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退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

ダメなマネージャー、「ダメージャー」のタイプ7選 #1414

time 2018/11/21


 

この数年、企業コンサル、研修を重ねて分かってきたことが一つある。中小企業の場合は特に、マネージャー陣の強化が急務である。

中小企業の創業社長は、だいたいの場合大なり小なり商売の天才なので、自分の文脈においてのみ通じる言語で、会社を立ち上げてからある程度の規模にするところまでは持っていくことができる。

ただそこからさらにビジネスを伸ばそうとすれば、自分と同レベルの思考を抽象化、具体化それぞれに往復させながら、一般社員に浸透/拡散させることができる存在、すなわちマネージャーの育成が不可欠になってくる。

このマネージャー。中小企業でも大企業でも、ざっくり分けて大きく2つの種類が存在している。

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ひとつは、マネージャーはマネージャーでも、ちゃんとマネージャー然とした仕事をするマネージャー。もともと「Manage it=なんとかすること」という意味で、然り「Manageする人=なんとかして成果をあげる人」が「マネージャー」という言葉の意味になる。

多くの場合はこれに「部下を統率する」という意味が加わるため、「マネージャー=人を動かして力を発揮させて、なんとかかんとか組織の目標とする成果を出す人」という意味で使われることが多い。そういう意味では、「マネージャー=管理者」とするのはちょっとした誤訳で、いろんな意味でのリーダーシップを伴った人間でないと、マネージャーは務まらないことになる。

このちゃんとしたマネージャーは、全体の「マネージャー」のざっくり2割ぐらいしか存在していないように思える。マネージャーがうまく機能していれば会社は飛躍的に成長するが、その任をちゃんと果たせているマネージャーはあまりいない。

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もう一つが、マネージャーという名前を冠しているはずなのに、部下や周りにダメージを与えるダメなマネージャー、すなわちダメージャー(Damager)。

ダメージャーには、いくつかのパターンがある。過去3社経験してきて、また1000を超える会社を見てきて、いろんな種類のダメージャーがいることがわかったので、そろそろまとめておきたい。

本エントリでは、幾人かの人をまとめる立場の人を「マネージャー」と呼んでいるので、それが課長の場合もあれば取締役の場合もあればもちろん社長自身の場合もある。僕の属する生保業界であれば、所長も支社長もどっちも「マネージャー」だと思ってもらえば差し支えない。

 

その1:厚切りジェイソン型ダメージャー

“ホワイ、ジャパニーズピーポー!!??”を連発する、すなわち、「なんで?」が口癖のダメージャー。

トヨタ式に「なぜを5回」とでも思っているのだろうけれど、大半がただ詰めるだけで終わっている。しかも、根本的には対人知識不足なので、「なんで?」と言われると、そのたびに人が頭の中で言い訳を探してしまうという習性を知らない。

原因を特定し、カイゼンしたいのであれば、「なんで?」は極力使わない方がよく、もっと多方面から色々なファクトを集めるべきである。「なんで?」を連発すると、人は虚構を生み出し、それを正当化しようとする。つまり、原因の特定からは「なんで?」というたびに遠のく。

これをやられた方は、ダメージが蓄積していき、次第に鬱になっていく。ちなみに、メンバーにマウンティングする目的で「なんで?」をぶつけまくるのは、意外と有用。ただしもちろん嫌われる。

 

 

その2:西野カナ型ダメージャー

「会いたくて会えなくて震える」という、メンヘラタイプ。

そういう風にぐずっているメンバーに対して「会いにいくのか別れるのかただ震えてたいだけなのかはっきりしろ!」と選択肢と方向性と推進力を与えるべきマネージャー自身がぐずってしまうと、メンバーは混乱するしかない。

こういう、いつまでも選択肢を持っておこうとする反面、突進力の弱いダメージャーに当たってしまうと、メンバーは結局何をすれば良いのかがわからず、疲弊する。

 

 

その3:副長キョウカイも軍師テンもいない状態の信型ダメージャー

本能だけで動くタイプで、かつ右腕となり本能を解説してくれる副長や軍師がいない状態も、ダメージャーになりやすい。

「あっちを攻めろ!」と指示されても、「なぜ」といった理由や根拠が一つも添付されておらず、メンバーは迷路の中をひたすら突撃するハメになる。上意下達の軍隊では、作戦の全貌を敢えて伏せて突撃させることもありかもしれないが、会社組織においては、それはだんだん通用しなくなってきている。

