「私をスキーに連れてって」

と1号機が言うので、日帰りスキーに行ってきた。行ってきました日帰りスキーの聖地、GALA湯沢。2号機とはよく遊んでいるのだが、1号機は小学生にあるまじき忙しさなのでなかなか一緒に時間を過ごせていない。というかこっちが遊んでもらえてない。

明後日は学校が休みだからどうにかせいといきなり2日前に言うもんだから調整が大変だったが、このままだと二十歳まではお風呂に一緒に入ってくれなさそうなので、今のうちにということで1日デートすることにした。


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大人1名子ども1名で1日4万円の遊び

朝6時半に家を出て7時の上越新幹線に乗って家に19時に帰ってきて家族で晩御飯という完璧なスケジュールで動いたこの日。ざっくりかかった金額は4万円ほどだった。
内訳は以下。

往復新幹線代:17500円(早割とか直前すぎて不可)
1日リフト券:6200円(親子パック)
スキーレンタル:11000円(1号機ウェア以外全部レンタル、同じく早割不可)
GALA温泉:2100円
合計:36800円
昼食代飲み物代おやつ代入れてざっくり4万円なり。

タイ!!!イタすぎる!!!

なんか自宅付近の家族では「ウチは毎週行ってるよ」なんて家もあるのだが、こんなん毎週行ってたら破産するわい。ウェアも道具も持ってないのが悪いんだけど、エセミニマリストを自称する身としては、なるべくモノは持ちたくない。いい感じにGALAのサブスクリプションにハマった感じ。

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ようやく一緒に楽しめるようになってきた

過去数回スキースクールに放り込んだこともあり、いつのまにかかなりスキーに慣れていた1号機。板を持つ姿もサマになってきている。


 
リフトに乗せてみると、もういっぱしのスキーヤー。


 
アップもそこそこに滑り始めた1号機は、まだボーゲンではあるが全く斜面を恐れることなく、グングン進んでいく。ちょっと前まで僕が抱えて滑っていたのに、驚きの上達。やっぱり子どもはすごい。僕がある程度何も気にしないで滑っても、そう遅れずについてくる。やるでねーか。

とある上級コースのコブ斜面に差し掛かったときに「やめとこう、危ないから(怪我させたら俺が怒られるし・・・)」と言ったら、

「やってみないとわかんないじゃん。」

と父親を一喝。中上級ぐらい?ではあるがコブはまだまだ全然ダメな僕を差し置いて、ボーゲンでガンガン滑っていってしまった。普段企業研修では挑戦の大事さを散々話しているくせに、こういうところでもたつくのが僕のよくないところ。子どもに学ぶことは多い。

午前午後で合計15本ほどを滑って終了。初心者コースだけじゃなく、中級、そして上級コースまで手を出してしまったが全然平気だった1号機。最後は一緒にGALA温泉に入って1日デートが終了。

 

1日一緒にやってみて思ったのが、

親子で一緒にできるって超楽しい!

ということであった。なかなか他の競技だとフィジカルの差がありすぎて一緒にはできないし、勉強にしても何にしても基本はこちらが教える側になる。教えることの喜びを別とすれば、正直プレイヤーとしてはあまり面白くない。テニスを一緒にやっても、ほぼ何も出すことなく終わる。まぁ当たり前と言えば当たり前だけど。

ただ少なくともスキーに関しては、僕自身がプレイヤーとして楽しめるまでに、1号機が上達してきてくれたことを心から嬉しく思った。上下の関係ではなく、並列の関係で楽しめるということ。これは普通に暮らしているとなかなか持てない時間なので、すごく貴重だった。

今後は、スキー以外にはたとえば校内マラソン対策で一緒に走るなど、親子ながら切磋琢磨できることを一緒にやっていきたい。グングン背中から迫ってくるこの感じがたまらなく楽しいと感じた1日だった。

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スキーと人生の共通点

さて、(正しい方の)パパ活ついでにそれっぽいことをちょっとだけ書いておくと、スキーと人生は似ているなと改めて思った。スキーにおいては、ヘリコプターに乗って山の頂上から深雪の上を滑降するとかでなければ、基本的に前に重心をかけるのが正解となる。よく初心者が膝をブーツにおしつけて!とか言われているアレだ。

特にスピードが出れば出るほど、本能的には怖いので後ろ重心になりがちなのだけれど、これが典型的な罠。後ろ重心になるとさらにスピードは増し、板は制御しづらくなり、そしてちょっとした雪だまりに触れると吹っ飛ぶ。正解は前に重心をかけて板に乗り続けることなのに、これがなかなかスピード次第で怖さのあまりできなくなる。

怖いと思えば思うほど、本能に逆らって前のめりになること。これが、スキーにおける要諦となる。これができるとコケてたところでコケなくなり、スピードを自分でコントロールできるようになり、そしてスキーを自分のものにすることができる。
 

これは人生も同様で、チャレンジする際やトラブルの時など、どうしても姿勢として後傾してしまいがちである。いきなり「100kmマラソン出ませんか?」とか言われると思わず「うぉ!」と仰け反って色々できない言い訳をしてしまうし、「これ、どないなっとんねん!」というクレームが来たら、「はぅぅ」と目を背けて穴に篭りたくなってしまう。

しかしここでのポイントは、スキー同様前傾すること。前のめりになること。これが正解である。本能は確かに逃げることを推奨してくるけれども、そんなのは原始時代の習慣の名残であって、現代では恐怖はそこまで合理的な感情ではない。しかるべきチャレンジならした方が絶対に良いし、トラブルならさっさと解決しないとさらに燃え広がる。

自分のコンフォートなキャパ範囲外のことが起きたときに前のめりになれるのか、後傾してしまうのか。これによって人生のどれだけの部分をコントロールできる人間になるかは、ほぼ決まってしまうと個人的には思っている。といってもなかなか人生の本番でそれを試行錯誤するのもツライので、まずはということでスキーをしながら自分の生体反応を探る、というのも一つのやり方だと思う。

スキーでスピードが出るとマジで怖い。それでもぐっと前のめりになる。少なくともそうしようと練習する。しかし失敗する。それでもなんども繰り返す。これだけで、人生を切り開くGood tipsが手に入るのであります。本能を理性で制することができるようになると強い。

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