ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

「心を入れ替えるのは意味がない」という身もふたもない話 #1403

time 2018/11/03


 

社会で起きている問題はだいたい身内でも起きている。

数ヶ月前の飲み会で、醜態を晒した二人の漢がいた。

いずれもその月入社の新入社員(という名のなかなか良い歳したおっさん×2)で、歓迎会を兼ねた飲み会でフィーバーし、どちらも墓場送りとなった。

片方の漢は、散々飲んだ挙句に人類未踏の地まで片手を突っ込み、数時間に渡って御手洗所を占拠した。100kg近い巨躯のために動かすことすらままならず、全ビッグエコー人形町店に多大なる迷惑をかけた。

 

以来彼は、社内では敬愛の念を込めて、

「ベンジョミン」

と仏語風味で呼ばれるようになった。(あとで調べたら、本当に仏語っぽく発音しようとしたら、「バンジャマン」となるよう)

もちろん、「ベンジョミン」も、同じく潰れたS氏も、社内ではただひたすら謝り侍に。「もう二度としません!」と連呼していた。二人とも、「心を入れ替える」ことをコミットしたようだった。

***

その反省も冷めやらぬ先日、また飲み会があった。今度は月初ミーティングということで、月に1回の決起会だった。

焼肉のあとは当然のようにカラオケに場所を移し、メンツ的にも再びカオスが起きそうな雰囲気はムンムンしていた。僕はビジネスにしろ私生活にしろ「再現性」を強く重んじているが、この日も再現性が高くカオスりそうな香りは漂っていた。

 

しかし、結論から言うと何も起きなかった。

「ベンジョミン」は本当に反省していたようだった。前回はハイボールをジョッキで一気飲みしていたが、今回は一口/回しか飲まない。チェイサーに烏龍茶を頼むという徹底ぶり。前回は頼まれてもいないのに他人の分まで飲んで男を見せていたが、今回はそれもなかった。

男らしくはなかったが最後の最後まで自分を保ち、持ち前の100万トルコリラの笑顔を振りまきながら、爽やかに帰っていった。心を入れ替えた「ベンジョミン」は、飲み方自体を変えた。そして、結果を変えた。

 

一方のS氏は、再び潰れた。

もともと酒に耐性のあまりないS氏は、二次会のカラオケに着いて早々、寝息を立て始めた。そして、出番が来るとものすごい勢いで覚醒してものすごい勢いで歌いながら、ものすごい勢いでイッキ。「U.S.A」を歌って踊って身体を散々揺さぶったせいか、あっという間にアルコールが回り、撃沈。

それを数回繰り返したあと、もう彼は目覚めることはなかった。S氏は心は入れ替えたが、同じ飲みのプロセスを経て、同じ結果にたどり着いた。

笑顔で帰っていった「ベンジョミン」と、再び千鳥足となっていつのまにか消えたS氏。対照的な2人の姿だった。

***

改めて思う。

心を入れ替えるのは意味がない

という不都合な真実は、たぶん真実なのだと。

 

あれをやっちゃったとき、これをやっちゃったとき、人は「もうしません」と反省し、心を入れ替える。そして、「ベンジョミン」のように行動プロセスを変えて結果も変える人と、S氏のように行動プロセスを変えずに結果も変えられない人に分かれる。

当然と言えば当然だけれど、これを分かっていない人は案外多い。

 

心は行動に引っ張られる。スキップしながら悲しむことはなかなか難しいし、ジェットコースターに乗っているときに悩めというのもほぼ無理である。

だから、心は行動が規定する、と考えるべき。全てとは言わないが、その側面は非常に大きい。つまり、心を入れ替えたければ、行動を入れ替えるしかない。「ベンジョミン」はそれに成功し、一方のS氏はそれを怠り、自分の心の強さを信じた。

 

車に乗るたびに煽り運転をする輩が先日逮捕されたが、大変失礼ながらもはや病気に近い状態であり、報道を見ても、この容疑者が「車に乗っても煽らない」ようになるというのは無理な気がする。

更生を願う現代の法体系の理念には矛盾するかもしれないけれど、無理なものは無理である。たぶん、バカは死んでも治らない。

だったら、車にそもそも乗らないか、行政が免許を停止にして車に乗れないようにしてあげることで、彼がもう二度と同じような煽り運転をしないで済む、という結果に繋げてあげたほうが良いのではないかと思う。

心を入れ替えるのは意味がない。もし入れ替わったとしたら、それは、その前のプロセスの行動が変わったことによって、引き起こされてるのだと思ったほうが良い。そうでなければ、いつまでも意味のない「心の入れ替え」を目指すことになり、それはほぼ無駄な努力に終わる。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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