こないだ、久々に病院にいってさんざんな目に遭ったという話を書いた。

あまりに非効率な病院の運営と、そして実際問題として表面的には誰も悪くないという矛盾にイライラしっぱなしだったのだけれど、改めてはっきり分かったのは、
僕は病院がキライだ
ということであった。
 
理由はシンプルで、病院に来たくて来てる人はいない、というのが最大のポイント。来たくて来てる人がいないのだから、畢竟その雰囲気は明るいものにはなり得ない。ディズニーのあの雰囲気は、心底来たい人ばっかりが来てるから成り立っていると思えば、その逆も想像しやすい。
もう少し言うと、病院というのは複利で膨らんだ人生のツケを払わされる場だからということもある。今日の主題はこちらです。
かくいう僕も、6月に脱臼してから3ヶ月近く経ってようやく病院に行くというツケ払いっぷり。情けないったりゃありゃしないが、行かなくて済むものなら行かずに済ませたかったんだからしょうがない。
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You are what you eat.

という言葉がある。直訳すれば、

あんたが食ってきたものであんたはできてるんだよ

ということ。もっと言えば、良い意味でも悪い意味でも「自業自得」とでも表現できるだろうか。
今太っていて糖尿病で苦しんでいるなら、それはそういう食生活をしてきたからだし、学生時代と変わらない体型と体重を維持できてるなら、普段から食生活に気をつけていることの証左。
僕が高3のときより25kgも増えてしまったのは、「そういう食生活」をしてきたからだということであります。今の時代は食べたいものを食べていては、僕のように90kg手前まで行くことは決して難しくない。
 
誰でもわかるように、長く健康に生きたければ、食生活における努力の「前払い」をしなければならない。それをしなければ、人生の後半に膨大な「後払い」が待っているだけである。
病院にいる人たちを見ていると、不運な交通事故や先天的な持病、そして加齢による単純な衰えなどを除けば、健康面での「後払い」をしにきている人が多くいるようだった。
医療の世界では予防にお金を払うか、治療にお金を払うか、二つに一つだと言われている。食生活のコントロールや運動といった予防は一種の「前払い」であり、生活習慣病やそれに伴う入院手術は「後払い」である。
どっちも払わなくて良いといったことはあまりなく、やはり統計的に見るとどちらかを払わされるハメになる。
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「読書」を中心とした勉強も、同じような文脈で語ることができる。
若い時分に読書を当然のものとしている人、勉強する習慣を呼吸のごとく身についている人は、年を取っても成長し続けることができる。常に自分の現在地を客観的に確かめ、どこに向かうべきかの方向性と具体的手段が、そういう人の頭のなかにはきちんとある。努力の「前払い」をしている人は、ずっと現役として戦い続けることができる。
しかし、中小企業を広く見ていて驚くのは、40才前後になっても読書と勉強の習慣がない人が圧倒的に多いという点。その年になって読書も勉強もしない人とは一般的な文脈でのビジネスの会話も通じにくくなってるし、有形無形の読解力もない。文章を書かせれば中学生以下かと思わせるようなものが出てくることも、失礼ながらある。
確実に膨大な「後払い」が待っているだろうなと思わされるが、今のところ解決策がないのが痛いところ。人生100年時代に、70才とか80才まで働くことも考えないといけないと個人的には思うのだけれど、あの人たちはどうやって生きていくつもりなんだろうといつも思う。
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「前払い」と「後払い」は、等価ではない、というのが大事な点だと思う。正確には、時間軸が長くなればなるほど、「前払い」の費用対効果は高くなり、「後払い」の精神的肉体的金銭的な負担は重くなる。
しかも、「前払い」はコツコツすれば良いのに対し、「後払い」は一括払いを強要されることが多い。今日筋トレしても明日食事コントロールしても劇的な効果は得られないけれど、それらの不足により積もり積もった体内の不具合は、ある日突然「急性心筋梗塞」や、「脳卒中」という形で表出する。
 
逆に言えば、多くの人は「前払い」がコツコツ型で劇的な効果をもたらさないからこそその価値を軽視するし、毎日の習慣に取り込むのに苦戦する。
健康が大事だとはみんなわかってる。でもそのための努力を毎日はできない。
ちなみにバカにされがちな学歴であるが、「前払い」の価値をわかっている人たちは、やはり子供のときから勉強している。だから学歴がある。意味があるのかないのかは、学歴そのものではなく、むしろその人が身につけた「前払い」に対する姿勢で判断すべきではないだろうか。(まぁ大半は親の影響力次第なのですが)
 
「後払い」を吹き飛ばすことができるのは、一部の超人やお金持ちだけだと思う。ガンになっても世界最高の医者に診てもらえればなんとかなるかもしれないが、そんなことは少なくとも僕にはできない。
しかし、「前払い」は誰にでもできる。皿に乗せられているのは誰でも食べられるサイズの一口大のステーキであり、そしてそれはとても安価である。ほとんどの人はその一口大のステーキを買う購買能力をもっていて、買うか買わないかは自由である。It's up to you.j
どの業界を見ていても、結局は「前払い」の方がラクだしコスパが良いし波及効果も高い。平たく言えば「安くつく」。
そんなわけで明日も雨パラ程度であれば「熊引退記念ラン」をやりますので、健康の「前払い」をしにジョイナス。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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