ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

友人を「ちょっとキモい」と思ったときに、考えるべき2つの視点 #1419

time 2018/11/30


 

ランチーム「アドミラル」で野辺山100kmマラソンを共に走りきり、トライアスロンチーム「ポセイ丼」でアイアンマンを共に戦ったチームメイトの「仙人」が、ついに天界から下山して結婚式を挙げることになった。

(ヒゲで坊主でwith雲。平時は100km超、累積標高3000m超のレースにしか出ない「仙人」)

肉体年齢は僕と同じだが、精神年齢はデーモン小暮閣下と同様に万年単位の成熟度合いを誇り、その超然とした見た目も相まって、

「ホントに結婚式すんのか!?」、「花嫁ももしや雲海出身なのか!?」と当日直前までチームメイトに疑われていたぐらいだったが、無事に幸せそうな結婚式を開催。涙あり笑いありの幸せな1日だった。

僕自身はと言えば、戦友代表として挨拶をさせていただく僥倖にも恵まれ、1ヶ月間、夜も寝ながら考えた友人挨拶をたどたどしく朗読してなんとか事なきを得た。

新郎である仙人がどんな漢であるのか、新婦はもとより新婦のご家族(特にチャペルで仏頂面を極めていたお父さま)、ご親戚、ご友人に少しでも伝えられればと思っていたしたためたのだけれど、果たしてどうだっただろうか。

***

ちょっとキモいファーストバイト

 

さて、宴もたけなわになった頃、やってきました定番のケーキ入刀とファーストバイト。幸せいっぱいに見える仙人と新婦は、勢いよく入刀。ここまでは普通だったが、しかしファーストバイトは少し様相が異なった。

おもむろにヨガマットを敷き、ピラティス十段の新婦に指示を仰ぐ、ピラティス二級の仙人。ピラティスをきっかけに出会い、ピラティスで培った愛を再確認するため、ピラティスのポーズでファーストバイトをするという。実にありがちな展開だが、そのありがちなプロセスが輝いて見えるのが、結婚式の不思議なところ。

 

心を一旦無にする仙人。

なぜ、普通に食べさせてもらえないのだろう?と考えているようだが、熟練のメンタルコントロール力を持つ仙人は、問うても仕方ない疑問については、飲み込む術を心得ている。気がおかしくなる100km超のレースを幾度も乗り越え、また潰れるかもと噂された会社を見事その辣腕で再生させたプロサラリーマンの鑑。

 

扇状に片手を広げ、組体操のようなポーズをとる仙人。

これぐらいなら僕にもできる。しかしまだもう一段階上があった。ヨガ、ビリーズブートキャンプと並んで世界三大フィットネスと言われるピラティス。そんなに甘いもんじゃなかろうことは容易に予想がついた。ところで三大のうちの一角のビリーズブートキャンプはどこいった?

クロールのような姿勢になり、ファーストバイトを敢行。アイアンマンで3.8kmを泳ぐ仙人は、カラダの可動域の大切さをよく知っている。「入水はできる限り遠く」のクロールの鉄則を忠実に守るため、ピラティスの動きを取り入れていたようだ。どうりで速いと思った。

 

よほど苦しい体勢なのか、苦痛に顔が歪む。幸せなのにツライ。ドMの仙人からすれば、このマリアージュは至福の瞬間なのかもしれないけれど、やはり異様な光景としか言いようがない。

8ヶ月連続ウルトラにチャレンジするなど、フィジカルでは「アドミラル」、「ポセイ丼」いずれにおいてもトップを独走する仙人ですら、耐え難いであろうその姿勢。体幹に相当な負荷がかかっており、カラダの左サイドの可動域が限界まで押し広げられているのが分かる。

 

こうして刺激的なファーストバイトを終え、その後も完璧としか言えない結婚式を敢行した仙人夫妻。見る人が見れば、先のファーストバイトはピラティスの難易度と照らし合わせながらその練度について議論できるのだろうが、素人からすればやはりそれは「ちょっとキモい」としか表現できない動きだった、というのが正直なところ。

ただ、仙人をよく知る身からすると、「ちょっとキモい」という感想にも、2種類の視点を持つべきであると僕はいつも思っている。

***

「ちょっとキモい=リスペクトしている」、という視点

 

僕は件のファーストバイトの動きを「ちょっとキモい」と思いつつ、実はもう一つの感想を持っていたことをここに白状する。「あのファーストバイトの動きは俺にはできない。さすがは仙人。」と思っていたのである。

組体操の動きまではできたとしても、その後クロールの要領で左手を大きくかき出し、しかし片手でカラダ全体を支えつつ、カラダの向きは横向きをキープする。そして大口を開けて、でかいケーキを一口で食う。

