ほぼ同じようなタイトルについてのエントリを、1ヶ月ほど前に書いたのだけれど、大事なことなので再度違う視点から書いてみる。

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 惨敗だった、さいたま国際マラソン

今週の日曜は、久々のフルということでさいたま国際マラソンに出走した。
タイムは、4時間51分。サブ4ペースで行けたのは10kmまでで、個人的な感覚で言えば15kmで足が終わった。目標としていた4時間30分すらも大きく下回り、文字通りの惨敗となった。

さいたま国際マラソンの特徴を挙げると、
・都心から近く、行きやすい。(東京駅からさいたま新都心駅まで30分。会場も駅近。)
・さいたまスーパーアリーナ内で着替え、待機ができるため冬でも寒くない。
・荷物管理や数万人におよぶ参加者の動線など、運営が色々完璧。すごい。
・レースが終わってもすぐ都心に帰れるため、1日が無駄にならない。(僕は帰りに1人ラクーア)
となっており、マラソン初心者に超おすすめの大会と言える。コースも文句のつけようがないほど整備されていて、タイムを狙うにも適した大会。
関係者の皆さま、ボランティアの皆さま、ありがとうございましたぁ!
 
なのに惨敗!
とはいえ、悔しい、という想いは正直ない。やっぱりな、という反省しかない。
5月に82kgまで落として野辺山100kmウルトラマラソンを完走してからというもの、色々あって暴飲暴食。暴飲したのは酒ではなくコーヒー牛乳だけど、いつのまにか体重は90kgを超え、体脂肪も◯%を超え、たっぷりと肥えてしまった。
 
月間走行距離は20km程度で、それもここ数ヶ月の話。今思い出したのが、6月にレースで落車をして肩を脱臼(外れる脱臼じゃなく、腱がいくつか切れる脱臼。今も治ってない。)して以来、痛みでほとんど練習ができていなかった。一時期は寝るのや肩を回すのにも難儀していたぐらいで、練習は二の次三の次になってしまっていた。
こっそり狙っていた5年ぶりのサブ4はやっぱり間に合わず、来年につなげるための4時間半狙いもタイムオーバーし、どこまでも堕ちていった結果が4時間51分だった。ちなみに一緒に走ったチームメイトは、いずれも自己ベストを更新。あっぱれ!
写真は、くそ寒いなか半袖短パンでくそ長い手足を晒してガクブルで寒がる、ちょっと奇特なチームメイト。早い人はみんな寒そうな格好をしている。

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 「心を入れ替える」発言は、「何も変えたくない」と同義

過去に、レースで惨敗するたび、87kgだった体重が88kg、89kgと大台に近くたび、僕は「心を入れ替える」と宣言してきた。
「今度こそ痩せます!」、「次はサブ4で!」
言葉は違えど、様々な形で「心を入れ替える」発言をしてきた。その結果、ダイエットで惨敗し、レースで惨敗し続けてきた。
当たり前である。結局僕は、何も変えたくなかったから「心を入れ替える」と言い張ってきたのだ。強い言葉で言えば、なんとなく周りは信じてくれる。そして自分自身も、ちょっとはやった気になってくる。
そうして、目標設定に少しだけ向かった心と、何も変わらない日常の乖離が、結果として数ヶ月後にほぼ同じ結果を運んでくる。この繰り返しになっていた。
 
少し変化があったとするならば、土日早朝の時間の使い方である。心友である「熊」が、東京を捨てて母校の広島動物園に帰るというので、土日の朝6時からは皇居ランをする、という生活スタイルに変わっていった。
生活習慣の乱れや肩の痛みはあったものの、最低限のランニングをしていたため、5時間切りで踏ん張れたといったところだろうか。「熊」とのトレーニングがなかったら、肩の痛みを理由に何もせずに時間だけが過ぎ、5時間半すら回っていたかもしれない。

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 「心を入れ替える」のではなく、「生活習慣を入れ替える」

結論、これしかないということに落ち着いた。
心ではなく、生活習慣を入れ替える
失敗続きの中でかろうじて成功と呼べたのは、土日早朝の使い方で、これは「熊」がいなくなった今も続いているし、確かな自信と、そしてちょっとしたカラダの変化につながっている。細くなった腕も少しだけ戻ってきた。
 
一発逆転ホームランで何かすごいことをしても、その瞬間に心持ちは変わるが、またすぐに元に戻る。これは「心が入れ替わる」とは言わない。ちょっと高揚するだけだ。
1日の研修、数時間の会議、死にそうになりながら完走するウルトラマラソン。全部、一発逆転ホームランの類であり、心に揺らぎをつくる以上の効果はない。
 
変えるべきは、「生活習慣」だ。何時に起きるのか、何を食べるのか、何を考えるのか、何を見て、何を読むのか、誰と話すのか、どういう手順で仕事と向き合うのか。
毎日毎日繰り返されるそれこそが「生活習慣」であり、それによって人が成る。デブはデブなりの「生活習慣」を送っているし、マチョメンはマチョメンになるべくした「生活習慣」を送っている。
そうした二者が、例えば食べ物との向き合い方という心の面で全く異なる次元の思考をしているであろうことは、想像に難くない。
 
僕はフルマラソン4時間50分程度のタイムしか出せない「生活習慣」を送っていたのであり、心はそれに紐づいたレベルにしか到達していなかった。
一緒に走ったチームメイトは、それぞれ3時間20分代、3時間30分代を叩き出すための「生活習慣」をしており、またそれに伴った心を持っていた。
彼らは心が先行したのではない、「生活習慣」を先行させることで、それにふさわしい心を手に入れた。「今回は、最後まで出し尽くしましたジェイ」と言ったチームメイト「J」の言葉を聞いたときに、
「ああ、俺は出し尽くすところまでもいけてなかったな・・・」
と半ば絶望したものである。
 
サブ4を連発していたときは確かに出し尽くせていた。ウルトラマラソンを完走したとき、アイアンマンを完走したとき、「出し尽くす」のは当たり前だった。
ただ今回は、出し尽くす前に心が折れた。分かりやすくポキンと折れた。「生活習慣」によって、心の強さも決まるということがよく分かった。
てことでマラソンシーズンが続くので、土日早朝6時の皇居ランは続けまふ。
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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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