ラオウを目指す羅王のブログ

退かぬ、媚びぬ、省みぬ!我が生涯に一片の悔いなし!!!

嵐が活動休止を発表した件について #1473

time 2019/01/27


 

毎年出場している勝田全国マラソンに今年も出て惨敗(4時間48分)となった帰り道、衝撃的なニュースが飛び込んできた。嵐の活動休止である。

国民的アイドルの2020年での活動休止宣言はお茶の間の衝撃として伝えられた本件に関して、軽くネットをザッピングしてみたところ、リーダーの大野くん(知らなかったけれど同い年)の言葉が目についた。

「自由な生活がしてみたい」

読んだ瞬間、心の底から「おつかれさま」という気持ちが湧いてきた。嵐のファンを自負するほどではない程度の興味しかないからそう言えるのかもしれないけれど、活動休止宣言に関しては「よく言ったな、エライ!」と100%ポジティブに感じた。 

 

「自由な生活がしてみたい」とは、有名でもなんでもない僕には全く想像もつかない言葉だけれど、大野くんにとっては多分長年抱えていた本音だったのだろう。売れているがゆえの有名税と言えばそれまでながら、コンビニに行く、ファミレスでごはんを食べる、彼女といちゃいちゃするなどの「自由」すらも手に入らなかった人生というのは、一体どれほど窮屈なものだったのだろう。

有名な人相手になら何を言っても何をしても良いという今の残念な風潮からすると、タンを吐いても泥酔しても駐禁を犯しても叩かれてしまう。その程度のこと、民間人でも普通にするのにとんでもない量の批判を浴びてしまう。嵐レベルになると、テレビでちょっとしたイライラを見せてしまったり、汚い言葉を使ったりするだけで、大変なことになってしまう。

エルサが魔法の力が強すぎて自由な生活ができず城に閉じ込められてしまったように、大野くんはじめ嵐のメンバーも芸能界のトップアイドルという「魔法」を持っていたがために、人生の半分以上の期間を自由とは無縁に生きてきた。

ここらでそろそろ、解放してあげるのも、消費者としての優しさなんじゃないだろうかと思ったわけ。

 

もちろん、活動休止(=ほぼ解散)したからといって、大野くんはじめ嵐レベルの芸能人がすぐに完全な自由を手に入れられるわけではない。相変わらず飲食店では騒がれるだろうし、会えばサインくれとも言われるだろう。

それでも、嵐のメンバーとしての”Must”に生きるのではなく、大野くん自身の人生としての”Want”に沿って生きる方が、本人にとってはよほど幸せだろうし、海外ひとり旅でも釣りでも飲み会でのバカ騒ぎでも、今までできなかったことをぜひ堪能してもらいたいと思う。

芸能人になったから売れてる限りは役割を全うし続けるべきだろうというのは、消費者の傲慢な押し付けに過ぎない。

 

この件でふと思い出したのは、他のジャニーズについてだった。

SMAPは事務所の勢力争いが顕在化する形で骨肉の争いとなり、今や見る影もない。TOKIOは山口メンバーがやらかしたおかげで、音楽活動の再開の見込みは薄い。他のジャニーズも未成年飲酒や脱退騒動で、ジャニーズという生態系自体が危機に瀕している印象がある。

そんななか、嵐は20年に渡って致命的なスキャンダルがなかった。傲慢だとか、チャラいとか、遊ぶというイメージもない。大して嵐に詳しいわけではないけれど、紅白の司会にしても「嵐に任せておけば大丈夫」という空気感は僕でも感じる。これってとってもすごいことなんじゃないだろうか。

 

そして同時に思う。

我々消費者は、どれだけ嵐にクリーンであることを求め続けたのだろうか、と。スキャンダルが続出する芸能界にあって、最後の聖域とでも呼べるようなポジションにいた嵐に、どれだけの不自由を課していたのだろうかと。

一挙手一投足、言葉の端々に至るまで完璧であることを求められ、それに応え続けてきた大野くんたちが、残りの人生を自由に生きたいと願う。それは人間の願望としてとても当たり前のことのように思える。いやむしろ少し遅かったぐらいじゃなかろうか。

 

また今ひとつの見方として、今回の活動休止宣言は、芸能界のみならずいわゆる世間一般で言うところの引退のお手本そのもののように僕には映る。

人間、良いところと悪いところは半分半分てのがせいぜいなところだと思う。完璧に見えてきた嵐も、ゆくゆくはいろんな悪いところが出てきたはずだ。SMAPしかり、TOKIOしかりで、しかし問題は結局その最後の悪いところを以って、「あのグループって残念だったよね」という印象を持つのが消費者だということだ。

事実、僕はあれだけ青春時代に僕の脳内で幅を利かせていたSMAPやTOKIOに対して、その功績の大きさにも関わらず残念な印象しかない。数十年の活動履歴のうち、半々どころか良いところが90%、残り10%だけちょっとやっちゃっただけのはずなのに、残念ながらトータルの評価はかなりマイナスに振れている。

自分勝手だなぁとは自分でも思うが、これが芸能人に対する消費者心理である。ゆくゆく相続争いでもされようものなら、台無しである。

 

その意味で、他に頼れるスターがいなくなり、自身も唯一無二の全盛期を迎えている嵐が今の時点で引退を宣言することは、人生戦略としてもとても賢い選択に思える。

20年間穴がなかっただけでも驚きではあるが、ここから先はいくら嵐といえど穴がボコボコ出てくるはず。40代のおっさんたちの目が濁ってくるのは、人生で線路の枕木のごとく現れる穴に翻弄され、疲れが出てくるからだ。嵐と言えども例外ではないだろうし、彼らの登っている山の高さからすると、滑落リスクは膨大に思える。

ならばとここで退くというのなら、それはおそらく一番賢い選択となるのじゃないだろうか。

とまれ、活動休止を宣言したメンバーにおつかれさまを言いたいと同時に、その勇気というか、引き際に敬意を評したい。

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世知辛い世紀末にこのエントリを読んでいただいたことを感謝します。
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羅王(AKBとも呼ぶ修羅も多いです)

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