これは体幹全体が悲鳴をあげ、かつケーキで呼吸困難に至るのに必要十分なほどの負荷がかかっている。チームトップのフィジカルを誇る仙人でしかできない芸当なのだ。さすがはピラティス二級。

 

日頃接していている仙人のことは、だいたいわかっている。どれぐらいの負荷が仙人にとって苦しいものなのかも、だいたいわかっている。ちょっとやそっとのことで顔を歪める漢ではない。その仙人の顔が、苦痛で歪んでいる。それはよほどのことなのだろう。

つまり、能力値も限界値もだいたい分かっている友人の「ちょっとキモい」動きに対して、僕はリスペクトの気持ちを抱いていたということになる。これは結構大事な視点であるように思う。

***

「ちょっとキモい」友人たち

 

一般的に、ある人間の周りには「超キモい」友人というのはあまり存在しない。良くも悪くも自分の能力の半径からそう逸脱しない範囲の人間が周りにいるのが、普通だからだ。何もかもが異なる同士が友人となることは難しい。

だから中卒の人間と東大卒の人間が友人であることは稀だし、同じ仕事をしていてもトップセールスとクビ寸前のセールスが友人になることはありえない。言葉にはしないまでも、互いに「超キモい」と思っているはずである。「超キモい」と思ってるから交わらないのであり、良し悪しに関わらず乗り越えられない壁がそこにはある。

逆に言えば、「超キモい」と思ってる人とは、たぶん友人にはなれない。例えば僕はキャバクラで一晩で何十万も使う人のことは「超キモい」と思ってるので友人にはなれないし、子供がいるのにギャンブルしたりタバコを吸ってる人は「超キモい」と思ってるので、友人になろうとは思わない。

また細かいところで言うと、自分が恵まれた環境にあるにも関わらずメンがヘラるような輩のことは「超キモい」と思ってるので、そういう人やエルサとは友人になれない。友人になるなら能天気なアナやオラフがいい。

 

一方、ある人間同士が友人となっている場合は、「超キモい」というほどの違いは互いの間に存在しない。何かが重なっているから友人でいられる。それは能力値であったり価値観であったり趣味や生活スタイルや、色々諸々ある。

しかしその何かが重なっている友人に対しても、「ちょっとキモい」と思うことは、ままある。それは先のファーストバイトの例の通り、

自分にはできない何か

を平然とやっている友人に対して、抱く感情である。何かが重なっているから友人ではいられる。しかし、自分が努力しても及ばない、もしくはそこまでの努力はできないという何かを持っている。そういう友人に対してはいつも「ちょっとキモい」と思うし、またそれはリスペクトしていることの証でもある。

 

たとえば、僕の友人にはこういう「ちょっとキモい」と思う人たちがいる。

▼21時に寝て4時に目覚め、午前中にほとんどの仕事が終わっている友人。

▼その後育児をちょっとだけやってあとはゲームばかりやっており、四十の不惑を超えているはずなのにいつもどのゲームを買うかで迷っている友人。

▼やりたくないこと、付き合いたくない人をブログに掲載しており、その通りに生きているわがままな友人。

▼毎日毎日、数千日に及ぶ情報発信を一日も欠かさない友人。

▼ある日突然仕事をやめたり、ある日突然ミヤンマーに旅だったりして全く動きが読めない友人。

▼運動経験があまりないのに、初マラソンでサブ4を叩き出す友人。

▼ことごとくチャラく中身がなく羽毛のごとく軽いのに、不思議と信用できる友人。

▼いつでもどこでもツッコまれるポジションを見つけ出すことに長けた友人。

▼一次会には来るが、二次会には絶対にこない鉄の意思を持つ友人。

いずれも「ちょっとキモい」、つまり、自分にはできない、あるいはそこまでできないと僕が思ってしまう対象であり、ある種のリスペクトを抱いているということの証左でもあるが、そういう友人たちとは一緒にいて刺激がとても多い。

件の仙人も、「ちょっと行ってくるわ〜」と言って100kmトレイルや250kmマラソンなどをぴょろっと完走してくる点で「ちょっとキモい」存在であり、だからしてリスペクトして止まない漢でもある。(「超キモい」わけではない理由として、僕自身が100kmマラソンやアイアンマンを完走していることが挙げられる。彼我の距離は近くはないが、遠すぎるわけでもない。)

 

友人を「ちょっとキモい」と思ったときには、

あ、俺、こいつをリスペクトしてんだな!?

どこを見習えば良いのかな?彼我の差はどこにあるのかな?

強みはどこにあるのかな?どうやったら埋められるのかな?

と思うべし、という話。

 

ちなみに友人を「ちょっとキモい」と思ったときに持つべきもう一つの視点はというと、

ただただキモチワルイ。

 

という場合である。この場合は単に拒絶すればよろしい。

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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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