心友である「熊」が地元の広島動物園に帰るというので、引退記念ラン@皇居を毎週土日にやることにした。引き続き本ブログで熊に愛着を持った人、熊に触ってみたい人、熊をいじってみたい人、熊にベアハッグしてほしい人など、募集中。
予定はコロコロ変わりますが、原則は土日の皇居@6時です。

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上記熊引退記念ランのメニューは決まっていて、今のところは皇居をゆるゆると一周、そして少し激しめの筋トレを20分程度。7時から大体7時半ぐらいには解散できるイメージでやっている。
土日の早朝にトレーニングをして、朝9時からはツマノミクスだろうがカゾクノミクスだろうが差し支えなく全力で取り組むことができる、とてもヘルシーなプログラムだ。早く起きないといけないので、華金と言えど早く寝ざるを得ない。完璧。
もともとフルマラソンのサブ4ランナーであり、ウルトラマラソン完走者でもある僕や熊にとって、上記程度のメニューは大したトレーニングではない。本来は。
 
先週末の熊引退記念ランでの筋トレメニューは、主に下半身を中心とする追い込みを少しだけやった。今年のマラソンシーズンを少し睨んだものだったため、次の日には少々筋肉痛になった。ケツや大腿が少し重いといった感じで、いつも通り心地良い筋肉痛だった。
で、「今日はおつかれ。俺、ちょっとだけ筋肉痛だったんだけどどう?」と熊に聞いてみたら、
「フガ、フガ、フガー!」
(訳)野辺山(ウルトラ)後よりしんどい、動けない!
という答えが返ってきた。
 
うそだろ?と思いながら詳細を聞いてみると、最近の趣味はもっぱらYoutube巡り。寝ても冷めてもひたすらYoutuberを追いかけているらしく、運動は僕と会っているときしかやっていなかったようだ。
そして、あろうことか運動強度が20倍ほども違うウルトラマラソンのときと同等の筋肉痛に襲われたらしい。信じられない。しかし僕にも実は経験があったため、妙に納得してしまった。
 
ウルトラマンでもあり、アイアンマンでもある熊は、今年も序盤戦は結構頑張っていた。1−2月は月間200kmを走り、ノリに乗っていた。しかしその後メンがへラったため、いつも通り穴蔵で冬眠生活を送ることになった。
結果、1ー2月まで快調に積み重ねたランニング貯金は見事にその後逓減していき、5月の野辺山ウルトラでは71km地点でリタイヤとなった。2014年に共にゴールをして、今回も久しぶりのDe部同士のゴールができるかと思ったが、夢は叶わず。
そして9月現在、たった5kmのランニングとちょっとの筋トレで、ウルトラマラソン後をしのぐ筋肉痛に襲われるまでにフィジカルが堕ちてしまった熊。
これから広島動物園に帰るまでに、少しでも往年の強さを取り戻していってほしいものである。
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今回、熊に起きた現象は、実は人間界にも広く当てはまる。動物界、猛獣界だけに言えることだとは思わない方が良いという警鐘を、熊は鳴らしてくれている。
一般論として、人間の細胞は60兆個あり、そのほとんどが3ヶ月で入れ替わると言われている。だから筋トレの成果も大体3ヶ月程度でしっかり出てくると言われているし、研修などでは「3ヶ月あれば別人のようにレベルアップできます!」などと煽られたりもする。
 
ただこれは、上り坂に関してだけ言えることではない。残念ながら、下り坂についても、同じようなことが言える。
熊は今年の1月から2月にかけて、猛練習を積んでいた。もしその時ウルトラマラソンを走っていれば、余裕でゴールしていただろうと思う。しかし、ちょっとメンがヘラっておやすみしていただけで、今回のような状態になった。
ちなみに僕自身も、5月の野辺山ウルトラはなんとか完走したものの、その後のトレーニングはそれまでと同じ頻度、強度を保てなかった。そしたらたった5kmや10kmのランニングで結構な筋肉痛がくるまでに退化してしまった。
 
仕事でも同じ。
とある新規事業に手を出してしばらくそっちの流れが良いので集中していると、もともとの本業に戻ろうとしたときに、あれ?どうやんだっけ?と思わざるを得ないほど戸惑うことが少なくない。
数ヶ月前に呼吸するがごとくできていた作業が、できなくなっている自分に出会うのは、ちょっとした恐怖だ。
 
筋トレも3ヶ月やらなければ、わかりやすく腕の太さが戻ってしまう。
「筋トレとは順応である」とはよく言ったもので、普段から与えてる負荷に順応するのだから、負荷のない環境が当たり前になれば、それ相応の太さに落ち着いていく。
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ここから言えること。
どうやら人間には大雑把にいって
積み上げた貯金はもって3ヶ月
という原理原則があるようだ。
 
どれだけ鍛えたとしても、3ヶ月経てばすっかり元どおり。もちろん、筋肉と同じで「マッスルメモリー」みたいなものがあるから、戻そうと思えば戻すこともできるし、その時間は初心者からあるレベルに至るまでの数分の一で済むと思われる。
だけどもだっけっど。
銀行の貯金と同じように「いつまでも減らない」とは思わない方が良い。どれだけ積み上げたものでも、どれだけ日々の修練を積んだものであっても、
たった3ヶ月でゼロになる
と思っておいた方が良い。
 
以上のことから、ガーっとやってガーっと休む(サボる)という今までの僕のスタイルが、スポーツにせよ勉強にせよ仕事にせよどれだけ非効率なものだったかよくわかったし、そして淡々とずーっと続けている人にいろんな分野で常に負け続けてきた理由もよくわかった。
人生の成果は最高速度ではなく、巡航速度で決まる。結局、続けている人間が一番強いということだろうか。いいえ、熊でも。
ちなみに、5月には82.3kgまで落ちたはずの体重が、いつのまにか88.3kgまで戻っていたのは秘密。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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