ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

初めてK-1選手の応援に行った話と気づいたこといろいろ(当日の出来事編) #1380

time 2018/10/12


 

格闘技経験は10年を超えるのに、生の格闘技観戦はずっとチェリーボーイのままだったわだず。初めて行ってきましたよ。

応援しにいったのは、一度友人を介して食事をしたことがある、REBELS70kg級王者の日菜太選手

日菜太オフィシャルブログ

今回はK-1ではなく、「REBELS(レベルス=反逆者、反乱軍の意)」による興行の試合。何に対する反逆、反乱なのかと言えば、利権絡みによる不具合続出だったKー1に対するそれなのじゃないの?と僕は思っているのですが、そこの話は面白いけど割愛。

そんなこんなで行ってきました後楽園ホール。

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実はあれだけ「はじめの一歩」のファンだとかのたまわってきたくせに、ボクシングやキックの興行が行われる後楽園ホールにすら、行くのは初めて。下記のエントリでこれだけキレているのは、まだ心のどこかで信じているから。1巻〜60巻ぐらいまではほんと名作です、「はじめの一歩」。

「はじめの一歩」の劣化がひどすぎるので結論なき愚痴を撒き散らしたい #1373

 

足を踏み入れてみると、その昭和っぽさに驚かされるのが後楽園ホール。男臭い空間の中に、ありましたよ村田諒太選手のお写真。「世界選手権保持者」ってなんやねん。「世界タイトルホルダー」とかでしょうに。

ちなみにボクシングに詳しくない方のために解説しておくと、日本は軽量級では比較的世界で戦えていたが、ミドル級でのベルトなぞ、夢のまた夢と言われていたところ、彗星のように現れたのが五輪金メダリストの村田諒太選手。史上2人目のミドル級チャンピオンと相成りますた。(1人目は「ガチンコファイトクラブ」で有名な竹原慎二氏)

 

歴代のベルトも陳列されており、「はじめの一歩」に出てくる「チャンピオンカーニバル」の文字が。あの一歩が初心者から日本チャンピオンへ、そして世界ランカーへと成り上がっていったのがこの場所だと思うと、気分がアガる。

そしてこの日のイベント、REBELSのポスター。応援する日菜太選手はメインイベントなので最上段に。カッコいい。相手も強そうだ。

 

会場にいる人たちは格闘技関係者が多いからか、やたらとみんな強そう。88kgしかないわたくしは単なる子鹿に見える。

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上のポスターのように、こういった格闘技イベントはメインイベントの前に、「前座」となるいくつかの試合が組まれる。メインを張れるのは実績のあるわずかな選手だけで、あとはみんな前座。

フロイト・メイウェザーやマニー・パッキャオ級のスーパースターであれば一試合で数十億を稼ぐこともできるが、世界チャンピオンでようやく数億円程度、日本チャンピオンだとファイトマネーだけで暮らすことすら難しいのがボクシングの世界。

今回のREBELSのようなキックボクシングは、それよりさらに待遇に恵まれず、前座の選手たちの食い扶持はいかほどかと、お願いされてもいないことを心配してみる。やはり、スポーツといえど客商売という観点は見逃せない。そしてこの客商売という観点が格闘技界には大きく欠けているなと、試合前にはっきりと分かった。この点は次回詳しく触れてみる。

10人近い応援団を組んでいった今回、半分近くは格闘技経験者だったので、試合の見方もややマニアック。僕は極真空手出身、隣の友人はボクシング出身なので、一見して派手なやり合いの部分よりも、「広背筋の横のあの筋がすげーな」、「体重移動したあとの奥足のミドルが効いてるね」などと、分かってないくせに解説者然としながら観覧していた。

数試合を観覧し、会場があったまったところでいよいよ本日のメインイベント、日菜太選手の試合。時は満ちた。

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メインイベンターだけあって、大音量のテーマソングとともに登場。うぉぉぉ、スポットライト浴びてぇ!

日菜太選手は、K−1界隈であの魔裟斗の次を担うと言われたほどの逸材。しかし惜しむらくは、選手として全盛期を迎えた2010年前後で、主戦場のK−1が不祥事諸々でガタガタしてしまったため、一番良い時期にマッチメイクを存分にできなかったことが悔やまれる、ある意味で不遇の漢。

特徴を言えば、「ミスター左ミドル」。全盛期には1Rに60発も放っていたというから驚き。相手のガードの有無関係なしに蹴りまくることで、相手はガードごと壊される。ちなみに、左ミドルは肝臓に直撃するため、一般人だと軽くパンチするだけで悶絶必至。

 

