ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

「オレたちゃ別に仲良しじゃねえし、お前らには腹が立ってばかりだ。だが・・・このチームは最高だ」と言える仲間を持てることは最高だ。 #1417

time 2018/11/25


 

「オレたちゃ別に仲良しじゃねえし、お前らには腹が立ってばかりだ。

だが・・・このチームは最高だ。」

 

タイトルは、名作「スラムダンク」における、名セリフの一つ。対絶対王者山王戦の後半戦で、湘北高校のキャプテン赤木ゴリが円陣を組みながら、チームメイトに言った言葉である。

主人公桜木花道の所属する湘北は、キャプテン赤木、副キャプテン木暮を除けば問題児ばかり。

 

どこが問題児かというと、

桜木花道:赤髪。元不良。ジャンプ力と運動神経と体力と喧嘩の強さだけは異常。中身が完全に子供。

流川楓:湘北高校のエース。自己中心的で社会不適合だが、バスケセンスはチームいち。体力がない。

三井寿:元不良で今はチーム唯一の3ポイントシューター。湘北バスケ部を潰そうとした暗い過去を持つ。

宮城リョータ:元不良でチームの司令塔。マネージャーに恋するもフラれ続けている。

 

弱小で有名だった湘北高校は、欠点だらけの中にも特定の強みを持った問題児たちを受け入れるごとに強く、たくましくなっていく。もちろん、問題もたくさん起こしたが、確実にチームは強くなっていった。

問題児だらけのなんとかかんとかまとめあげた赤木は、入部当初から思い描いた王者・山王との戦いが佳境に入った頃、感極まって普段絶対に口にしない、チームメイトへの感謝を述べる。それが冒頭の言葉。

「スラムダンク」にいくつも存在する泣けるポイントの一つで、ぜひもう一度読んでほしい。大人になってからの方が泣きポイントが間違いなく増えていると思う。

***

つい先日、僕もキャプテン・赤木ゴリと同じ心境になったことがあった。

心友・「熊」が故郷の広島動物園に帰ることになり、一緒に走れるのももはや最後になるかという週末。朝6時に豊洲に集合し、トライアスロンチーム「ポセイ丼」の創立者である「元帥」、心友・「熊」とともに走ることになった。

10kmほど走るつもりが、2kmほど走ったところで「そういえば豊洲市場が近くにあるよね」と思い出してしまい、市場へ一直線。

市場の屋上はていの良い公園になっており、そこで熊は東京最後のでんぐり返しをしていた。

 

早朝6時半の豊洲市場はそれでも激混みであり、並ばないとどの店も入れない。

 

そしてついにありついた「まぐろぶり丼」。美味いと言えば、もちろん美味い。ただ、どの店も「豊洲市場プレミアム」な価格になっているようにしか思えない。アミューズメントパークとして見れば最高に楽しいからいいか。

 

大満足の朝食を終え、2kmしか走ってない履歴を帳消しにして余りあるカロリーを摂取完了。今週の早朝トレーニングも最高だった。

***

元帥と熊は、15時間に及ぶトライアスロンを共に戦った戦友であり、5年に及ぶ師弟関係があるはずなのに、実は全く合わない。

 

熊はシロクマのごとく色白だが、元帥はサモア生まれのように色黒。

熊は色々柔らかいが、元帥はしゃがめないぐらいカラダが硬い。

熊は経理部所属なので数字は得意だが、元帥は税理士なのに一桁の計算をよく間違える。

 

熊は継続が一切できず、元帥は継続力が世界レベル。(ブログは4000日超え

熊はメンヘラ気質で、元帥はメン健(メンタル健康)気質。

熊は小麦粉大好きで、元帥は小麦粉アレルギー。

 

熊は子供がいないのにパパ臭満載で、元帥は子供がいるのに独身貴族臭満載。

熊は筋トレしてもデブなのに、元帥は筋トレを生まれてから一度もしたことないのにサモア級にマッチョ。

熊は乳輪がピンクだが、元帥は競輪選手によく間違われる。

 

あべこべというかデコボコというか、とにかく合わない2人。

その証拠に、寿司屋に入ってもあまり会話がない。

 

寿司のあとの口直しにコーヒー屋さんに入っても、別々に作業している。

 

はっきり言って、誰がどう見ても、「仲良し」には見えない。会話ももちろん噛み合っていないことが多く、アリーナで聞いているこちらからすると、ストレスが溜まる。

赤木から見た普段の桜木花道や三井寿も、こんな感じなのだろうか。

***

がしかし、当初の予定通り走り出すと、それまでの「合わない2人」という印象はどこかへ吹っ飛んでしまう。

 

なんというか、このしっくり感。全てがおさまるべきところにおさまっているという安心感。背中から漂う、確かな信頼。お互いがお互いを信じて、同じ高みを見ていることが後ろからでもわかる感覚。

ああ、これが赤木キャプテンがあの言葉を吐いたときの感覚なのか、と思った。

「オレたちゃ別に仲良しじゃねえし、お前らには腹が立ってばかりだ。

だが・・・このチームは最高だ。」

ならぬ、

「2人は別に仲良しじゃねえし、お互いにストレスを抱えてばっかりだ。

だが・・・お前らの相性は最高だ。」

と言える。

 

学生時代までは、同じ場所にいる人間が「友人」であることが多かった。話も合う、ウマも合う。それが友人だった。全てが合う友人は、最高の仲間だった。それはそれで良いと思う。

しかしどうだろう。この2人の関係性を見ていると、この2人もまた、最高の友人であり、最高の仲間なのではないかと思う。

合うところはほとんどない。しかし、見ているところは同じ(たぶん)。そんな仲間に巡り会えたなら、それも一つの幸せと言えるのじゃないかと思う今日この頃。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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