日突然閉館してしまう。その希少価値こそが、マーケティング施策そのものになっている。

いわば、「儚さマーケティング」とでも言える手法なのではないかと個人的には定義している。

***

この「儚さマーケティング」の面白いところは、

(大したことなくても)実際よりも優れて見える/感じられる

という点である。別の言い方をすれば、提供する側からすれば極めてコスパが良い。

 

上記三つの中で言えば、「スラムダンク」の質は極上だから別格だけれど、「みんなで筋肉体操」にしても「チームラボ」にしても、実際は大したことをやっていない。

「みんなで筋肉体操」はツッコミどころ満載のマチョメンたちが腕立てしているだけの番組だし、「チームラボ」は個人的には目がチカチカするだけであまり興味を持てない。

 

他にも、「儚さマーケティング」の代表格としてはお祭りの屋台やオクトーバーフェストなどが挙げられる。お祭りの屋台の料理も、オクトーバーフェストの出店も、かなりの値段を課金するわりには味はイマイチであることがほとんどである。

雰囲気に押されてなんだか美味しいものを食べてる気がしてくるけれど、実際は、特にオクトーバーフェストの料理は、不味いと思ったことしかない。ソーセージを数本並べて、はい1000円、家族の分合わせてはい2500円など、なめてんのかとすら思う。

***

売る側としてはこの「儚さマーケティング」に頼りたくなる気持ちもよく分かる。なぜなら、「儚さ」を演出するだけで、高価格でのチャージが可能となり、低価格での仕入れを実現することができるからだ。

ほとんどの顧客は二度と来ないか、記憶がなくなった頃にやってくる都合の良いクラスタであり、今流行りのCSやリピート率を考える必要はほとんどない。

これは観光地でやたらマナーが悪く高いだけの店に当たってしまったときも同様で、文句を言ったとて、こちらは顧客として用済みであり、二度とこない顧客に対してサービス改善をするモチベーションが、あちらには発生しない。(富士山の頂上の店の店員の態度は最悪だった。外国人顧客に対する態度なんぞ、キレそうなぐらい悪かった)

 

反対に、「儚さマーケティング」を使えない会社は、ちゃんとしたクオリティのものを顧客に提供する必要がある。ディズニーランドやUSJはその典型で、多額の設備投資をし、1回きりの顧客ではなく、リピート顧客によって支えられている企業は、「儚さ」を活用する場合も、そのクオリティに手を抜くことは許されない。

その手抜きによって悪評が立てば、未来の顧客を失うからであり、投資を回収することはできない。だから、ディズニーにしろUSJにしろ、例えば儚さの代表格と思われるハロウィンの演出なども、半端ではない力の入れようになっている。

 

近所の人たちによって支えられている飲食店も同様で、「季節限定メニュー」程度の「儚さ」は活用するにしても、その一つ一つでテキトーな仕事をするわけにはいかない。

その瞬間は良くても、必ずあとでしっぺ返しがくる。だから安定してクオリティの高い仕事を、必然的にすることになる。

 

・・・ということは分かっているはずなのに、今日も僕は花火の屋台でたこ焼きを買い、オクトーバーフェストの列に上司の命令で並ぶのであった。

おしまい。

***

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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