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キングダム人生論&経営論① 「キングダム」は人生と経営の指南書と言えるが、「銀河英雄伝説」と「水滸伝」と共に読むべし。 #1422

time 2018/12/04


 

キングダム

「キングダム芸人」によって流行る前の連載当初からの「キングダム芸人」を自負する筆者による、「キングダム」に関するマニアックな考察集です。ネタバレ上等、「キングダム」通読経験のある、中級者以上用のエントリをお送りしていきます。

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 キングダム概要

「キングダム」は言わずとしれた大人気漫画で、2006年の連載開始以来、破竹の勢いで人気を伸ばしている。

個人的には歴史上最高の漫画は「スラムダンク」かなと思っているのだけれど、このままいけば「キングダム」がそれを超えるかもしれない。(「ドラゴンボール」は青春時代の代表作で大好きだけれど、学びは特にない。)

「スラムダンク」は完全フィクションであり、「漫画史上最高の終わり方」をしたため、QUEENのフレディ・マーキュリーのごとく、むしろ連載終了後に伝説になっている。

「キングダム」は史実にある程度基づいており、大筋のネタバレがある上での楽しみ方ができる点が面白く、甲乙つけがたい。

 

いまだに読んだことがないという非国民がいるので、一言で「キングダム」を表すと、

春秋戦国時代後期の中国で、いち強国に過ぎなかった秦国が、他の「戦国七雄」(斉・魏・楚・韓・趙・燕)をなんだかんだしながら滅ぼして中華統一を果たし、

その立役者となった主人公の信(ややこしい!)がいち兵卒からなんだかんだしながら成長して秦を代表する将軍になっていく物語。

で、そのなんだかんだしてる中にめっちゃ学びがあるので座右の書にすべきですよ!

という漫画であります。史実にすればざっくり35年程度の間のすったもんだに関する物語でありながら、これがめっぽう面白い。もう他の漫画全部捨てて良いから全国民に「キングダム嫁!」と言いたい。

 

ちなみに現在、連載開始から12年かけて50巻ちょいまで進んだ現在でも、

・秦国自体が一度は他5カ国に同時に攻め込まれ、滅亡手前まで追い込まれた。

・いまだ戦国七雄のどこも滅亡しておらず。秦国より強いとされる楚もめっちゃ元気。

・主人公の成長はあれどまだ中堅で、戦国七雄の強国たちを倒していくための人材には事欠きまくり。

な状況で、どうやってここから10年程度で中華統一を果たしていくのか、とっても懐疑的であり、また興味ありあり。原先生が天に召されないことだけを祈ってる。

また、途中で、「ここから5年で秦は列強を滅ぼしていくのであった」みたいな変なまとめ方も頼むからしないでくれと思ってる。

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 「キングダム」は人生と経営の指南書である

「キングダム」は多くの人が言及している通り、人生と経営の指南書たりえる名著であると思う。

主人公以外にもめちゃくちゃ魅力的な登場人物たち。また、チャレンジとは何か、リーダーとは何か、ビジョンとは何か、意思決定とは何か。そういったことについて、至高の物語をアリーナ席で体感しながら学ぶことができる、素晴らしい教科書である。

自分の人生を生きたいと願う人(みんなそうだと思いますが)、経営に携わる人にとっては、珠玉のシリーズとなっている。

 

「キングダム」についてはいろんな人が記事にしていたり本にしていたりするので、興味があれば色々検索してみられるとよろし。ただ自分的には満足のいく解説がなかったので、もう自分で書いちまおう!と思った次第。

「キングダム」の解説本を見ると、「リーダーシップが大事だ!」とか、「挑戦こそ勇気だ!」みたいなことが書いてあるが、自分的にはあまりしっくり来ない。んなこと分かっとるがな!と思うことがほとんど。

本質論というのはつまらないことが多く、こういった解説書のほとんどは、「キングダム」から見えてくる本質論ばかりに焦点が当たっており、全く体温を感じない。

 

僕的には、観客席から客観的に評論する「キングダム」ではなくて、信を始めとした主人公各位と同じく毎日を全力で生きる武将の一人として、戦いの最前線から見た「キングダム」の価値を言語化してみたい。

信は中華統一を目指し(正確にはそれを目指す秦国の王様・政の金剛の剣たることを目指してるのが信)、日々戦っているが、僕は日本をより良い国にして娘たちに継承することを目指し、日々戦っているので、気持ちだけは大将軍。

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 「キングダム」のお供には「銀河英雄伝説」と「水滸伝」を

早速ですが一言。「キングダム」の本当の価値を理解するには、「キングダム」だけをいくら読んでも分からないと個人的には思う。

ある意味で絵がメインの漫画の限界であり、抽象度を上げて実生活に活かすには、何かが足りない。素晴らしい教訓がそこかしこに散りばめられているものの、漫画を漫画としてだけ捉えていると、せっかくの珠玉の教えをスルーすることになる。

なお、漫画にやたら文字を追加し始めたのが、昔で言えば「こち亀」であり、今であれば「HUNTER×HUNTER」だが、後者はいろんな意味で最近キツイ。名作だったはずなのに、読むに値しない漫画にいつの間にか成り下がってしまった。

 

「キングダム」にはリーダーである大将軍と、それを支える副将が出てくる。副将がいることで軍全体を活性化させることができ、大将軍たちはより大きな戦を描くことができている。

同様に、「キングダム」という漫画自体をより吸収しやすくするためには、世紀末覇者的見地から、以下の2冊を副将として旅のお供に据えることを提案したい。いずれも、僕が勧めるトップ3に入る名著である。

 

1、銀河英雄伝説(田中芳樹)

あだず史上歴代ナンバーワンの座をここ数年譲っていない書。スターウォーズばりのSFをテーマにしているが、偉大なる歴史書でもある。たぶん、著者は歴史にめっちゃ詳しい。そして言語化能力が神。

ありとあらゆる善なるリーダー、愚なるリーダーが出てくるリーダーシップの書でもある。経営者必携。

 

2、水滸伝(北方謙三)

歴史小説で初めて泣いたのがこちら。アツい。とにかくアツい。戦いの中でも、志と兵站の大切さについて語っているのはこの「水滸伝」がナンバーワンではないだろうか。

腐った大国を滅ぼさんとする弱小レジスタンスの戦いについて記述されていて、どうしようもない国体でも守ろうとする守旧派と、高い志を持っていても力不足でなかなか物事を前に勧められない先鋭派の戦いがの精緻な戦いの様子が魅力的。

 

この2つを読むと、何気なく出てくるキングダムの一場面が、珠玉の価値を持っていると気づくことができる。それは戦いの場面であったり、政治の場面であったりと多岐に渡るのだけれど、見せ場でもなんでもない普通の場面が、実はめちゃくちゃ大事だったりする。

「銀河英雄伝説」と「水滸伝」は、いずれも言語化のプロ中のプロが書いた名著であり、「キングダム」で漫画の構成上とてもじゃないが複雑な説明が入れられず、絵でなんとかするしかない大事な場面を、因数分解して理解することを手助けしてくれる。

そしてその因数分解の結果として得られた学びにより、我々平時に生きる普通の人間にとっても取り入れられるエッセンスが満載であることに、改めて気づくことができる。

 

とまぁ色々書いたけど、「キングダム」同様、「銀河英雄伝説」も「水滸伝」も、読まずに死んだら後悔するレベルだから皆さん読みましょうね、というお誘い。

ぜひ感想ください。なお、「水滸伝」を読むと、アツすぎてその他のぬる目の本が読めなくなります。(東野圭吾とかヌルヌル系)

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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