心友の「熊」が母国である広島動物園に帰るというので追悼エントリシリーズが続いております。
熊が気になるそこの貴方!
土日早朝6時に皇居でジョイナス!

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頻繁にメンがヘラる熊と異なり、常にメン健(メンタル健康)だと思われがちなわたくし。確かに見た目の上では諸々うまくいっているように「錯覚」されがちだとは、自分でも思う。
前職では10年連続海外表彰にランクインすることができたし、ウルトラマラソンやアイアンマンも失敗は数あれどなんとか完走することができている。昨年は勢い余って起業したし、何より愛して止まない2人の珍獣に恵まれている。ブログも知らんところで広がってたりして、ありがたい限り。
 
がしかし、実はこんな僕にも人生年表を書けば確実に「暗黒時代」と呼べる期間が長らく、そして複数回あり、その期間中は(詳細は伏せさせてもらうけれども)間違いなく全日本選手レベルで不幸にまみれていたと思う。
しかもその影響は人生全体から見て決して小さくはなく、現在もぬぐい切れたとは言い難い。実は今も、なんだかんだと生活のあちこちに暗い影を落としている。ドラクエで言えば、中ボスにやられた毒が元で、HPが半分ぐらいしかない状態でプレーしてる感じだ。
まぁそんなことをいちいち表で言ってられないし、愚痴っても楽しくないので言わないだけなのだけれど、正直に言えば結構キツイと言えばキツイ。(めんどくさいのであまりつっこまんといてください。)
 
なんでそんなことをここで暴露したかというと、広島動物園にもうじき帰ってしまう熊と皇居をのんびり走っていたら、「自分がどうしようもない状態のときにどうやって切り抜けるの?」という話題になったからである。
熊の場合はメンタル、僕の場合はフィジカルに不調をきたしたときが、その「どうしようもない状態」にあたる。いずれも定期的にくる人生の谷間なので、お互いそれがいつくるかいつくるかというのに恐怖しながら生きている。
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僕の経験上、「どうしようもない状態」は主に2つのパターンに分けられる。
ひとつは、抗えばなんとかなるレベルのもの。この場合は、正面切って抗うのが得策になる。
栄養ドリンクを飲んで頑張る。やりたいやりたくないを無視してやる。いわゆる「我慢」をして乗り越える。
川の流れで言えば、ひざ下に水が来るぐらいまではこれが通じる。踏ん張ればなんとかなる。ゆうて相手はサイヤ人レベルなので、戦えば倒せないこともない。
 
もう一つは、抗ってもなんともならないレベルのもの。これは本当にどうしようもないので、戦っても無駄、というのが僕の結論。レベル的には魔神ブウ級。ヤムチャが魔神ブウに挑んでも、絶対に勝てない。
過去数回この状態に陥ったことがあり、戦おうともしたが複雑骨折に追い込まれた。矢は尽き刀は折れ、もはや打てる手段は皆無、というところまで至った。
そんなときは、仕方ないので津波が通り過ぎるまで土に伏すことにしていた。首も上げない、様子も伺わない。そして、水が引いて安全が確認されたら、匍匐前進から始める。
この状態のときはメンタル的にも最悪で、自分の存在価値には疑問符しかつかないし、自分がなんの役に立ってるのかが全くわからなくなる。
こんなとき、自分がやりたいことや掲げている目標などの「権利」に目を向けると、そのすべてがバカらしく思えてきて何もできなくなる。仕事でこんな目標あったけどもういいや、とか、三方良しとかもう知らんし、とか、顧客各位には大変失礼ながらかなりの自暴自棄な状態になる。
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そんなときは、「義務」の方に目を向けると、「どうしようもない状態」のなかでもほんの少しだけ心をポジティブにもっていけることに気づいた。
「義務」と言っても、税金を払うとか、会社に出社するとかいうことではない。もちろんそれらも「義務」には含まれるのだけれど、ここで言う義務は、対ヒトである。
 
自分を育ててくれた親、自分を選んでくれた配偶者、自分の家を選んで生まれてきてくれた子供、自分と関係を作ってくれた友。
さらに言えば祖父母や曽祖父母や会社関係の人たちも含まれるのだろうし、地域や日本を守ってくれた先人たちも、少なからぬ程度に自分に関係してきた人たちである。
ともかく人間はたった一人で今いる場所に至ることはなく、無数の人たちの手と力を借りてそこにいる。そして、僕たちは一人一人が、その人たちへの恩という義務を背負っている。
 
恩を返す返さないは問題ではない。でも、義務は確実に背負っている。少なくとも、五体がだいたい満足で、一応の職もあり、しかしなんらかの理由で「どうしようもない状態」に陥る。これは、とっても申し訳ないことだと思うし、そんな中でも「義務」は一筋の光を照らしてくれているように思える。
少なくとも、「自分がどれだけの人の支えのもとに生きているのか」に思いを馳せることができれば、酸素ボンベ一本分ぐらいのパワーは出てくる。僕はそうやって、心底自分を軽蔑するような「どうしようもない状態」のときでも、なんとか今まで数度のピンチをくぐり抜けてきた。
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そういう意味でいうと、「子供がいる」というのは、「どうしようもない状態」になりにくい要因にもなるし、なったとしても復活を早めてくれる要因にもなる。
独身一人暮らしであれば、家で誰とも話す必要がないし、DINKSだったとしても、「ほっといてくれ」と穴蔵にこもることは可能。親には言葉にできないぐらい世話になっているのだが、自分が辛いときになかなか親のことだけを考えるというのも難しい。
 
しかし、子供は親のメンタル、フィジカル状態とは関係なく様々な要求をしてくるし、そもそもちゃんと世話をしないとヘタしたら死んでしまう。自分の「どうしようもない状態」にうっとりと浸っているヒマはない。悲劇のヒーロー/ヒロインぶってる時間はない。
熊も僕も「どうしようもない状態」にはたまになるのだけれど、その復活までの時間が長いか短いかの差はそこだな、なんて話をしながら、皇居をぐるぐるしていた。要するに熊の処方箋は、「結婚して子供を持つ」てことですな。
結論のない話だけど、たまには自分のどうしようもなく弱い部分について触れてみた。
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