プーと大人になった僕 公式HP
三才になる二号機と「プーと大人になった僕」を観にいった。
イクスピアリにブラブラしにきていて、とはいえ殺意すら覚えるディズニー価格に辟易してウィンドウショッピングしかできなかったこともあり、さて映画でも観るかとなった。
色々調べてみると、「MEG ザ・モンスター」と掲題の「プーと大人になった僕」の二つが気になった。念のため二号機に、
「人がサメに食べられまくる映画と、プーさんの映画、どっちがいい?」
と聞いてみたら、当然後者に。
 
「MEG ザ・モンスター」と、

MEG ザ・モンスター
プーさんの映画。

うーむ。やはり後者の圧勝。二号機とはたまにサメの映画の話をしていたので期待していたのだけれど、やはりいざ本番を前にするとガクブルしたらしい。
***
さて、「プーと大人になった僕」だが、観る前からだいたいのイメージはついていて、
大事なことを見失ってガチャガチャと忙しく生きてる大人に対し、
プーがマイペースに人生で大事なことを少しずつ思い出させてあげて、
最後は家族とか夢とか大切なものに気づいてほっこりする映画
であろうことは明白だった。
てか、それ以外、このタイトル、この描写で行き着く先がなくない?ネタバレも何も、ストーリー的にこれ以外ありえない。
 
大人から子供まで大好きなプーさんはまさに国民的アイドルで、その大スターに二号機との大事な時間を捧げるのも悪くないかなと思っていた。ちょうど僕も色々と大事なことを見失いそうになってた頃だし・・・。
プーさんはウチでも幅を利かせていて、大小数体のプーさんがいる。当然、二号機も大好きだ。二号機にも分かる言葉で、人生で大切なことをパパと共有してくれればな、なんてことも思っていた。
最近成長著しく、
「おともだちのきもちをかんがえないといけないんだよ」
とか、
「ケンカしたあと、どっちもあやまるってたのしいことだよね」
と大人顔負けの真理を口にするようになった二号機。
果たしてどんなファンタジーを一緒に楽しめるのだろうか。
 
で、先に結論。
 
映画が怖すぎてギャン泣き&途中退場。
 
となりました。
俺の払った2700円を返してくれ。
どうしてそうなったのか、少し振り返ってみたい。
***
二号機がギャン泣きして途中退場に追い込まれた原因は、以下のポイントにあると思われる。ちなみに当日の二号機のコンディションは絶好調。グズっていたとか、体調が悪かったということは微塵もない。にも関わらず、どうしてギャン泣きするハメになったのだろうか。
 
1、ストーリーは予想通り、しかし圧倒的に暗い
確かに内容は、「大事なことを見失ってガチャガチャと忙しく生きてる大人に対し、プーがマイペースに人生で大事なことを少しずつ思い出させてあげて、最後は家族とか夢とか大切なものに気づいてほっこりする映画」だった。この点では完全に予想通り。
しかし、なにせ圧倒的に映画全体が暗い。人生を通じて酸いも甘いも知るようになり、大人の世界の理不尽に耐える主人公の胸の内を表現してるがゆえ、背景も灰色の空が終盤まで続く。どうやら、この灰色一色の進行が、お花畑大好きな三歳児の心に恐怖を植えつけた模様。開始1時間でシクシク泣き始め、最後はギャン泣きに至った。
 
2、プーさんの声は吹き替えだとわりと怖い
ディズニーランドでのプーさんは、「はっちみっつたべたぁい♪」ぐらいしか言わないため、大して怖くない。ちょっととぼけたプーさん、ちょっとおっちょこちょいなプーさん、そんなイメージが大半だろうと思う。
しかし映画では、プーさんのセリフがたくさんある。主人公であるクリストファー・ロビンに様々な問いかけをし、本当に大切なことを導き出していくためによくしゃべる。すると、
「そぉれぇはほ〜んとぉ〜にたいせつなものなのぉ〜?」
と結構な音量でクマが迫ってくる、という場面が頻発する。
これ、不思議なことに字幕だと全く気にならないのだけれど、日本語であのプーさんの呑気な感じを無理やり表現しようとするからか、超不自然でちょっと怖い。それが三歳児を追い込んだと思われる。
 
3、本当に大事なものをまだ無くしてない三歳児には理解不能
絵面は子供向けに見えるが、ストーリーは大人向けというのがこの映画のミソ。これがすこぶる幼児と相性が悪い。プーさんや「100エーカーの森」の仲間たちが最初から最後まで明るく仲良く楽しく暮らしている、というのが幼児が求めるところなのだけれど、そんな映画で大人は感動しない。
したがい、クライマックスまでは主人公も動物たちも葛藤している。そんな話の流れなど、本当に大事なものをまだ1ミリも無くしてない三歳児には全くもって理解不能らしい。ただただ、動物たちの変な鳴き声に恐怖していたようだ。
***
アンパンマンを観ようと偽ってスターウォーズを観にいったときも微動だにしなかった二号機がギャン泣きしたぐらいだから、灰色に満ちた映像、不自然なプーさんの声、絶叫しながら暴れまわる動物たちの三重奏は、幼児にとってはあまり心地よくないものだったのだと思う。
結局、残り30分以上を残して途中退席。しんみりするはずのプーさん映画でギャン泣きするその様子は、地獄絵図だった。
いそいそと二号機を抱きかかえて外に出たそのあとも、しばらく泣き止まなかった。
 
数時間後、「さっきはえいがでないてごめんね。さみしかったの。」と謝ってきた二号機。
本当に大切なものは映画ではよく分からなかったが、小さな天使はそれが何かを教えてくれた。
おしまい。
これから親子連れで観に行こうとしている人は気をつけてください。
***

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