人はおばけを恐るのと同様、「分からないもの」、「見えないもの」を極度の怖がる習性がある。いつも分からない、いつも見えない状態で戦いを続けさせられては、いくら将来の将軍・信と言えども、メンバーの心にダメージを蓄積させる存在にしかならない。

 

 

その4:口だけ卍解型ダメージャー

一見優秀だが、虚言癖に塗れているマネージャーは多い。口だけが始解を超えた卍解状態にあり、限界突破をしている。弁舌滑らかかつビジョンは豊富で、はっきり言って見た目も魅力的。しかし何も動かない。それな。

一度ならず遭遇したことがあり、「この人はすごい」、「何か持っている人だ」と思わせる力は一級品。しかし、スタンド席から見ている分には良いが、アリーナで見たり、共演しなければいけないメンバーとしてはたまったものではなく、何一つ実現しない現実に次々と病んでいく。

こういう人はだいたい、古くからの友人がいない。だってみんな裏切られて嫌気が差して去っていくから。ちなみに、上司だったことがあり、散々迷惑をかけられたことは公然の秘密。まぁいろんな意味ですごい人だった。

 

 

その5:完全無脳型ダメージャー

本当に能力がない、神の過ちとしか思えない状態でうっかりマネージャー職に就いてしまう人も、会社にはよくいる。マジで何も考えてないのかと思うほど楽観的かつ無策で、決して悪い人ではない場合が多いのだけれど、とにもかくにも脳みそをどこかに置いてきたのではないかというほどからっぽ。

会社の2代目のボンボンだったり、さらに上の役職の人から見て体の良い使いっ走りができる人であったり、くじ引きでマネージャー職になってしまったりと経緯は色々あるが、意外と追い出すことは簡単ではなく、メンバーは苦労することになる。

友達としては良いが、マネージャーとしては最悪のダメージャーで、メンバーは毎日ため息をつきながら仕事をすることになる。ミーティングもほぼ意味がないことしか言わず(しかもドヤ顔で)、だんだんとメンバーは「俺は俺」と殻にこもるようになる。

 

 

6:ゲシュタポ型ダメージャー

毛沢東かスターリンかヒトラーが師匠なんじゃないかと思うぐらい、自分に権力を集中させることに執着し、メンバー間に不信を生み出すプロフェッショナル。

間諜をそこかしこに放ち、間諜たることを恥とも思わないクズなメンバーからの絶対的な忠誠心を元に、誰が何を言ったまで把握し、糾合勢力があればあることないこと言って分裂させようとする。

根本的には自分に自信がないことが多いのだが、人心掌握術には長けているため、どんどんどんどん腐った独裁者へまっしぐら。当然、組織全体が疑心暗鬼の塊になり、正しいことを言っている人が粛清されていく。ただし、ある意味で統率力あるため、意外と組織の生産性は高かったりする。

 

 

7:オラオラトランプ型ダメージャー

トランプのように、とにかくむちゃくちゃなことをぶつけてくるダメージャー。亡くなったレジェンド・スティーブジョブズもこの気が多いにあった。

「ああ、この人に何を言っても無駄だ」とメンバーに思わせる天才で、こういうダメージャーが上にいること自体が天災。高圧的だが実力もあり、メンバーの力を限界まで引き出すため成果に繋がることも少なくなく、しかし長く働けるメンバーはそう多くはない。

「良い経験にはなった。しかし・・・」と、どこかで限界を迎えて死屍累々の山を築く。しかしオラオラトランプ型ダメージャーは、それを「勲章」と思えるサイコパスでもあるので、本人はとても幸せである。羨ましい。

 

メンバーが疲弊していたり、やる気を失っていたり、絶望していたりしたら、おそらくは上記いずれかのダメージャーが君臨している可能性は高い。特に中小企業では人材不足もあり、自浄作用が弱いため、ダメージャーはダメだけどまともなマネージャーを引っ張ってこれない、みたいな状態も多い。

そんなときの対処法は・・・・

 

 

 

 

 

 

ない。

 

 

見つけたら即、逃げるのみである。もしくは筋トレをしまくって、2秒で始末できる強さを身につけるか。いずれかしかないと最近気づいちゃった。半沢直樹も、下町ロケットも、実は普通の企業であのようにカマすのは、非常に難しい。

結論は毎度のこちらです。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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