ガウンの下から覗くカラダを見た瞬間に、「今日は勝ったな」と思った。これだけ絞れているということは、それだけの練習を積み上げてきたということだ。当日の頑張りもそうだけど、それまでの日々の積み上げでほぼ勝負が決まっているという点に関しては格闘技も、ウルトラマラソン/アイアンマンも変わらない。

かの偉人、武田真治先生は言っていた。「胸板が厚い人は信用できる。長期的に辛い努力を積み重ねなければ、厚い胸板は作れないからです」と。胸板どころか全ての筋繊維に至るまで研ぎ澄まされているカラダは、果たしてどれだけの修練を積んできたものなのだろうか。

さて、あのカラダなら勝つことは確定している。じゃあどうやって勝つのかな、と、少し違う視点で見ようと思った。そういう意味で、試合終了までハラハラドキドキはしなかった。だって、あのカラダなら勝つもん。

 

たくさんのパンチを打ってきたことが分かるナチュラルな広背筋。キックが得意な選手とはいえ、キックそのものは実は極めて隙が多く、放つたびにリスクを背負うことになる。上のレベルになればなるほど、得意技それ一本で勝てるほど甘くはなく、日菜太選手が年齢とともにバランスの取れた格闘家になっていったであろうことが伺える。

 

相手の緑川選手はやや小柄ながら、ずんぐりむっくり体型。「はじめの一歩」的に言えば、間柴対島袋といった感じ。どう見てもハードパンチャーなので、キック後のカウンターに気をつけたい。とはいえ、カラダの仕上がりが明らかに違うので、負けるとは思わなかった。

一つ心配があるとすれば、やたら審判のおっさんが強そうなこと。角田師範を白くした感じの修羅。この審判が暴走したら、果たして試合はどうなるのだろうか。「ゴジラ対キングギドラ対メカゴジラ」みたいになるのかもしれない。雷禅VS黄泉VS躯みたいな三つ巴のサウザンド・ウォーズに発展するのだろうか。

 

得意な左足を突き刺そうとするところに、相手の緑川選手のガードが立ちはだかる。このあと、「ガチーン!」という音とともに、両者のスネがぶつかる。これ、めちゃくちゃ痛いのです。泣き叫ぶぐらい。しかし彼らは、この後も何発もスネとスネをぶつけあって、それで平然としている。半端ないぜ。

 

歴然としている身長差。リーチの長い日菜太選手が有利かと思いきや、意外と小さい選手とはやりづらい。全てのパンチがアッパー気味に来るので、ちょっとガードをミスるとすぐに顎を突かれて脳が揺れるからだ。かつ、小さいということは的も小さい。得意の左ミドルを決めるには、あまりに小さな隙間を縫わねばならない。

そして、相変わらず審判のおっさんは強そうである。いつ参戦するのか、気が気でならない。じ

 

結果は、判定で日菜太選手の勝利。試合後に本人は「しょっぱい試合ですみません」と言っていたが、自分なら一発でも食らったらKOだなと思われるパンチやキックの応酬で、最後は声を張り上げて応援していた。

勝つとは思っていたが、身内(緑川選手とはよく一緒に練習している)が相手だったからか、少しやりにくそうだった。勝ちは勝ちなので、ほっと一息。おめでとう!!!

 

見てくださいこのカラダ。特に凄いのは腹回りの厚み。キックボクシングの世界では、ローキックやハイキックはともかく、どれだけミドルを耐えられるかがキモ。顔でKOされるのはしょうがないが、ボディでKOされるのは論外とされるなかで、しかし強靭な蹴りに耐えられる腹回りを作り上げる努力は、並大抵のものではない。

自らのミートテックをつまみながら、日菜太選手が積み上げてきたであろう重厚な日々に少し嫉妬する。厚いのに薄い、僕の腹回りの存在意義のなんたるか。

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日菜太選手は現在33才。格闘技界をやる人間としては、もはや若くない。

本人も、勝利後のインタビューで「現役期間は残り少ない」とはっきり言っている。その中でどんな花を咲かせるのか。どこで区切りをつけるのか。

夢と希望に溢れた若者の無邪気な未来への宣言よりも、現実と衰えの双生児が津波のように迫り来るなかで、どう生き、どう死ぬのかの試行錯誤を繰り返すこういう漢の生き様にこそ、不惑手前のおにいさんにはグッと来る。

引退なんて程遠そうなカラダを仕上げてきた日菜太選手の、覚悟のこもった勝利インタビューを聞きながら、さて自分はどういうふうに普段生きてるかね、なんてことを自問自答していた。

 

以上が初めて格闘技を観戦したチェリーボーイ脱却体験記でございます。

次回は思ったことを色々と赤裸々に。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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